宮川歯科医院
川崎市中原区/木月/元住吉駅
- 歯科
- 小児歯科
- 歯科口腔外科
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宮川 譲次 院長への独自インタビュー
よりよい医療提供のため、常にアンテナを張ってきた40年
貿易商として自営で商いを営んでいた父の教育方針は、「手に職をつけなさい」というものでした。確かな技術があれば、食べていくのに困りません。大変な時代を生き抜いてきた父の言葉は重く、年齢を重ねるごとにより実感するようになりました。いよいよ進路選択をする際に、どこに住んでいても、またいくつになってもやっていける職業として歯科医師を選びました。叔父がすでに歯科医師として働いていましたので、よいロール・モデルだったのかもしれません。
東京歯科大学を卒業した後は、医局の保存修復学講座でさらに研究を進め、丸の内パレスホテル内の歯科医院で3年半ほどの修業期間を経て、生まれ育った元住吉で1977年に開業しました。
開業当初は、患者さんの診療をしながら歯科経営の基盤を築かねばならず、忙しい日々が過ぎていきました。しかし40歳になり当院の経営が軌道に乗ってきましたころ、診療をしながらほかの勉強もしたいと考えるようになりました。友人がたまたま栃木県の獨協医科大学で法医学の仕事をしておりまして、そちらでお手伝いをする機会がありました。大変興味深い学問分野で夢中になり、友人も「このまま研究を進めてみては?」と進言してくれたため、そのまま研究活動を続け1998年に博士号を取得することができました。現在も東邦大学医学部に籍を置き、学会に参加して勉強を続けています。
歯科の分野でも、よりよい医療提供のために常にアンテナを張っています。現在は、素材も道具も開発が進み、本当に良い時代になりました。
診療方針は、「安全で安心な診療」。ご不安の解消が一番の願い
診療方針は、「安全で安心な診療」です。当たり前のことではありますが、滅菌・除菌を徹底し、院内感染の要因除去に努めています。当院は高齢者が多いため、とりわけ細心の注意を払わなければなりません。
また元住吉で生まれ育ったわたしとともに年齢を重ねてきたみなさんが、安心して受診できるかかりつけ医であることも大切であると考えています。来院された患者さんが不安を解消し、笑顔で帰宅されることが願いです。
先ほども申し上げました通り、先端の歯科医療の勉強も休まず進めています。その目的は、今どんな治療方法があり、どんな先生と連携をしたらよいか情報を蓄積するためです。わたし自身が大掛かりな外科手術を執り行うことはもうありません。しかしながら、インプラントをはじめとする専門治療のエキスパートと知り合いになっておけば、こうした治療を望む患者さんに適切な医療機関をご案内できます。
また今通常されている患者さんご自身が歩行困難になっても、訪問診療でしっかりとケアさせていただいています。患者さんの「ご安心」につながることを、ひとつでも多く続けていきたいと考えています。