畑山 年之 院長
TOSHIYUKI HATAKEYAMA
専門医による安心の内視鏡検査を提供。なんでも相談できる地域のかかりつけ医を目指して
昭和大学卒業。同大学藤が丘病院外科、横浜旭中央総合病院外科 勤務を経て、南多摩病院 外科部長を務める。2018年に『としクリニック』を開院。
畑山 年之 院長
としクリニック
平塚市/横内/宮山駅
- ●内科
- ●消化器内科
- ●肛門外科
生まれ育った街「平塚」で医療を通して役立っていきたい
小学校の「将来の夢」という文集には、すでに「外科医になりたい」と書いてありました。医者は、人のために働く貴い職業というイメージでした。外科医に憧れたのは、病という宿敵を手術という武器でやっつけるイメージがあったからです。実際に医師になって消化器外科を選んだのは、その幅広さでしょう。胃や大腸はもちろん、食道に肝臓と、消化器外科は扱う臓器が多岐にわたり、難しいぶん、やりがいを見出したのです。
2018年に『としクリニック』を開院いたしました。残りの医師人生を、生まれた街「平塚」の皆さんのため、医療を通じてお役に立てることを嬉しく思っています。
プロフェッショナルとして、決めることを恐れない
当院は、健診、風邪、高血圧、高脂血症など様々な方にご利用いただいております。最近では、消化器科、肛門科としての需要が増えてきました。柔軟な受け入れ態勢である一方で、必要に応じて適切な紹介先を用意しています。昨今は、あらゆる選択肢を提示し、患者さんに選んでいただくというスタンスが主流となっています。それは間違ってはいませんが、同時に、医療者としての責任を放棄するものであってはなりません。プロフェッショナルとして、どのような治療の道筋を辿るのが適切なのかを責任を持って提案させていただきます。
大腸の内視鏡は丁寧にゆっくり見ていく
お腹の診察は、まず触診から始まり、気になる点があれば積極的に超音波検査をおこないます。超音波は患者さんにとって負担の少ない検査ですし、様々な臓器の状態を把握することができます。その上で、さらなる検査が必要と判断した患者さんには内視鏡検査をお勧めしています。
私自身、痛みに弱く、怖がりなのです。だからということもあるでしょう、いかに辛くない検査を実現するかということに心を砕いてきました。例えばですが、私はカメラを入れる際、カメラ自体を回転させます。回転させることで、滑りが全く違ってくるんですね。長年培ってきたコツのようなものですが、これも、いかにして辛くなく、痛くない検査を可能にするため、試行錯誤の末に生まれたものです。
私見ですが、今の若い先生方は検査を1分でも早く終わらせるということに力点を置かれているように思えます。それに対し、私はできるだけ丁寧に見ることにこだわっており、驚かれるかもしれませんが、実はほとんどのケースでカメラを2回入れています。大腸が強く収縮するタイプの方は、見逃しが起こりやすいため、それを避けるべく始めたものです。実際には1回目に入れた時に形を整えながら見ていますので、2回目はさほどの時間はかかりません。2回見ることで、見逃す率を大幅に低くすることが可能になるのです。
わからない」ものを「わからない」と伝えることも大切
消化器を含めてのことになりますが、自分の分を超えるもの、クリニックでの対応が難しいものについては、すみやかに専門の医療機関や専門のドクターに紹介する形をとっています。私はわからないことについては、はっきりと「わからない」と患者さんにお伝えしています。その上で、適切な道をつけていくのです。医者が「わからない」と述べるのは、勇気のいることかもしれません。ですが、私としては、結果的にその方が幸せになればそれが優先されるべきと考えており、常に目の前の人の利益を考えてお話をしております。
これから受診される患者さんへ
胃も大腸も、癌を見つけるためには、内視鏡検査が欠かせません。しかし今だに多くの人が検査を敬遠なさるのは、「痛い」「怖い」というイメージをお持ちだからでしょう。当院では、患者さんに「辛い」と思わせるような検査はしておりません。1回、受けていただければ「こんなものなんだ」と思っていただけるでしょう。過去に検査で辛い思いをされた方、まだ一度も受けてないという方は、お気軽にご相談ください。
※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
畑山 年之 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県平塚市
- 趣味:ギター
- 好きな作家:重松清、白石一文、石原慎太郎
- 好きな映画:『パッチ・アダムス』『フォレスト・ガンプ』『グリーンマイル』
- 好きなアーティスト:TUBE、MISIA、平井堅、玉置浩二
- 好きな観光地:箱根
- 好きな言葉:「誰のせいでもない」
畑山 年之 院長から聞いた
『大腸ポリープ』
ポリープを早期に取り除くことで大腸がんは予防できる
大腸がんは、男女ともに日本人のがん死のトップスリーに入ります。ピロリ菌の除菌と、バリウムや胃カメラの普及で胃がんの死亡は激減しました。今度は大腸がんをやっつける番です。大腸がん検診は便潜血ですが、「最初から大腸カメラを受けること」を強くお勧めします。大腸がんにおけるピロリ菌がポリープです。大腸カメラを定期的に受けて、ポリープを早期に取ってしまいましょう。
グラフで見る『畑山 年之 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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