武蔵新城ブレストクリニック
川崎市中原区/上新城/武蔵新城駅
- 乳腺外科
- 放射線科
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國又 肇 院長への独自インタビュー
縁深い土地で、地域の皆さまの健康を守ることに役立っていきたい
小さな頃はあまり身体が強い方ではなかったものですから、医療のお世話になることが多々ありました。その記憶が脳裏にずっとあったのでしょう、いざ進路を決める段になると、医療を通じて人の役に立てるように、と考えるようになっていたのです。
大学卒業後は母校の放射線科に籍を置きました。放射線科は、画像を通して全身を診る科です。ちょうどCTやMRIがどんどんと発達していく時期でもありましたし、今や診断に欠くことのできない画像診断のスペシャリストして大きな役割を果たしていければと考えての選択でした。
全身を診ていくと申しましたけれど、その中でサブスペシャリティというものがやがて出てきます。私はキャリアの前半は肝胆膵等の診断を中心とし、その中で超音波検査に熱心に取り組むようになりました。超音波検査は乳腺の分野でも非常に重要なもので、当時始まったばかりの乳房造影超音波検査も数多く施行しました。それが縁で乳腺外科の先生たちに多くのことを教わり、乳腺診断外来を受け持つようになりました。乳がん診療ではマンモグラフィ、超音波、CT、MRIなど多くのモダリティを用いて、総合画像診断をおこなっていきます。私はこのように画像診断の面から乳がん診療に携わっていき、その後乳がん診療全体に広く取り組んできました。
『武蔵新城ブレストクリニック』は2020年5月に開院いたしました。私は川崎に十年あまり住んでいます。この辺りは以前からの散歩コースでもあって、そうした意味で馴染みのあるところで開業を迎えられたことを光栄に思っています。
乳がん検診と乳房に関する診察を専門とするクリニック
『武蔵新城ブレストクリニック』は乳がん検診と乳房に関する診察を専門とするクリニックです。画像診断の専門家であり、乳腺の専門医である私がマンモグラフィ、超音波等を用いた診察をおこない、疾患の有無・状態を診断してまいります。異常があれば、細胞診や針生検等の精密検査をおこない、手術等の治療が必要と判断した場合には近隣の提携している医療機関にご紹介することになります。
日本においては、乳がん検診の受診率はまだまだ低いというのが現状です。欧米では乳がんの受診率が上がることで、乳がんによる死亡率が下がることが確認されています。受診率が低い日本ではその状況には至らず、むしろ増えている状況にあり、乳がんは女性のがんとしては最も多い部類に入ります。乳腺専門のクリニックが地域にあることで、その状況を少しでも改善していけたらと思いますし、それがこのクリニックを開設した大きな理由なのです。