ぐみょうじ泌尿器科
横浜市南区/弘明寺町/弘明寺駅
- 泌尿器科
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速水 悠太郎 院長への独自インタビュー
皆さんが安心して相談できる場所へ
父が泌尿器科の開業医であることも契機の1つだったと思いますが、幼い頃から医療を身近に感じていたことが、この道を選ぶ大きなきっかけになったように思います。子供の頃の私は、身体の強いほうではありませんでした。気管支喘息があり、救急車で何度も病院に運ばれたこともあったのです。あれは本当に苦しいものです。それを助けていただき、また様々な方に優しくしていただいたことが医療の道への憧れを育むことになったのだと思っています。
大学卒業後は、母校である関西医科大学の腎泌尿器科に入局しました。泌尿器科は手術等の外科的要素と、内科的な素養の両方が求められる分野になります。幼い頃から手を動かすことが好きでしたし、すべてに関われるということに魅力を感じたのです。
『ぐみょうじ泌尿器科』は2020年4月に開院しました。当院は弘明寺商店街の中ほど、通りから一歩奥まったところに位置しています。最近はそれほどでもないように思われますが、まだまだ多くの方にとって泌尿器科は受診のハードルが高いもの。あえて奥まった場所に入口を設けたことで、安心して通っていただければと思っています。
それまでの生活を見直すことが治療の第一歩に
女性の場合、尿もれや頻尿、過活動膀胱がよくある症状となります。男性ですと、頻尿や排尿困難、それから注意すべき疾患として前立腺がんがあります。昨今、前立腺がんは早い段階で見つかる人が増えてきました。これは健康診断の普及が手伝っていることに加え、泌尿器科以外の内科のお医者さんの認識が高まっていることが関係しているものと思われます。今の時代、前立腺がんは早期で見つけることさえ出来れば怖い病気ではありません。その啓蒙にも一役買っていければと思っています。
お子さんについては、亀頭包皮炎などの感染症に加え、夜尿症、つまり、おねしょが多いお悩みとなります。お子さんについては、即座にお薬で解決を図るということはしておりません。ご飯の時のお水を少なめにしたり、就寝前に牛乳を飲まないといったような、生活習慣の改善から働きかけていくことになります。夜中にトイレに起こす、などということは長期的に見ればあまり好ましいことではなく、そうした知識を知っていただくことが大切になります。
生活習慣を見直すということは、大人の方にも同様のことが言えます。夜間頻尿を例にしましょう。加齢によって膀胱の機能が低下するとおしっこを貯めることが難しくなり、頻尿として現れるようになります。これを予防するには、水分を控えたり、睡眠の質を上げるなどの生活習慣の見直しが第一となります。すぐにお薬に頼るのではなく、生活を改善することから始めていくのが、長い目で見れば有効なアプローチとなるのです。