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内田 敬久 院長

TAKAHISA UCHIDA

患者様本位の診療を心掛けて、質の高い皮膚科医療を提供

富山大学医学部卒業。横浜市立大学皮膚科に入局後、同大学病院をはじめ、横浜保土ヶ谷中央病院、横須賀共済病院、等に勤務。2020年10月に『うちだ皮膚科クリニック』を開院(相鉄線「上星川駅」南口よりすぐ)。

内田 敬久 院長

内田 敬久 院長

うちだ皮膚科クリニック

横浜市保土ケ谷区/上星川/上星川駅

  • ●皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●小児皮膚科
  • ●美容皮膚科

1人ひとりの方としっかり向き合っていきたい

内田 敬久 院長

中学3年生の時だったと記憶していますが、友達が振り回したバットが私の頭に当たったことがありました。「星が出る!」という表現がありますが、本当にカチカチと星が出るんだと思いましたね(笑)。およそ半年間、ずっと頭が重い状態が続き、様々な病院に通ったものの、結局、その原因はわからずじまいでした。不信とまではいかないものの、それが疑問として頭に残り、「だったら自分で治せるように」と考え、医学に興味を持つようになったのです。私が医師を目指すようになったのは、自分自身が治療を受けたことがきっかけでしたが、小さな子ども達を対象に、クリニックで「お医者さん体験」なるものを開けないものかと検討中です。子ども達の興味の種を育てることにも関わっていきたいと思っています。
大学卒業後は皮膚科医として各地の病院に赴任してきましたが、その1つにこの近くの横浜保土ヶ谷中央病院がありました。ここは、いわゆる“1人病院”状態でした。外来診療から入院患者さんの管理、そして手術と、本当に忙しい日々を過ごしましたが、当初困ったのが、1人であるがゆえに、患者さんをお待たせしてしまうことでした。初めは心苦しいと思うばかりでしたが、そのうち、「待ってもしっかり診てもらいたい」という患者さんが残り、集まってきました。多少時間がかかろうととも、1人ひとりをしっかり診ることが大切ということをこの時点で教わったことは、私にとって非常に大きなことでした。その後、悪性腫瘍の治療や生物学的製剤など、最先端の医療を扱う病院にも所属してきましたが、新しいものに取り組めることにやりがいを感じていました。忙しさから、1人ひとりの患者さんとじっくり話合えることが少なく、もどかしい一面もあり、自ら開業を考え始めた一要因でもあります。

皮膚のお悩みは何でもご相談ください

内田 敬久 院長

老若男女問わずに多くの患者さんにご利用いただいています。当院では一般的な皮膚疾患の診断・治療に加え、局所麻酔で切除可能な粉瘤、ほくろ、血管腫、簡単な皮膚がんの手術もおこなっており、このほか、巻き爪の治療も実施しています。巻き爪治療については、矯正用のワイヤーも各種取り揃えており、神奈川県下でも希少なレーザーによる矯正治療もおこなっています。
それから、男性の脱毛も含め、地域に根ざした美容医療を目指しております。比較的費用を抑えつつ、ダウンタイムが少なく、なおかつきちんと論証が取れている治療を提供していきたいと思っております。肌ケア製品についてもそれは同様で、確かな効果があり、お肌への負担の少ないものを順次取り揃えています。美容医療はまだまだ敷居の高いもの。普段使いの皮膚科で、美容のことも気軽に相談できる場所を目指していきます。

心をうち解けていただけるように

内田 敬久 院長

専門外来を設けている乾癬、それからアトピー性皮膚炎などの慢性疾患は、その方の生活を知らないことには治療は難しいものになります。食生活がそうですし、来院可能な回数などもそう、そして病気の捉え方も然りです。例えば、皮疹それ自体は大したことがないように見えても、ご本人は重症と思われていることがあります。これなどは皮疹のスコアだけでは測れないもので、話してみないことにはわかりようがないことです。だからこそ、心をうち解けていただけるよう、私たちの側がまず、心をオープンにすることが大切なのです。
「話す」という意味では、お薬についても、ただ“処方した”で終わるのではなく、どう塗ればいいのか、といったことまでしっかり把握いただけるよう努めています。保湿剤を例にすると、全身に均一に塗ることが大切なのですが、そうは言われてもいざ自分でやるとなると難しいものですよね。ですからここでは、看護師さんが実際に塗ってみせるのです。そうなると、患者さんは文字通り肌感覚で塗り方をマスターされます。治療を医者に委ねるだけでは限界があります。今の状態はどうなのか、どうすればいいのかをご自分である程度考えられるよう、身体のこと、病気のことについて関心を持っていただくことも大切と考えています。

乾癬・掌蹠膿疱症の専門外来

脱毛症や白斑(はくはん)、乾癬等、かゆみを伴う疾患に有効な光線療法も導入しており、特に乾癬については、生物学的製剤も取り扱っています。生物学的製剤は、これまで大きな病院でしか使うことがなかったわけですけども、ここ数年はクリニックでも徐々に扱われるようになってきました。劇的と言っていいほど改善する方もおられますし、私自身、患者さんの喜びの声を多く耳にしてきました。同時に、この治療は感染症等、副作用のリスクもありますから、長年この治療に従事してきたものとして、メリットデメリットを含めた実感の伴う声をお伝えできることが患者さんの判断の助けになっていると思っています。
最近では、乾癬は皮膚だけの疾患ではなく、動脈硬化や糖尿病等、全身の疾患と相関関係にあることがわかってきました。つまり、乾癬のある方は糖尿病や心筋梗塞などになりやすい傾向にあり、その逆もまたあるということなのです。実際に乾癬が改善することで、心筋梗塞の発症率が大幅に減るというデータもあります。皮膚と共に、全身の疾患も並行して治療していくことがこれからのスタンダードになっていくでしょう。

地域のみなさんへメッセージ

湿疹も長引くと治りづらくなりますし、場合によっては色素沈着などが残ります。だからこそ、早め早めの治療が重要になってくるのです。カラダの表面に起こったことは、どんなことでも結構です。大きなお悩みはもちろんのこと、小さな悩みの段階からお気軽にご相談ください。患者様本位の医療を徹底し、みなさんに質の高い診療とサービスを提供してまいります。

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
時間の経過による情報の変化などがございます事をご了承ください。

内田 敬久 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:バーベキュー
  • 好きな作家:東野圭吾
  • 好きな映画 :『トップガン』
  • 好きな音楽・アーティスト:ジャズ/ビル・エバンス、Mr.Children、サザンオールスターズ
  • 好きな観光地:好きな観光地

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