小澤 剛 院長
TSUYOSHI OZAWA
「美容医療をもっと身近に」
「アンチエイジングよりグッドエイジングを」
杏林大学医学部 卒業。同大学付属病院形成外科・美容外科に入局。東京警察病院、東京西徳洲会病院を経て、アンデュースキンケアクリニック&スパ 院長に就任。2018年5月、『ラコスタ辻堂スキンクリニック』を開院(JR東海道線「辻堂駅」北口より徒歩4分)。

小澤 剛 院長
ラコスタ辻堂スキンクリニック
藤沢市/辻堂神台/辻堂駅
- ●美容皮膚科
- ●形成外科
- ●皮膚科
美容医療をもっと身近に

私が医師を志したのは、高校時代に親が病気を患ったことがきっかけでした。そのとき担当してくださった医師の姿を見て、「人の役に立つ素晴らしい仕事だ」と心に刻まれました。もともと何かを作ったり、手を動かすことが好きだったこともあり、医学部に進学後に出会った形成外科の分野は、自分に合っていると感じたのです。
杏林大学医学部を卒業後、大学附属病院で形成外科・美容外科に入局し、さらに東京警察病院や東京西徳洲会病院で経験を重ねました。外傷の治療や顔の骨折、切断指の再接着、先天奇形の手術、乳房再建、褥瘡治療など、多岐にわたる症例を担当し、形成外科医としての基礎を築いていきました。その一方で、美容外科の手技にも触れる機会があり、自身が培ってきた外傷や縫合技術が美容医療に直結することを実感したのです。
2013年には美容皮膚科クリニックの院長を務める機会をいただき、年間約1万人の患者さんを診療してきました。そこでは、美容医療が「初めて」という方と多く出会いました。「興味はあったけれど踏み出せなかった」「メニューが多すぎて何を選べばよいのかわからない」――そんな声を多く耳にし、患者さんの不安を丁寧に解きほぐすことが自分の役割だと感じたのです。そして2018年、「自分が本当にやりたい医療を、自分の責任で提供したい」という思いから、『ラコスタ辻堂スキンクリニック』を開院しました。
初めて美容医療を受ける方に寄り添う姿勢

当院に訪れる患者さんの多くは、美容医療を初めて体験される方々です。年齢層としては30代後半から50代半ばが中心ですが、実際には10代のニキビ治療や、お子さんを連れて来院される親御さんなど、幅広い世代に対応しています。
「美容医療は敷居が高い」「高額で特別な人だけのもの」という印象を持たれている方は少なくありません。そのため当院では、医師が責任をもってカウンセリングを行い、一人ひとりの希望やご予算に合わせた治療を提案しています。必要のない施術を勧めることはありませんし、最小限の治療でも効果を実感していただけるよう工夫しています。
実際、美容医療に対して「怖い」「無理に勧められるのでは」と不安を抱えている方も多いのですが、来院後には「思ったよりも気軽に相談できた」「もっと早く来ればよかった」と言っていただけることが多くあります。私にとっては、美容医療を通して患者さんが少しでも前向きな気持ちになり、日常を楽しんでいただけることが何よりの喜びです。
「アンチエイジング」よりも「グッドエイジング」を

