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片寄 信子 院長

KATAYOSE NOBUKO

お1人お1人の悩みに寄り添い
お口と全身の健康をサポートする

大学卒業後、神奈川県内の歯科医院で経験を重ねる。幅広い症例に携わり、スキルを高めて、「宮前平駅」そばに開業。

片寄 信子 院長

片寄 信子 院長

かたよせ歯科医院

川崎市宮前区/土橋/宮前平駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

理系の頭脳と手先の器用さをいかして、歯科医師に

片寄 信子 院長

もともと理系で手先も器用でしたので、高校時代に進路を決める際には、理学部か薬学部か、歯学部に行こうと考えていたんです。理系と言えば「医学部」も挙がると思いますが、医学部は人の命に関わるという点でプレッシャーを感じてしまいまして、選択肢には入れず(笑)、三つの学部の中でも、手先の器用さを活かせるだろうと考えた結果、歯学部に進みました。
広島の大学に進んだのですが、大学卒業後はこちらに戻ってきまして、相模原市の歯科医院に勤務医としてお世話になりました。数年勤務した後、「そろそろ独立したらどうだろう?」と周囲の方に後押しして頂き、とんとんと開業が決まってこちらに来たわけです。それが1993年の5月のことですから、「かたよせ歯科医院」も18年目になります。

精密な診査・診断を心がけ、患者さんのお口の中を一番よい状態に

片寄 信子 院長

「患者さんにとって、(お口の中が)一番良い状態でいられるようにする」ということでしょうか。痛みを取るだけでなく、悪くなった原因を探って治療後のホームケアの方法やアドバイスをさせて頂いています。また、歯周病などの感染症は病気ですから、患者さんが気付いていらっしゃらないのなら、早く気付かせてあげたいですし、それ以上悪くなる前に食い止めてあげたい、少しでも良い状態に戻してあげたいと思っています。気付かずに放っておいて、大切な歯を失うことになっては残念ですからね。きちんとした診査診断をし、私たちが一早く口腔内のトラブルに気付いてお伝えすることで、患者さんがお口の健康を維持できるように心がけています。

草創期を見て来たからこそ、質の高いインプラント治療をご提供する

片寄 信子 院長

私たちの年代は、インプラントが出始めたものの、失敗が多かった頃をみている年代なんですね。当時は「インプラント」と一言で言っても、色々な形が混沌としていて、混沌としているが故に失敗も多かったんです。ですから、「インプラント=怖いもの」というイメージがある中で私は大学を卒業しました。そのため、私がインプラントに取り掛かったのも、卒業後すぐではなく、ほんの10年程前のことなんですよ。長く触れずにきたインプラントでしたが、歯をなくした患者さんが入れ歯を入れても、入れ歯だけでは噛む力に耐えられません。周囲の歯への負担も多く、「もしここに歯が一本あればなぁ」と考えた際には、やはりインプラントの必要性を感じずにはいられませんでした。ですが、近所にインプラントを専門的にやって下さる先生はいらっしゃいませんでしたから、「じゃぁ私がやろう」と、「私のところに来てくれた患者さんだけは何とかしてあげなくては」と、本格的に学ぶことを決めたんです。幸い、大学の同級生で、今でもインプラントのインストラクターを海外でもするような優秀な人たちがいたので、教えてもらいながら腕を磨くことができました。
今の若い先生たちはインプラントがまともに機能するようになってから大学を卒業しているので、卒業後すぐにインプラントに取りかかっている人も多いようですね。ですが、やる人が増えすぎてインプラント以外のことを疎かにしている部分も見受けられます。例えば、隣に酷い歯があるとか、歯周病のケアをしていないのにとにかくインプラントとか。それではあまりにも患者さんが可哀想ですよね。私たちは失敗をみてきた年代。インプラントを怖がってから始めているので、慎重に慎重を重ねて、万全を期してインプラントを施しています。
患者さんが見極めるのは難しいことかもしれませんが、金額の低さや短期間の治療というだけで医院を決めるのではなく、患者さん自身も慎重に決めて欲しいですね。

お口の中の細菌が全身疾患につながる、「歯周病」とは

歯周病は自覚症状がなく進行する病気なので、治療を始める頃には重症な場合がほとんどです。程度の差はありますが、35歳以上の80%の方は歯周病にかかっているとも言われているんですよ。
歯周病の細菌は、糖尿病、動脈硬化、心疾患、肺炎、早産などを引き起こし、悪化させる要因になる場合もあります。具体的には、歯周病の細菌を誤って飲み込むことで肺炎になったり、歯周病で出血するということは、血管が破れているわけですから、そこから血液の中に細菌が入り込むことで血の塊ができ、梗塞を引き起こしてしまうとかですね。これは私が直接見たわけではないのですが、脳梗塞の原因となった血の塊を調べたら、7割の割合で歯周病の細菌が発見されたとも聞いています。原因が歯周病だとははっきり証明されていませんが、7割という割合を考えれば、何らかの要因になっていたと考えても不思議ではありませんよね。お口の病気である歯周病が、体全体に及ぼす影響を考えると、早期発見・早期治療で、悪化することを食い止めて欲しいと思います。
また、歯周病は遺伝ではありませんが、家族間で感染するケースが多く、10代の子供たちでも歯周病になってしまう(若年性歯周病)ことがあるんですよ。ホームケアも重要ですが、定期的な検診も行い、予防に努めて欲しいですね。

これから受診される患者さんへ

綺麗な歯は自信に繋がります。毎日のホームケアはもちろんですが、定期検診も忘れずに、きちんとしたケアで自分の歯を守ってくれる人が増えると嬉しいですね。自分の歯を大切に思い、お口の健康が体の健康に繋がることを感じて頂きたいと思います。これからも地域の皆様のお口の悩み相談に乗り、問題の解決に力を尽くして行きますので、宜しくお願い致します。

※上記記事は2011年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

片寄 信子 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味・特技:彫金(アクセサリー作り)
  • 好きな本:角田光代、恩田陸、伊坂幸太郎
  • 好きな言葉・座右の銘:ケ・セラ・セラ
  • 好きな音楽:クラシック、ジャズ
  • 好きな場所・観光地:温泉

グラフで見る『片寄 信子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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