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中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長

MASANORI NAKANO &  YOHEI NAKANO

長期的な視点で健康を守り、歯を通じて豊かな人生となるようプロフェッショナルがサポート

【中野 昌則 院長】
東京歯科大学歯学部卒業。同大学水道橋病院 入局。わらび駅前歯科、仲見世通り歯科に勤務。1997年に『なかの歯科』を開業(各線「川崎駅」より徒歩7分)。

【中野 陽平 副院長】
東京歯科大学歯学部卒業。研修を経て『なかの歯科』副院長に就任。

中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長

中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長

なかの歯科

川崎市川崎区/東田町/川崎駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科

父と子が力を合わせて地域のために

中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長

【中野 陽平 副院長】
細かな作業だったり、何かを作る、ということが好きだったのです。加えて歯科医師である父の姿を見て育ったことで自然とこの道を志すようになっていました。東京歯科大学卒業後は研修を経て、2年前より父と診療を共にすることになったのです。

【中野 昌則 院長】
幼少期より父から「世の中に必要とされる仕事をするように」と教えられて育ちました。父は工業用高圧釜の設計を手掛ける会社を起業していましたが、私はその道を選ばず、歯科医師としての道を選びました。そのきっかけは、出身高校に歯医者の親御さんを持つ同級生が多くいたことで彼らの進路に影響を受けたからです。

1997年に『なかの歯科』を開院いたしました。外の看板は2023年の末に架け替えまして、床なども随時取り替えています。息子(副院長)が帰ってくるにあたって、色々と「今時の歯医者さんとしては……」と苦言を呈されたんですね。ただ、待合室だけは褒められました(笑)。南国のイメージでこしらえた受付と待合のスペースについては、開業当時のままです。

歯の悪循環のサイクルを脱するために

中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長

【中野 昌則 院長】
歯を長持ちさせるには、悪くなった要因をすべて明らかにし、取り除いていかなければまた病気が起こることになります。例えば砂糖の摂取が原因であれば生活習慣を見直していただかなければなりませんし、奥歯を失ったまま放置していると必ず周囲の歯に負担がかかり、歯周病等の要因になりますので、しっかりとした元の噛み合わせに戻していく必要があります。原因から追求し、お口全体を診ていく必要があるのです。

【中野 陽平 副院長】
悪くなってしまう負の循環を止めるというイメージでしょうか。すでに病気が起きてしまっている方については、噛み合わせも含め、全体を診て手を加えていく必要があります。同時に、歯ブラシの仕方に代表されるご自身のケアを見つめ直す必要もあります。1つひとつ確実にステップを踏んでいくことが重要なのです。

残っている歯に負担をかけないためのインプラントという選択肢

中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長

【中野 陽平 副院長】
不幸にも奥歯を失った方については、インプラント治療を推奨しています。ブリッジの場合、健康な歯を削ることになりますし、入れ歯は他の歯にバネを掛けますので、こちらも健康な歯に負担をかけてしまうことになります。周囲の歯に負担をかけず、しっかりと奥歯で噛んでもらうようするためにはインプラントが最良と言えるのです。

【中野 昌則 院長】
残っている歯を守り、噛み合わせを取り戻すために、必要な箇所に必要な数のインプラントを入れる、ということですね。その際重要なのは、インプラントの対となる歯に対してもケアを行うことです。せっかくインプラントを入れたのに、「またインプラントを入れなきゃいけないの?」といったようなトラブルは絶対に避けなければなりません。それは事前の診断の際に、ケアできることですので。残存歯が残るように、しっかりとした治療計画を立て、患者さんがそれを理解し、ご納得いただいてから治療を進めていくことが大切なのです。

説得ではなく納得。患者さん自身が歯みがきがうまく出来ているかどうかをチェック

【中野 昌則 院長】
むし歯や歯周病の治療を進める際は、並行してブラッシングの指導を歯科衛生士が中心となって進めていきます。当院では、担当歯科衛生士制を採用しています。と言いますのも、ブラッシングの指導は1回で完結するものではないからです。前回お話しした内容を踏まえ、ブラッシングがちゃんとできているかをチェックし、次の指導に生かしていく。ブラッシングがある程度の段階まで到達したら、実際の歯の治療を進めていくことになります。ここでは大きなディスプレイでどこに汚れが残り、どこがうまく磨けているかを患者さんにご覧いただきます。こちらが指摘するのではなく、ご自身で歯茎を見ることができるよう患者さんを育てていくのです。説得ではなく納得。私たちが一方的に説明をして終わりではなく、患者さんが自らチェックして納得して日々のブラッシングに励んでいただくことが重要なのです。

これから受診される患者さんへ

【中野 陽平 副院長】
患者さんの中にも「あまり人に教えたくない」という方がいらっしゃいます。歯医者さんは苦労して見つけるものと仰って(苦笑)。私から言うのもおこがましいですが、それだけの価値がある歯科医院であると自負しています。お口のことで悩みを抱えている方は、どうぞ一度相談にいらしてください。

【中野 昌則 院長】
歯みがきになぜそこまでこだわらなければいけないかをご実感いただけると思います。本やネットで見ただけではわからない、歯みがきの奥深さと大切さをご理解いただけるでしょう。自覚症状がなくとも、まずはお口のチェックのために当院を訪れていただければと思います。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長 MEMO

  • 出身地:[院長]東京都 [副院長]神奈川県
  • 出身大学:[院長・副院長]東京歯科大学
  • 趣味・特技:[院長]水泳、料理、音楽鑑賞 [副院長]スキー、音楽鑑賞
  • 好きな音楽:[院長]スムースジャズ [副院長]邦ロック、洋楽
  • 好きな場所・観光地:[院長]軽井沢、南の国 [副院長]雪山
  • 好きな言葉・座右の銘:[院長]「誠実」 [副院長]「謹厳実直」

中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長から聞いた
『歯根膜炎』

歯根膜炎とは、歯の“捻挫”

歯根膜は歯の根元と歯槽骨とを結びつけている組織で、歯周靭帯とも言われています。ここに炎症が起こった時に歯根膜炎という診断が付けられます。
症状としては、噛んだ時に痛い、というものが顕著なもので、要因として外的な力が加わるもの、細菌性のもの、薬剤によるものに分けられます。外的な力とは、例えば歯ぎしりや固いものを噛んだ際に歯根膜が損傷することによって生ずるものです。細菌性とは、菌が神経の中に侵食し、歯根膜に達すると噛んだ際に痛みを感じるようになります。細菌性の場合、根管治療を行うことで自然と歯根膜炎の症状も消えていくことになります。化学的な薬剤によるものとは、根管治療の際に入れたお薬が外に出てきてしまった場合に起こりうるものです。こちらについては治りにくいケースがありますので、詳細に診ていく必要があります。
イメージとしては、捻挫を想像されるとわかりやすいかもしれません。捻挫は、靭帯に力が加わり、靭帯の組織が損傷することで起こる現象です。捻挫は日に日に改善していきますよね。歯根膜炎も同様で傷ついた歯周靭帯は安静に保つことで自然と治っていきます。ただし、噛み合わせなどの不具合があり、歯周靭帯を損傷する要因が残っていると回復には時間がかかります。

グラフで見る『中野 昌則 院長 & 中野 陽平 副院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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