松風台クリニック

塙 秀暁 院長への独自インタビュー

経済学部から医学部へ。消化器外科医として研鑽を積む

私は高校を卒業してそのまま医学部に進んだのではなくて、最初は都内の大学で経済を学んでいました。ところが在学中に祖父が胃がんになり、これをきっかけに「医療」というものに意識が向かったという感じでしょうか。それ以前にも、船医（船に乗って医療を行う医師）に関する書籍を読んで面白そうだと感じていたこともあり、思い切って大学を受験し直したのです。

自分の専門に外科を選んだのは、患者さんのあらゆる症状に対応できるゼネラリストになりたいと考えたからです。最先端の医療を行う大学病院で胃がんや食道がんの治療に携わる一方、週に数回は町のクリニックで外来診療や在宅医療を担当するなど、幅広く経験を重ねました。

内科・外科診療、内視鏡検査を柱に地域住民の健康をサポート

私が医師になって20年近く、これまで数多くのがん手術を担当し、内視鏡検査についてもスキルを磨いてきました。指導医という立場で他のドクターに教える場面も多くなり、自分が直接患者さんと関わる機会はだんだんと少なくなっていきました。しかしながら、私としては管理職的な役割を担うより、一人の医師として診療していきたいという気持ちがあり、クリニックを開業しようと決めました。最先端の医療に加え、在宅医療を含めた地域医療に携わってきた経験をいかして「地域のかかりつけ医」になることが今の目標です。

『松風台クリニック』では、内科と外科を幅広く診療しています。内科については、ちょっとした風邪や腹痛などでかかっていただくほか、高血圧をはじめとした生活習慣病や慢性疾患の管理、花粉症などもご相談ください。外科的な処置としては、粉瘤に対する日帰り手術をはじめ、火傷や切り傷の治療にも対応いたします。そして何より、苦痛の少ない内視鏡検査によって病気の早期発見に努め、地域のみなさまの健康をしっかり支えていきたいと考えています。

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