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安西 美加 院長

MIKA ANZAI

女性ドクターによるきめ細かやかな対応。患者さんファーストの診療を心がけて

鶴見大学歯学部卒業後、同大学第二歯科保存学教室に在籍。その後、町田市内の歯科医院にて14年間副院長として常勤勤務。2013年9月に『美加デンタルクリニック』を開院(「京急川崎駅」から徒歩2分、JR「川崎駅」北口から徒歩4分)。

安西 美加 院長

安西 美加 院長

美加デンタルクリニック

川崎市川崎区/砂子/川崎駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

14年間の勤務経験を生かし、地元である川崎にクリニックを開業

安西 美加 院長

子どもの頃から、物を作ること、絵を描くことが好きでした。父が医療職に従事し、兄妹から従姉妹まで、すべてが医療関係の仕事に携わっていた環境もあって、自然と医療の道を志していたのですが、中で歯科は、見た目と申しましょうか、審美的な要素がその人の生活に大きく影響すると考えたことから、この道を選んだのです。

鶴見大学歯学部卒業後は母校の第二歯科保存学教室に在籍し、主に根管治療の研鑽に励み、その後、町田市内の歯科医院に長くお世話になってきました。そちらの院長先生は当時、60歳近いお年だったと思いますが、精力的に歯科の幅広い分野を手がけておられました。私も先生の影響を受け、抜歯を含む外科、矯正、歯周病にインプラント等々、あらゆる分野の治療に携わらせていただきました。幸いなことに多くのことを学べる環境にありましたので、途中で勤務先を変えるといったことは考えていませんでしたね。加えて、患者さんを長く診ていけるという点も魅力でした。10年単位、それ以上のスパンで患者さんのお口がどう変化していくのか、あるいは維持していけるか、ということを見続けたいと考えたのです。2013年に自身のクリニックを開業しましたが、ありがたいことに開業当初から通っていただいてる患者さんも多くいらっしゃいます。その方々から「安心して任せられる」というお声を数多く頂戴しており、以前の勤務先での経験が役立っていると感じています。

何よりも診断が大切

安西 美加 院長

診療においては、診断がまず第一です。患者さんは診断を聞きにいらしてると思いますので、データを採得したのち、知識と経験に基づいて正確な診断を行い、お伝えするようにしています。その上で治療の方法を患者さんと共に考え、出来る限りご希望に沿った方針を決めていくことになります。

当院は、看護師さんやドクターなど、医療従事者の患者さんが多いことも特徴と言えるかもしれません。地理的なものもあるかもしれませんが、当院の治療に対する姿勢を評価いただいている部分もあるのではないでしょうか。

歯周病のトータルケアを提供

安西 美加 院長

比較的年齢が高めの方だけではなく、20代半ばの方であっても「口をゆすぐと血が出るから見て欲しい」といったような、歯周病が疑われる患者さんが増えています。歯周病は汚れだけが原因とは限りませんが、歯科領域で最も重要なのがプラークコントロールと呼ばれるものであり、細菌の除去が大切です。当院では国家資格を有する歯科衛生士が中心となり、お口周りのチェックからスケーリング、そしてブラッシングの指導まで専門的なケアを行なっています。奥歯に関しては、歯と歯の汚れが年単位で残っていると、まだ若く抵抗力があったとしても歯周病に罹患するリスクが高まります。定期的に歯科医院を受診する習慣を身につけていただき、歯周病の予防に努めていただきたいと思います。

女性ドクターならではのきめ細やかな対応と「きれい」を提供

セラミックを望まれる患者さんは年を追うごとに増えてきている印象があります。ご支持いただいてる理由としては、単に形を変え、色を変えるというだけの治療ではなく、笑った時のスマイルラインを意識した治療が好評をいただいているのではないでしょうか。正面から見た場合、斜めから見た場合、様々な角度から見たスマイルラインを考慮し、施術しているのは特徴と言えるでしょう。
冒頭、「絵を描くのが好き」と申しましたが、「描く」というより、実は「色を付ける」ことが好きなんですね(笑)。それを考えて絵を描いてきたわけではありませんが、幼い頃から絵を描き、色の感覚を磨いてきたことが、歯の自然な色合いを決めていく面でも役に立っているのかもしれません。
セラミックを望まれる患者さんは30代前後の方が多いのですが、当院の場合、60代以降の患者さんが多いことも特徴です。歯が変わると、身にまとうもの、雰囲気まで変わっていきます。お口元をきれいにすることで生活の質も上向くことになれば、それはまた私にとってもうれしいことですね。

これから受診される患者さんへ

このほど、在宅歯科医療相談員という資格を取得しました。在宅診療の希望のある患者さんのお宅に伺い、実際に治療をしていく上での様々なノウハウを学んだものですが、ここには介護保険等の制度的な知識も含まれます。今後、これまで通院されていた方が様々な理由で歯科医院に通えなくなるということも十分に考えられます。その際、制度的なものも含めて、しっかりケアをしていきたいと考えています。

昨今、「口腔フレイル」と言い、お口の機能の低下がご高齢の方を中心に目立つようになってきています。痛くなった歯を治すことは大事ですが、お口周りの筋力を含め、ご自身の歯でいつまでも美味しく食事を楽しんでいただけるようにお手伝いすることが私たちの大切な役割です。「痛い」時はもちろんのこと、「いつもと違う」「ちょっと不安が」という時はどうぞお近くの歯科医院に足をお運びください。
最後に、お忙しいとは思うのですが、小さなお子さんのお口の状態は常に目をかけてあげていただければと思います。生えてきたばかりの永久歯はフッ素の取り込みが多く虫歯予防に効果的ですので、フッ素塗布は欠かさず受けていただきたいですね。

※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

安西 美加 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県川崎市
  • 出身大学:鶴見大学歯学部
  • 趣味:つくること(料理.etc.)
  • 好きなこと:絵を描くこと、ピアノ演奏
  • 好きな観光地:京都、奈良
  • 好きな言葉:「百花」

安西 美加 院長から聞いた
『むし歯[う蝕・カリエス]』

う蝕(むし歯)の原因菌について

ミュータンス菌、ラクトバシラス菌など、う蝕は複数の菌種からなる、う蝕関連細菌叢が作ります。細菌が生産する菌対外高分子物質はプラークマトリックス(基質)として微生物を包み込み歯面に硬く付着し酸を内包します。なかなか落ちないプラークは歯面に強固に付着できるマトリックスでできています。マトリックスはプラーク内での唾液の侵入を防ぎ、内部の酸が中和されないようにする一方、唾液中の発酵性糖質をプラーク内に取り込み、プラーク全体に拡散させ細菌の栄養素にしています。

う蝕の原因菌は発酵性糖質を摂取して酸を産生します。その酸性度によりエナメル質ではPH5.5で脱灰、象牙質ではPH6.0から6.5で脱灰が発生します。
一方で唾液中のカルシウムイオン、リン酸イオンは歯質に取り込まれ、ハイドロキシアパタイト結晶を修復します(再石灰化反応)。

う蝕はこの2つの反応バランスが崩れ、脱灰反応が再石灰化反応を上回った時に発生しますが、ハイドロキシアパタイト(歯の結晶)にフッ化物イオンが取り込まれるとフルオロアパタイトが形成され、フッ化物によって酸に溶けにくい歯質になります。

グラフで見る『安西 美加 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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