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伊藤 陽子 院長

ITO YOKO

糖尿病診療を中心に内科全般に幅広く対応。医師、看護師、管理栄養士など多職種によるチーム医療を実践

金沢大学医学部卒業。同大学旧第二内科へ入局し、代謝内分泌内科を専門に経験を積む。昭和大学藤が丘病院にて5年、相模原協同病院で10年にわたり経験を積み、総合内科・代謝内分泌内科の副部長を務める。2020年4月『上溝つつじ糖尿病内科』の院長に就任。(JR相模線「上溝駅」より徒歩8分)

伊藤 陽子 院長

伊藤 陽子 院長

上溝つつじ糖尿病内科

相模原市中央区/陽光台/上溝駅

  • ●内科
  • ●糖尿病内科
  • ●内分泌内科
  • ●代謝内科

糖尿病をはじめ内科全般に幅広く対応し、地域住民の健康をサポート

伊藤 陽子 院長

金沢大学医学部を卒業し、医師になってからこれまで一貫して糖尿病や内分泌疾患の診療にあたってきました。前職の相模原協同病院は地域の基幹病院であり、初診で来院される患者さんも多くいらっしゃいました。日常的な病気からがん、救急など幅広い症例に携わり、充実した日々を過ごす一方で、患者さんを長くお待たせすることを心苦しく思っていたんですね。患者さんにとってより身近な場所で、患者さんに寄り添いながら診療していきたいと考えていたところ、こちらの院長にとのお声がけをいただきました。
『上溝つつじ糖尿病内科』は愛川町にある『愛川つつじ糖尿病内科』、相模原市にある『橋本つつじ糖尿病内科』を運営する医療法人芙蓉会が開いた分院です。糖尿病をはじめとした生活習慣病の診療を柱に、日常的な体調不良など内科全般に幅広く対応することにより、地域のみなさまの健康をしっかり支えていきたいと考えています。

「療養相談」で患者さんと情報を共有し、適切な治療につなげる

伊藤 陽子 院長

糖尿病は初期に自覚症状がないものの、高血糖の状態が続くと手足のしびれ、視力の低下などがみられ、動脈硬化によって脳卒中のリスクが高まったり、腎機能が低下して人工透析が必要になったりします。また、糖尿病は生涯にわたって付き合っていく慢性疾患であり、お薬による治療に加えて食事・運動など生活習慣の改善が欠かせません。こうした背景を踏まえて当院では、医師、管理栄養士、看護師などがチームとなって患者さんの健康を支えています。
当院の糖尿病診療の大きな特徴は、医師による診療に加えて専門スタッフによる「療養相談」を取り入れていることです。糖尿病診療においては、指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を上手にコントロールすることが重要であり、通院ごとに血液検査などをして、検査結果に基づいた適切な治療を行うことが大事になります。当院では血糖・HbA1c測定器や生化学検査機器などを導入し、その日のうちに結果をお伝えできる体制を整えておりますが、患者さんには検査の結果が出るまで少々お待ちいただく必要があるんですね。この待ち時間を利用して、管理栄養士が食生活のアドバイスをしたり、看護師が患者さんの疑問や不安にお答えしたりしているのが療養相談です。医師には話しにくいこと、質問しにくいことなども、お気軽にご相談いただければと思います。

医師、看護師、管理栄養士……多職種によるチーム医療を実践

伊藤 陽子 院長

管理栄養士や看護師による療養相談は医師の診療前に、診察室とは別に設けたカウンセリングルームで行います。繰り返しになりますが、糖尿病診療ではお薬による治療に加えてバランスのよい食事や適度な運動を心がけていただく必要がありますので、どのような食事をとって、どのくらい運動しているかといったことをヒアリングして、一人一人に適した治療を行うことがとても大事です。
糖尿病をはじめとした生活習慣病の治療は、患者さんの生活環境やライフステージによっても治療方針が異なってくるため、一人一人とゆっくり向き合える療養相談は医療側にとっても有意義な時間になっていると思います。私自身も診療の際は専門用語などを使わず分かりやすい言葉でお話し、時には絵や図を用いてご説明するなどして、患者さんの理解を深めたいと思っています。

患者さんに寄り添い、オーダーメイドの「食事指導」を行う

診療の際は、患者さんの体重やどんな食事を召し上がっているのかなどを必ず確認するようにしています。患者さんの中には「いつの間にか食べてしまっている」という方もいらっしゃるため、間食は1日1回まで、80kcal程度のものを就寝3時間前までに食べることなどをご指導することが多いでしょうか。もしも間食でカロリーを取り過ぎてしまった場合には、その後の2日間はおやつを我慢していただくなど、無理なく続けられるようなアドバイスを心がけています。
個人的にも糖尿病患者さんに役立つ情報をリサーチしていて、スーパーに買い物に出かけた時などは、お惣菜やお弁当、代表的なお菓子のカロリーをチェックして、患者さんへのアドバイスに役立てています。たとえば、一人暮らしの高齢患者さんにスーパーのお惣菜で献立を組み立てるコツをお伝えしたり、コンビニで買えるおすすめアイテムをご紹介したり。患者さん一人一人に合った情報を発信できるのは、チーム医療を実践している当院ならではのことだと思います。

これから受診される患者さんへ

当院では「主として糖尿病、生活習慣病の患者さまに最善の医療を提供し、健康寿命を延ばすことで社会に貢献する」ことを理念に掲げ、一人一人に寄り添いつつ病気の早期発見・早期介入に努めています。糖尿病は早期発見・早期購入によって、合併症の発症予防・進行防止が期待できるため、ぜひ年に一度の定期検診を心がけましょう。
私は糖尿病専門医(日本糖尿病学会)のほかに総合内科専門医(日本内科学会)などの資格も持っておりますので、「何科にかかったらいいかな?」と迷うような症状も遠慮なくご相談ください。地域の医療の最初の窓口として、近隣クリニックや基幹病院と連携しながら、患者さんの健康を見守っていきたいと思います。


※上記記事は2023年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

伊藤 陽子 院長 MEMO

  • 出身大学:金沢大学

グラフで見る『伊藤 陽子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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