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折茂 政幸 院長

MASAYUKI ORIMO

トータルメディカルマネージメントで、健やかで「輝くような」生活を

千葉大学医学部卒業。同大学大学院医学薬学府循環病態医科学修了。大学病院および地域の中核病院に長年に渡り勤務。2020年に『ウェルネス宮前クリニック』を開設(東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩8分、「宮崎台駅」より徒歩9分)。

折茂 政幸 院長

折茂 政幸 院長

ウェルネス宮前クリニック

川崎市宮前区/宮前平/宮前平駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●漢方内科

その人その人に、必要と思っていただける価値ある医療を提供すべく

折茂 政幸 院長

もともと芸術の道に進みたいと思っていました。芸術は、“その人”がいないと作品はできませんよね。他の誰かが代われない仕事をしたいと思っていましたが、芸術の才能が無いことに気付き進路を変更しました。医師と患者さんとの関係や治療もそういうものではないかと思い、この職業を選びました。実際には、医療はどこでも誰でも同じ治療を受けられることが前提になりますから、オリジナリティが介在する余地はほとんどありません。ただ、裁量に委ねられることがまったくないというわけではなく、例えば薬の選択では、同じような薬であっても、その働き方や、あるいは副作用など、それぞれに微妙な違いがあります。この方に本当に合うお薬は何か。そこには医師のポリシーが求められると思っていますし、その意味で、他の誰かが代われない診療ができたらと思っています。
循環器内科を選んだのは、正直なところ、学生時代、循環器の病の理解が難しいと感じたからです。循環器領域の疾患は単に異常の有る無しではなく、異常の程度が重要になります。程度によって治療の幅や選択に差があり、その分難しさがあります。医師として生きていく中で苦手な部分をまず克服しようと思い、この世界を選んだということになります。当初は循環器をマスターしたら他の分野にと考えていたのですが(苦笑)、中に入ってみればますます奥が深いことがわかり、以来、循環器を専門としてこれまで診療を続けてまいりました。

『ウェルネス宮前クリニック』は2020年12月に開院いたしました。ウェルネスとは健康を少し拡大した概念で、単に病気ではないということだけでなく、「生き生きとして輝くような状態」を意味します。輝くような生活を送るために必要な医療を提供できればと思っています。
こちらは駅から少し離れた場所になるのですが、患者さんからは「かえって駅の方じゃなくてよかった」と仰っていただけています。駅前だと、やはり駐車場が混んでしまうんですよね。駅から少し距離がある分、比較的駐車場も空いていますし、敷地内に駐車スペースもとれましたので、便利にお使いいただけるのではないかと思っています。

大きな病気にならないためのウェルネスクリニック

折茂 政幸 院長

大学院では、糖尿病などの生活習慣病や老化がどのように心臓病や動脈硬化につながっていくかということを研究していました。それ以前には循環器内科の医師としてカテーテル治療を主に担当していたのですが、根本原因である食事や普段の生活を改善することで心臓病や動脈硬化をいかに防ぐか、ということに目を向けるようになったのです。
「ウェルネス」とクリニック名に冠した理由がまさにそこにあります。クリニックという患者さんにより近い場所で、心臓の病気はもとより、全身の健康を患者さんと相談しながら管理していきたいと願い、このクリニックを立ち上げるにいたりました。
もちろん、循環器の専門の治療もこちらではおこなっていきます。カテーテル治療を終了された方の経過をこちらで診ていますし、逆にカテーテル治療等が必要な方をしかるべき施設にご紹介しています。

「トータルメディカルマネージメント」の実践を目指して

折茂 政幸 院長

多くの方が、薬を飲んでいること=治療という認識をお持ちかもしれません。ですが実際には、薬は病状の進行を遅らせるためのもので、飲んでいるからといってそれで治るわけではないのです。糖尿病やコレステロールのお薬を飲めば、それぞれの数値は確かに良くなりますけれど、それだけでは動脈硬化が止まることはありません。では、どうしたらいいかというと、食事をはじめとする普段の生活に気を配っていただくことで、動脈硬化は進まないどころか、減らすことが十分に可能なのです。
ここで難しいことが、人によって病気のなりやすさが違うということ。ある方は非常に気をつけていても動脈硬化が進んでしまうことがありますし、逆にほとんど気を遣わない生活をしていても、動脈硬化がほとんど見られない方がいらっしゃいます。それを左右するのが、その人が持つ「体質」です。ここでは、ご自身がどんな体質なのかを見極めていくお手伝いをさせていただきます。具体的には、頸動脈エコーなどで動脈硬化の度合いを測った上で、コレステロール等の数値を比べて評価していくことになります。まず体質をご理解していただいた上で、対策を決めていくことになるのです。
動脈硬化が減れば、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患のリスクを軽減でき、かつ、脳卒中や脳梗塞など、循環器以外の深刻な病気のリスクを減らすことが可能になります。循環器のみならず、全身をマネージメントさせていただき、普段の生活で役立つアドバイスを提案していきたいと考えています。

症状や体質を根本から改善することが期待できる漢方医療

幼い頃からお腹を下しやすかったり、風邪を引きやすいという方がいらっしゃいます。これはその方の持っている体質によるものですが、残念なことに西洋医学で体質を改善する良い薬がありません。西洋薬は、検査等で具体的な疾患を発見し、そこに直接的に働くものですから、“見えにくい”ものに対処することが難しいのですね。それに対して漢方は、特定の疾患ではなく、より広い症状に対して有効なものですから、そうした体質に働きかけることが可能です。
検査をしても原因がわからない、でも症状は続いている。そのようなお困りがありましたら、漢方薬を試していただくことをお勧めいたします。

これから受診される患者さんへ

大きな病気にならないよう、何かしらの体調不良をお感じであれば、いつでもご相談にいらしてみてください。新型コロナウイルスにより大勢の人が集まることが叶わず、当初考えていた院内セミナーの開催が難しくなっています。それに代わるなんらかの手段を講じ、体のこと、病気のことを学んでいただく機会を作っていきたいと考えています。ちょっとしたことでも構いません。普段の生活のことなど、質問や疑問がありましたら、お気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2020年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

折茂 政幸 院長 MEMO

  • 出身地:群馬県
  • 趣味:スノーボード、サーフィン「体力づくりのため」
  • 好きな本:自然科学
  • 好きなテレビ番組:『ナショナル ジオグラフィック』
  • 座右の銘:「君看双眼色、不語似無愁」(語らずともその人の心をわかってあげられるように)
  • 好きな音楽:ボサノヴァ、ジャズ
  • 好きな場所・観光地:秋芳洞、焼き物の産地、南の島

グラフで見る『折茂 政幸 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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