大澤 亮太 院長
RYOTA OSAWA
安全性・信頼度が高いTMS(反復経頭蓋磁気刺激法)を適切にご提供し、「本来あるべき姿」を取り戻すお手伝いを
山梨大学医学部卒業。国際医療福祉大学附属熱海病院にて初期臨床研修修了後、神奈川県内のメンタルクリニックに勤務し、産業医としての活動を開始。産業医業務の研鑽を積みながら横浜市内の精神科病院に勤務。2017年に内科・心療内科・精神科クリニックを開設。2020年に開設した『武蔵小杉こころみクリニック』と同じビル内に、新たに『東京横浜TMSクリニック』を開設(「武蔵小杉駅」東急南口3より徒歩4分)。
大澤 亮太 院長
東京横浜TMSクリニック・こすぎ神奈川院
川崎市中原区/小杉町/武蔵小杉駅
- ●精神科
- ●心療内科
未来ある若い世代に貢献したい…、その想いが精神科医としての原点
私は一度、文系の大学に進んだのですが、資格の勉強をきっかけに「仕事」について真剣に考えるようになりました。さまざまな仕事を知る中で、「医療」は自分がしたことがダイレクトに返ってくるイメージを受け、改めて医学部の門を叩こうと決めました。自分の専門に精神科を選んだのは、文系的な素養をいかせると感じたためです。精神科についてしっかり学ぼうと考え、初期研修の場には国際医療福祉大学付属熱海病院を選びました。研修では主に急性期医療に従事していましたが、とくに大きな影響を受けたのが「保健室の先生」というカリキュラムでした。学生さんは風邪などで保健室を利用する人が多いのですが、中にはメンタル的な問題を抱える人も多くいました。そのため、「これから社会に出ていこうとする若い世代に貢献したい」との想いから産業医について学ぶようになり、研修終了後は神奈川県内のメンタルクリニックにも籍を置きました。
その後、さらに体系的な学びの機会を求めて横浜市内の精神科病院に勤務し、心療内科・精神科系の医療情報サイトの運営をスタート。「自分が学び、まとめたものを発表する」という活動を通して志を同じくする人たちと出会い、2017年に元住吉に内科・心療内科・精神科のクリニックを開院しました。元住吉のクリニックは「心と体をトータルに診る」ことをコンセプトとしていましたが、患者さんの増加とともに心療内科・精神科の診療の枠を十分に取ることが難しくなってきました。そのため、より多くの人に、そしてより質の高い診療を実現するため、2020年に『武蔵小杉こころみクリニック』を開設。現在も初診の患者さんの診療はそちらでおこない、TMS治療に適性のある方を『東京横浜TMSクリニック』へご案内するという形を取っています。
TMS(反復経頭蓋磁気刺激法)治療の専門家が適切な医療を提供
『東京横浜TMSクリニック』は名前のとおり、うつをはじめとした精神疾患に対するTMS治療を専門におこなうクリニックです。TMS(反復経頭蓋磁気刺激法)は1980年代に欧米で研究がはじまり、2008年にはアメリカ・FDAの認可を受けました。日本はそれからしばらく遅れ、2019年にようやく保険診療が認可されたのですが、これが私にとって転機になりました。実は、国内におけるTMS治療は当初、美容クリニックが中心でした。私自身、自由診療による高額治療に対して懐疑的な見方をしていたのですが、その一方でTMS治療がうつの改善に効果的であることは間違いありませんでした。そのため、TMS治療が保険適用となったことを機に、適切な医療を適切な形でご提供していきたいと考え、東京横浜TMSクリニックの開業に至りました。
もちろん、薬物治療や心理療法も大切な治療法ですし、日々の診療はこれらをベースにおこなっています。しかし、こうした従来型のアプローチにTMSが加わることによって治療の選択肢が広がり、患者さん一人ひとりに適した治療方法をご提案できること。それこそが、私たちのクリニックの強みだと考えています。当クリニックは常に最新の知見を取り入れながら、TMS治療の専門家による安心の医療をご提供します。
安全性が高いTMSは、副作用の心配がなく短期集中治療が可能
TMSは、従来のようなお薬による治療や臨床心理士によるカウンセリングなどとは全く異なる治療法です。磁気を利用してピンポイントで電気刺激を脳に当てることにより、うつなどの症状を改善しようというものです。お薬を使わない治療のため、授乳中や妊活中などでお薬の副作用に不安がある方にも治療を受けていただけること、短期間に集中して治療できることが特長です。磁気の強さ・一回の治療時間などは患者さんごとに異なりますが、治療期間は最短で2週間ほど。お仕事をなさっている方でも休職をせず、有給休暇を消化する程度で治療を終えることも不可能ではありません。
これら大きく2つのメリットに加えて、私が何よりもお伝えしたいのがTMS治療の安全性の高さです。「磁気を利用して電気の刺激を与える治療」などと聞くと、どことなく怖いイメージがあるかもしれません。しかし、TMSはこれまでの電気療法とは全く異なるメカニズムであり、何らかの副反応があらわれる確率は9万分の1程度であると報告されています。リスクに対して治療効果は明らかで、さらに再発率の低さも報告されています。こうした高い安全性や治療効果を踏まえて、私自身も自信を持って治療できていますし、適切な医療を適切な形でご提供することにより、患者さんにも安心して治療を受けていただきたいと思っています。
TMSが標準治療になる日を目指して
TMS治療の保険診療が認可されたものの、保険適用のためのハードルはまだまだ高いと言わざるを得ません。診察の結果、もしもTMS治療が有効だと判断する場合には、当院では自費診療となります。しかしながら、安全性が高く・再発率が低いこと、短期集中型の治療が可能であることは、大きなメリットです。
TMS治療は、会社にお勤めで仕事に穴を開けられないという方、お薬の副作用が気になるという方、特別なイベントに向けてタイムリミットが迫っている方などには特にメリットの大きい治療法だと言えます。たとえば以前、受験を控えた学生さんの治療を担当したことがあったのですが、無事にテストを終え「力を発揮できました!」と報告を受けたときは私も本当にうれしかったです(笑)。彼らのように未来ある方々の力になれるのはもちろん、これから医療界を担う人材のためにもTMS治療の認知度を高めていくことが私の使命だと感じます。TMSなど先進的な医療を適切にご提供することにより、患者さんにご満足いただく。やがて先進医療に興味を持つ優秀な人材が集まり、さらに患者さんの満足度が高まっていく。そんな風に物事がうまくつながって行き、いつかTMSが標準治療になるようにしたいですね。
これから受診される患者さんへ
TMS治療はうつに対する治療効果が報告されています。アメリカFDAでは、うつ病と並んで強迫性障害も認可されています。当院では業界ではじめて、うつ病と強迫性障害のアメリカ認可の治療法をおこなうことができます。
強迫性障害に対するTMS治療は方法が非常に専門的ですが、TMS治療だけでなく心理療法や薬物療法も組み合わせておこなっていくため、総合的な心の治療経験が必要となります。私たちは、一人ひとりの患者さんに合わせて、その方が本来あるべき姿を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
※上記記事は2021年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
大澤 亮太 院長 MEMO
- 出身地:千葉県
- 趣味:ソフトテニス、家庭菜園
- 好きな映画:『ショーシャンクの空に』
- 座右の銘:「小医は病を癒し 中医は人を癒し 大医は国を癒す」
- 好きなアーティスト:Mr.Children
- 好きな観光地:伊豆
グラフで見る『大澤 亮太 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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東京横浜TMSクリニック・こすぎ神奈川院
大澤 亮太 院長
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