美容医療にはさまざまな考え方があります。大きな変化を求めて劇的に若返ることを目指す方もいれば、自然な範囲での改善を希望される方もいます。私自身は、後者の「無理のない変化」を大切にしています。
「アンチエイジング」という言葉には、どうしても「年齢に逆らう」というニュアンスがあります。私はむしろ「グッドエイジング」、つまり自然な年の重ね方をサポートする考え方がしっくりきます。たとえば60歳の方が20歳若返る必要はないと思いますし、ほんの少し若々しく見えるだけで、気持ちが明るくなり、笑顔が増える――そのくらいの変化が一番自然で、長く続けられるケアになるのではないでしょうか。
美容医療は「特別なイベント」ではなく、歯科や内科のように定期的に通う「かかりつけ医」のような存在であるべきだと考えています。年齢を重ねるごとに必要なケアは変わっていきます。その都度、患者さんの状況に合わせた無理のない治療を提供し、長く寄り添える存在でありたいと思っています。
「シミ」「しわ」「たるみ」から、「ニキビ」「ホクロ」まで幅広く
当院で最も多いご相談は「シミ」「しわ」「たるみ」です。特にニーズが高いのは光治療によるシミ治療で、ダウンタイムが少なく日常生活に支障をきたさないため、多くの患者さんに選ばれています。一方で、ニキビやホクロの治療も当院の特徴のひとつです。ニキビやホクロは年齢を問わず悩まれる方が多く、保険診療と自費治療の両面から対応できるようにしています。
また、当院では「続けやすさ」を大切にしています。高額なパッケージではなく、患者さんの生活スタイルや予算に応じて無理なく続けられるプランをご提案します。美容医療は一度きりの特別な体験ではなく、日常の延長として取り入れていただきたい。そのためにも、初めての方でも安心して通える環境づくりを心がけています。
これから受診される患者さんへ
美容医療は「特別な人だけのもの」ではありません。ちょっとしたシミやしわ、ニキビといった身近な悩みを解消するだけで、気持ちは驚くほど前向きになります。大きな変化を求めなくても、「少し良くなった」と感じられることが、生活の質を大きく高めるのです。
私は「美容医療をもっと身近に」という思いで、このクリニックを開きました。初めての方こそ、安心して相談できる場でありたい。その信念に基づき、ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、無理なく続けられる治療をご提案していきます。
「アンチエイジング」ではなく「グッドエイジング」。年齢に逆らうのではなく、自然に、健やかに年を重ねる。その過程を少しでも明るく、前向きにするお手伝いができればと願っています。これからも、皆さまの“美容のかかりつけ医”としてお役に立てるよう努めてまいります。
※上記記事は2025年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
小澤 剛 院長 MEMO
形成外科専門医
- 出身地:東京都
- 出身大学:杏林大学医学部
- 趣味・特技:山登り、家庭菜園
- 好きなスポーツ:ラグビー
- 好きな観光地:沖縄
- 座右の銘:「質実剛健」
小澤 剛 院長から聞いた
『しみ』
シミ(日光性色素班)と肝斑は治療が異なります
類似するものとして肝斑があります。20代後半~50代前半の日本人女性に多く見られ、両頬に地図のように広がる左右対称の色素班が特徴的です。原因は①紫外線、②お肌の刺激、③女性ホルモンが関与していて、夏場や生理前に濃くなる傾向にあります。治療は肌の炎症を抑えるトラネキサム酸の内服を基本として、トーニングレーザーやエレクトロポーションを併用して複数回行います。
シミと肝斑は治療方法が異なり、特に肝斑の場合は間違った治療で悪化する場合があります。医療機関で的確な診断を受けてから治療を行うことをお勧めしています。
小澤 剛 院長から聞いた
『たるみ』
たるみ治療には3つのアプローチ
いわゆる余分な皮膚を切り取る外科手術
ヒアルロン酸やボトックスなどの注射を用いたフィラー系治療
ハイフ(高密度焦点式超音波)や高周波、赤外線などを用いた照射系治療
手術は一度で大きな改善が望めますが、ダウンタイムや傷跡の問題があります。フィラー系治療は手術に比べダウンタイムは短く効果も手術に比べると短いですが、製剤の種類によっては半年から2年程度持続します。また気になる箇所をピンポイントで改善することも可能です。照射系治療は効果の持続時間は~半年と短く一度で大きな改善は望めませんが、ダウンタイムがなく定期的に照射する事で将来のたるみの予防につながります。
それぞれの治療法には得意分野やメリット・デメリットがあるので、医師と相談して最適な治療方法を見つけていただければと思います。
グラフで見る『小澤 剛 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION

ラコスタ辻堂スキンクリニック
小澤 剛 院長
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