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平山 剛 院長

TSUYOSHI HIRAYAMA

地域のかかりつけ医(家庭医)として「安心して受けられる医療」を提供

北海道大学を卒業後、道内の病院に勤務、地方病院では一般内科医としての経験を積み、さらに専門性の高い病院で消化器疾患の診療にも従事。神奈川に転居後は渕野辺総合病院で10年間勤務。2022年に『ひらやま内科・内視鏡クリニック』を開院(東急田園都市線「藤が丘駅」より徒歩1分)。

平山 剛 院長

平山 剛 院長

ひらやま内科・内視鏡クリニック

横浜市青葉区/藤が丘/藤が丘駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●内視鏡内科
  • ●健診・検診

小さな頃に抱いた淡い想いを実現

平山 剛 院長

子供の頃は喘息を抱えていて、たびたび小児科の先生のお世話になっていました。「いつかお医者さんになりたい」。振り返りますと、その頃からそうした想いを持っていたのでしょう。ただ、周囲に医療関係者がいなかったこともあり、想いは漠然としたものから出ず、一旦は大学の農学部に進みました。その漠然とした想いが確かなカタチになっていったのは、大学3年生となり、就職活動を開始してからだったように思います。夢を実現すべく、逃げ道を断って受験勉強に励むようになり、ようやくスタートラインに立つことになったのです。
大学卒業後は北海道内の病院を周り、専門の消化器疾患の経験を積むのと並行して一般内科医としての修養を積んでまいりました。そして淵野辺総合病院で10年間勤務し、このほど『ひらやま内科・内視鏡クリニック』を開院するにいたりました。10年前から私はここ藤が丘で暮らしてきました。地域にお住いの方々のお役に少しでも立てればと思っています。

1人ひとりの方としっかりと向き合っていきたい

平山 剛 院長

内視鏡の検査についてはもちろんのこと、内科全般、お身体のことについて、なんでも相談していただけるようなクリニックを目指してまいります。特にご高齢の方については、あちらのクリニックも、こちらのクリニックも行ってとなると大変だと思うのです。情報を1つところに集約できることにもメリットがありますし、よほど専門性の高い病気でない限り、1つところで解決できるようにと考えています。大勢の中の1人ではなく、家庭医として1人ひとりの方としっかり誠実に向き合っていきます。

つらくない、選べる内視鏡検査

平山 剛 院長

鎮静剤を使えばつらくなくなるのは当然のこと。私が目指しているのは、鎮静剤を使わずともつらくない内視鏡検査です。例えば「車で来たい」という方もおられますし、検査が終わったあとの時間を「自由に使いたい」という方もいらっしゃることでしょう。実際、淵野辺の頃から拝見させていただいてる患者さんの多くは、鎮静剤を使わない内視鏡検査を希望されています。もちろん、鎮静剤を使いたいということでも結構ですし、患者さんに選択肢を提供する検査をおこなっていきます。
それから、これは些細なことかもしれませんが、「音」や「光」にも気を配っています。例えば、台を移動するとき、気をつけてないと「ガチャン」と音がするのですが、患者さんはびっくりされますよね。光もそうです。いくら眠くなるお薬を使っていても、煌々と明かりを点け、そばでぺちゃぺちゃ話されていると、患者さんは眠れないこともあるかと思うのです。私は北海道の札幌病院時代に、こうした医療者のマナーを学びました。一見、些細に思えることでも気を配り、患者さんに気持ち良く、安心して検査を受けていただければと思っています。

患者さんに“気づき”を提供するのも大切な役割の1つ

大事なことは、患者さんの訴えにとにかく耳を傾けること。時に、お話は病気とは無関係に思えることに飛んでしまうこともありますが、それが問題解決の端緒となることもあります。そこまでいくとカウンセリングのようですけども、クリニックの医師だからこそできることでもあると思うのです。
また、患者さんご自身が気づいていないことに目を配ることも大切です。例えば黄疸ですが、普段から見ているご自身やご家族もわからないことがあるんですね。そうしたことへの気づきを提供して差し上げられるのも家庭医ではないでしょうか。“気づき”という面では、病気への向き合い方もそうです。私が長年診てきた潰瘍性大腸炎という疾患は、症状がないのに便の検査で判明する方が少なくありません。症状がないわけですから、患者さんからすれば、「なんのためにお薬を飲むの?」となるのも、無理からぬことです。しかし、他の病気も同様ですが、今は症状がなくとも、そのままにしておけば悪くなっていくばかりという病気がたくさんあります。なぜこの治療が必要なのか、どうするべきなのか。時にお節介と思われようとも、患者さんの将来を考えて提言する。それが、家庭医のもう1つの役割と考えています。

患者さんに“気づき”を提供するのも大切な役割の1つ

「検診で気になる結果が出たけども、どうしたらいいものか」「血便が出たけども、あれはなんだったのか」 ご自分で解決するのが難しいことは多々あると思いますし、おひとりで悩まず、まずはご相談ください。それが病気であっても、病気ではなくとも、確かめることが大切です。お身体のことで何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

平山 剛 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:登山、自転車、ランニング、園芸、クラシック音楽鑑賞
  • 好きな映画:「『風と共に去りぬ』など、1930’s〜60’s代にかけてのクラシック映画」
  • 好きな音楽:クラシック
  • 座右の銘:「得意淡然失意泰然」
  • 好きな観光地:北海道、北アルプス・南アルプス、東北の山々、屋久島

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