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近藤 元 院長

GEN KONDO

高い専門性が求められる“口腔外科”に特化した歯科クリニック。豊富な知識と経験をいかして質の高い医療を提供する

奥羽大学歯学部卒業後、研修を経て昭和大学 歯学部顎口腔疾患制御外科学教室へ。大学病院で6年にわたり経験を積んだ後、仁厚会病院(厚木市)口腔外科に17年間勤務。2024年7月、地元である厚木市中町にて開業。

近藤 元 院長

近藤 元 院長

こんどう歯科口腔外科

厚木市/中町/本厚木駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科

口腔外科を専門に経験を積み、生まれ育った地元に開業

近藤 元 院長

私は代々続く医療家系の生まれで、本家の曾祖父(近藤通四郎)は厚木の地に初めて歯科医院を開設し、厚木歯科医師会の初代会長を務めたと聞いています。厚木に古くからお住まいの方の中には『近藤歯科』をご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。父と祖父は内科医なのですが私自身は外科系に興味があり、手先が器用だったこともあって歯科の中でも口腔外科を専門にしました。
福島県にある奥羽大学歯学部卒業後は昭和大学の口腔外科に籍を置き、研鑽を積みました。昭和大学は顎変形症手術において国内トップクラスの症例数を誇り、私自身も手術に加えて親知らずの抜歯、粘膜疾患や顎関節症の治療などさまざまな症例を担当しました。大学病院ならではの専門的な治療を担当すると同時に、恩師から歯科医師としての心構えをご指導いただくなど、6年間にわたり貴重な経験をさせていただきました。

充実した設備を備えた口腔外科専門歯科クリニック

近藤 元 院長

同じ厚木市にある仁厚会病院に17年間勤務した後、『こんどう歯科口腔外科』を開設したのは2024年7月でした。これまで20数年にわたって大学病院や総合病院の口腔外科で診療してきた経験を踏まえて、地域の中で専門性の高い診療をご提供したいと考えています。大学病院などは患者数が多く飽和状態になっていますので、大きな病院の受け皿となり、他の歯科クリニックと連携させていただきながら、地域の患者さんを地域の中で診られるようにしたいという希望を持っています。
大学病院などと同等レベルの診療を行うために導入しているのが、世界基準の滅菌システムであり、歯科用CTです。当院は世界でもっとも厳しいとされるヨーロッパ規格をクリアした“クラスB”滅菌器を導入しており、治療で使用した器具類は必ず、使用するごとに滅菌処理を施しています。一方の歯科用CTはお口の中を立体的に撮影できるため、診断・治療の精度を大きく向上してくれるものです。高い専門性が求められるインプラント治療なども安心してお任せいただければと思います。

専門的な知識と経験を踏まえ、地域の中で質の高い医療を提供

近藤 元 院長

かつて私が勤務した昭和大学は、口腔がん、親知らずの抜歯、摂食嚥下リハビリテーション、顎関節症、口内炎や舌痛症などの粘膜疾患の治療も全て口腔外科が担当していました。最近になって“口腔内科”という新たな領域が誕生しましたけれど、お口のさまざまな症状に対して、内科と外科の両方からアプローチできる点が口腔外科医としての強みです。本来であれば入院したうえで手術を行うような症例も、当院であれば日帰りでの手術をご提案できるかもしれません。
「自分の親族を診るつもりで患者さんに対応するように」――これはかつての恩師からいただいた言葉であり、私が大切にしている歯科医師としての姿勢です。治療前には患者さんに対して分かりやすく丁寧な説明を行うことを徹底し、患者さんの理解が十分でない状態で治療を進めることはありませんのでご安心ください。

豊富な経験とネットワークをいかして幅広いニーズに対応する

大学病院や総合病院に勤務していた頃は、医科のドクターと連携して治療を行う場面が多くありました。開業したとはいえ今も医科と連携できる体制があり、静脈内鎮静法によってウトウトと眠ったような状態で治療を受けていただくことも可能です。
実は私の妹が麻酔科の医師をしており、必要があれば診療をサポートしてもらえる環境にあります。また内科医の父は東洋医学に精通しており、顎関節症に対する鍼治療をご提供することも検討中です。今後はこれまでに築いてきた地域のネットワークをいかしつつ、家族の協力も得ながら、個々の患者さんに適した治療をご提供したいと考えています。長く病院勤務をしていた経験をいかして、障害者歯科にも対応しておりますのでご相談ください。

これから受診される患者さん・地域の開業医の先生方へ

難症例の抜歯などは設備が整った大学病院などで行われることが一般的ですが、当院であれば大学病院と同等レベルの治療を行うことが可能です。地域の患者さんに当院の存在を知っていただくのはもちろんですが、開業医の先生方にも口腔外科領域の症例でお困りのときにはお気軽にご相談いただきたいと思います。もちろん患者さんの治療経過はきちんと共有させていただきますし、治療が終わればかかりつけの先生のもとへ患者さんをお戻しします。地域の患者さんを地域の中で支えていくという考えのもとに協力し合えればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

※上記記事は2024年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

近藤 元 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:奥羽大学
  • 趣味:釣り、ゴルフ
  • 好きな観光地:札幌
  • 座右の銘:「為せば成る」

近藤 元 院長から聞いた
『歯性上顎洞炎』

上顎のインプラント治療を行う際は「歯性上顎洞炎」に注意

上顎洞炎(じょうがくどうえん)は副鼻腔(鼻の空洞部分)に炎症が生じる病気で、鼻に原因がある鼻性上顎洞炎、歯が原因となる歯性上顎洞炎とがあります。歯性上顎洞炎の場合はむし歯や歯周病の治療をせず放置していたために、上顎洞に細菌が入り込んで炎症を起こすことによって発症します。

症状としては患部や頭部に腫れがみられるほか、目の下や鼻の横に鈍い痛みを感じることがあります。また歯に刺激を与えると上顎洞まで痛みが広がることも、歯性上顎洞炎の特徴です。治療では抗生物質が使用されることが一般的で、内服薬によって症状の改善が期待できます。しかし完治しないまま症状を繰り返すことも多く、耳鼻咽喉科と連携して手術が行われるケースもあります。

最近はインプラント治療に伴う歯性上顎洞炎が多く報告されています。上顎のインプラント治療を行う際には、事前に十分な診査診断を行ったうえで治療をする必要があるでしょう。

グラフで見る『近藤 元 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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