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斉藤 善司 院長

SAITO ZENJI

愛着のある地域に根差して
お1人お1人に最善の歯科治療を提供する

大学卒業後、勤務医として幅広い症例を経験。1982年、「二子新地駅」そばに開業。

斉藤 善司 院長

斉藤 善司 院長

斉藤歯科医院

川崎市高津区/二子/二子新地駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科

自分の特性をいかせる歯科医療を通して、地域の医療に貢献する

斉藤 善司 院長

わたしはこの場所で生まれたのですが、土地柄、地元の消防団などの地域の活動が活発でした。火事や事故があると、取るものもとりあえず駆けつけて声かけをし、手助けをすることが当たり前の環境で育ちました。ですので、子供ながらに「人の役に立つ仕事」を一生の仕事として選びたいと思っていました。こうした漠然とした思いを持ちながら過ごしていたのですが、高校のとき心を交わすことができる生物の先生と出会い、人間の体の構造に興味を持ちました。そのとき人体全般の健康の「礎」になる「歯の健康」についても興味を抱いたため、歯科に進もうと考えました。もともと機械いじりなど細かい作業が好きでしたので、このような特性も活かした職業に就きたかったのです。
こちらで開業しましたのは、やはり幼い頃から慣れ親しんだこの場所で、みなさんの健康に貢献したかったからです。2年前の東北大震災を契機に、近年は健康維持以外にも地域のために役立つことはできないかと考え、連絡を取り合う手段や有用な情報発信について検討してきました。趣味のアマチュア無線ですが、災害時の「ライフライン」となるよう、歯科医師会では無線のコミュニティを作ろうという気運も高まっています。そして当院のホームページでも、県や区の行事、保健所・自治体主催の健康イベント・セミナーの情報を発信するようにしています。今年はもっと積極的に情報をお伝えしていきたいと考えています。

ケア・マネージャーならではのスキルをもって、訪問診療にも力を注ぐ

斉藤 善司 院長

ケア・マネージャーの資格は2000年ごろ取得しました。実はその頃に、高齢化を見越してわたしにどんなことができるか、考え始めていたのです。ご高齢で来院できない患者さんが増えてくるのであれば、当然これからは積極的に外に出ていく歯科医のニーズがあると思いました。
最近は携帯できるポータブルユニットがあり、治療器具のない患者さんのおうちでも治療ができます。歯科医師会で組織だったレンタル・システムがあり、携帯して診療に出かける仕組みがあるのです。脚がご不自由、または「寝たきり」になってしまったなど、外出が困難な患者さんにご好評をいただいています。

患者さんに適した治療プラン作成を可能にする「唾液検査」とは

斉藤 善司 院長

この検査では、口の中の細菌の量や唾液の性状を簡易的にチェックします。このデータを元に、患者さんの治療プログラムを考えるのです。たとえば、虫歯菌の数が多い方や唾液中の性状が低下している方は虫歯になりやすいため、ご来院いただく頻度を多くします。反対に菌が少ない、あるいは唾液の性状の良い方は来院頻度が少なくてもかまいません。ご来院の計画だけではなく、ブラッシングや食事の内容についても、指導させていただいています。

環境面においても治療面においても「ストレス・フリー」を心がける

一番気を遣っていることは、治療ならびに歯科医院全体を「ストレス・フリー」にすることです。まず建物ですが、車椅子の患者さんもらくらく入れるよう、診療スペースをゆったりとり天井も高くしました。特に天井を高く取った理由は、わたしが長身であることから患者さんに視覚的に圧迫感を感じさせるのではないか、と考えたためです。
次に診療環境ですが、リラックスして過ごしていただくために医院全体にアロマを充満させ、椅子に座られた患者さんの目に人形や置物以外のものが入らないようにしています。最近は、若い方の中に治療器具を見て貧血を起こされる方もいらっしゃいますから、なおさら怖がらせない環境づくりが肝要になっています。
また当院には、緊急時のサポート用にAED(自動体外式除細動器)を置いているほか、わたし自身に心肺蘇生法の心得があります。幸いAEDの出番はまだありませんが、この装置はよくできていまして、ふたを開けると音声で使い方を指導してくれます。資格を持たない一般の方も使いやすい仕組みになっています。
わたしのリフレッシュ方法は多摩川周辺のウォーキングと、京都旅行です。京都は春夏秋冬すべてのシーズンに訪れることができました。何度訪れても興味の尽きない街ですので、最低でも1年に1回は行きたいと考えています。あとは箱根、伊豆など1泊で帰ってこられる場所への旅行です。長期に休むわけにはいきませんから、自然と近場に出向くことが多くなります。

これから受診される患者さんへ

患者さんと「息の長いお付き合い」をさせていただければ、幸いです。「痛みがなくなったらおしまい」という治療は行っておりませんし、患者さんお1人ごとに体質と症状を多角的に把握していますので、きめの細かいケアやメンテナンスをさせていただいています。症状が進まないよう、定期的に脚を運んでいただきたいと思います。また基礎疾患を抱えた患者さんにも、ご来院しやすい設備を整えていますので、お気軽にお越しください。

※上記記事は2013年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

斉藤 善司 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味・特技:ウォーキング、旅行、アマチュア無線
  • 好きな本・愛読書:伊集院静氏の著書をはじめとするエッセイ 最近読んだものは「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子著、幻冬舎)
  • 好きな映画:「最強のふたり」(仏ゴーモン、2011年)「ザ・メンタリスト」(米CBS制作、2008年~)
  • 好きな言葉・座右の銘:一所懸命
  • 好きな音楽・アーティスト:癒し系のピアノ・ジャズ 最近はビジー・アデールのものをよくかけています
  • 好きな場所・観光地:京都

グラフで見る『斉藤 善司 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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