牟田歯科医院

牟田 哲 院長への独自インタビュー

地域で50年以上親しまれる歯科医院を継承

牟田歯科医院は私の曽祖父が開院し、私で4代目になります。自宅近くにで診療を開始した医院は、駅ビルに診療場所を移し、開院から50年以上になります。小さい時から常に身近だった歯科医師の道を選んだことは、自然なことだったかもしれません。実は子どものころは歯科治療が怖かったんですが、父に治療をしてもらい怖さが逆に父への尊敬に変わりました。同じ歯科医師という立場で、私も患者さんに適した治療を行う歯科医師になれればと思っています。
昭和大学卒業後は長野にある歯科医院で勤務。総勢40名近くのスタッフがいる歯科医院でした。院長先生は大変厳しい方でしたが、医療技術はもちろんですが、歯科医師として大切な心構えも教えていただきました。歯一本からお口全体を、お口からお一人の患者さんとして診なくてはいけないという教えを今でも思い出します。その後、牟田歯科医院で副院長として診療をおこなっています（JR川崎駅東口直結 アトレ川崎8F）。

入りやすく、プライバシーにも配慮した院内

当院は駅ビルの改装を機に2014年、6階から8階へ移転しリニューアルしました。内装だけでなく治療ユニットやレントゲンも全て一新。2017年には歯科用のCT設備も導入して、最新の治療機器を揃えています。
移転の際に大切にしたのは、オープンな雰囲気にすることです。歯科医院に行くのは抵抗がある方もいらっしゃると考え、外装はガラス張りにして外から受付の雰囲気が分かるようにしました。
反対に治療を受ける診察室は半個室の作りにして、以前よりもプライバシーに配慮しています。それぞれの間隔をゆったりとって、隣の患者さんと近くならないように気をつけました。お子さん連れの方や女性の患者さんも多いので、キッズスペースやパウダーコーナーも完備しています。平日・土曜は夜8時まで、日曜・祝日は夕方5時まで診療。商業施設内にあることもあり、患者さんはお子さんからご高齢の方まで幅広い世代の方に来ていただいています。この地域にお住まいの方やお勤めをされている方がほとんどですね。私の代になってからは新しく受診される方や、私と同じ年代の方も増えてていますが、父や祖父の代から通ってくださる方も多く、とてもありがたく感じています。祖父が何十年も前に治療した修復物を目にすることもあり、歴史を感じることもありますね。
当院の診療科目は歯科一般から矯正、インプラントまで幅広くおこなっています。虫歯や歯の修復などのほか、長く通っていただいている方はメンテナンンスのために来てくださる方が多いですが、駅ビルの中という立地上、歯の痛みや歯の詰め物が取れたなど、急な症状でみえる方も少なくありません。まずは痛みを取るなど気になることを解決することに全力を尽くしますが、治療後もドクターと歯科衛生士が協力して患者さんのお口のケアをおこなっています。

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