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荒川 英之 院長

HIDEYUKI ARAKAWA

「患者さんが最も幸せになれる治療」とは何かを常に問い続け、患者さんが受けて「良かった」と思える正しい治療を提供

鶴見大学歯学部 卒業。同大学歯学部附属病院 勤務。神奈川県内一般歯科・インプラントクリニックに勤務。2025年1月6日、『黒川@歯科』院長に就任(小田急多摩線「黒川駅」より徒歩1分)。

荒川 英之 院長

荒川 英之 院長

黒川@歯科(黒川アット歯科)

川崎市麻生区/黒川/黒川駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

「行きたくない」場所から、「行きたくなる」歯医者さんに

荒川 英之 院長

歯の治療はパズルのような一面があります。状況を見て、組み立て、足していくを繰り返して完成する。その過程に面白みを見出したのです。インプラントの治療は特にその傾向が強いかもしれません。私の以前の勤務先はインプラントセンターでした。一般歯科はもちろんですが、インプラントでお困りの方がたくさんいらしていたのです。インプラント治療を扱えるようになれば治療の幅が飛躍的に広がります。矯正もしかりですが、選択肢としてインプラントがあることは、今後の歯科治療において重要になってくるでしょう。

『黒川@歯科』は2025年1月6日に開院いたしました。院内はキッズスペースを広めにとり、UFOキャッチャーも置いてあります。これは非常に珍しいですよね。お子さんは歯医者さんに行きたくないものだと思うんですね。遊びに来るではありませんが、それがむしろ「行きたい」となるような楽しい歯医者さんにしていければと思っています。

患者さんが最も幸せになれる治療を提供していきたい

荒川 英之 院長

患者さんおひとりおひとりにご希望があるわけですので、お口の状況に合わせ、最適な治療を提案していくと共に、個々の患者さんのご希望や事情に合わせ、治療を選択していくことになります。その際、根本となるのが、自分の家族や友人に対して提供するものを患者さんに、という考えです。自分の大切な人に対して、疑問符が残るような治療はしませんよね。それを患者さんにという考えが根本にあり、結果、患者さんが最も幸せになれる治療を提供していきたいと思っています。

それを実現するには様々な選択肢があることが重要です。当院は保険診療を軸としていますが、プラスアルファの選択肢の1つとして、インプラント治療があります。例えば歯が一本もない方を対象したオールオン4やオールオン6といった治療も可能としており、インプラントを打つための骨が十分にない方のための骨造成もおこなっています。これはインプラントセンターで培ってきた技術であり、その点は当院の強みの1つと考えています。

痛みへの配慮にも注力し、敷居の低い歯医者さんを目指して

荒川 英之 院長

麻酔の前には表面にお薬を事前に塗布、あるいはシールを貼り、十分に表面を痺れさせたのち、針を入れていきます。その針のサイズも髪の毛よりも細いサイズのものを使用し、かつ、手動ではなく、電動の注射器を用いてゆっくりと人肌に温めた液を入れていきます。痛みは液が中に入って圧力がかかった時に起こるものですので、電動で一定の速度で入れてあげることで、ほとんど痛みを感じることなく治療がおこなえるのです。歯医者さんが苦手な方は麻酔が苦手という方が非常に多いわけですので、その点は細心の配慮をおこなっています。

この春(2025年4月を予定)からは麻酔認定医の監修のもと、静脈内鎮静法も望まれる方に対しておこなっていきます。大腸カメラで鎮静を受けた方もいらっしゃると思いますが、それと同様にウトウトした状態で治療が可能になるものです。寝て、覚めたら治療が全部終わっていることになりますので、特に歯科恐怖症の方、あるいはインプラントの手術に対して恐怖心のある方にとって有用な選択肢となるでしょう。一回これを経験されると、ほとんどの方が次回も希望されますね。

患者さんの多様なニーズに応えるため、多くの選択肢をご用意

口腔内スキャナーを活用したマウスピース型装置を用いた矯正もおこなっています。マウスピースはワイヤーを用いたいわゆる本格矯正に比べ、その適用範囲が狭い面がありますので、顎の厚みや葉の大きさを計算し、適用外の方にはワイヤーによる矯正も提供しています。

この他に特色としてあげられるものに、歯ぎしりや食いしばりの強い方を対象としたボツリヌス治療(ボトックス治療)があります。歯ぎしりや食いしばりは誰にもあるものですが、その力があまりに強いと、歯が割れたり、砕けたりする要因となります。保険診療ではマウスピースや噛み合わせの治療によって調整をおこなっていきますが、比較するとボトックスは即効性のある選択肢と言えるでしょう。顎の筋肉にボトックスを入れてあげると筋肉量が抑制され、症状の改善が期待できるのです。歯ぎしりや食いしばりの過剰な力は、歯そのものへのダメージに加え、歯ぐきや顎の関節にも大きな影響を与えます。その抑止であり、新たな治療の選択肢としてのボトックス治療なのです。

これから受診される患者さんへ

歯医者さんを「怖い」と思われている方は少なくないでしょう。過去に「なんでこんなになるまで放っておいたの」と怒られた経験を持つ方もいらっしゃるかもしれません。当院では怒ることなど当然ありませんし、私も含め、すべてのスタッフが優しく接していくことをモットーとしていますのでご安心ください。通いやすく、話しやすい歯医者さんを目指していきますので、お口のことで何か気になることがありましたら、何なりとご相談ください。

※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

荒川 英之 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:鶴見大学歯学部
  • 趣味:テニス、オーディオ
  • 好きなこと:「歯の治療の勉強」
  • 好きな観光地:熱海
  • 好きな言葉:「一生勉強」

荒川 英之 院長から聞いた
『インプラント周囲炎』

インプラント周囲粘膜炎の段階で適切なケアをすることが大切

インプラントがむし歯になることはありませんが、歯周病(インプラント周囲炎)のリスクは残ります。自分の歯であれば血流がありますので免疫がありますが、金属の塊であるインプラントには当然それがありません。むしろ免疫が働かないために、自分の歯よりも歯周病のリスクは高まると考えていいでしょう。
インプラントの周囲に菌がたまり、蓄積していくと、やがて炎症を起こして腫れを伴い、インプラントの周囲の骨が溶け、最後にはグラグラと不安定な状態となります。通常、病気の進行はゆっくりとしたものですが、中には急性的に進んでいくケースもあります。菌が入って腫れてしまっているわけですので、その場合には痛みも伴いますし、触ると出血したり、膿が出ることもあるのです。
インプラントは、骨の中に入っている下部構造と、歯ぐきの上に出ている上部構造とに分かれます。周囲炎であることが認められれば、上部構造を外し、インプラント本体だけの状態にして徹底的に汚れを取り除き、洗浄を行います。これにより、改善を図っていくのです。
インプラント周囲炎という言葉はメジャーになりましたが、その前段階としてインプラント周囲粘膜炎という病態があります。この段階で手を打つことが大切で、定期的なメンテナンスによって早期に発見し、セルフケアを含めたケアを行うことが重要になってきます。

グラフで見る『荒川 英之 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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