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泉 浩司 院長

KOJI IZUMI

泌尿器でお困りの患者さんに寄り添う診療
大学病院との連携で、がんに特化した治療も

横浜市立大学医学部卒業後、同大学泌尿器科に入局。横浜市立市民病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター等で泌尿器科に関わる。様々な症例に触れ経験を積み、膀胱がんや前立腺がんなどの腫瘍の手術や基礎研究にも携わる。2019年、黄金町駅前に横浜いずみ泌尿器科を開院。

泉 浩司 院長

泉 浩司 院長

横浜いずみ泌尿器科

横浜市中区/初音町/黄金町駅

  • ●泌尿器科

泌尿器がんの専門家が地域に根差したクリニックを開院

泉 浩司 院長

父が耳鼻科医で開業していたので、幼い頃から医師として働く姿を日々見ていて、自分も人の役に立てる仕事をしたいと思ったのが医師を目指したきっかけです。横浜市立大学医学部卒業後、臨床研修で泌尿器科に興味をもち、同大学泌尿器科に入局しました。泌尿器科では、主に腎臓、膀胱、前立腺、精巣の内科及び外科的な診療に携われるということに魅力を感じ、2年間の初期研修を経て、関連病院で4年間勤務医として働き、一般診療や手術に加えて基礎研究にも携わり、アメリカへ3年間留学し、帰国後は臨床研究だけでなく、横浜市立市民病院、横浜市立大学附属市民総合医療センターで泌尿器科に関わる様々な症例に触れてきました。地元の方に寄り添う医療貢献がしたいという思いが高まり、2019年6月、黄金町駅前に横浜いずみ泌尿器科を開院しました。高齢化に伴い泌尿器に問題を抱える患者さんは増え続けていますが、大学病院や大きな病院以外で、泌尿器科の診療をおこなっているクリニックは少なく、第一診療をおこなう窓口としてご利用頂きたいと思います。市民総合医療センターからも近く、現在でも週に一度はがん診療のサポートをおこなっていますので、症状が重く、緊急に手術を要する患者さんへは密な医療連携を活かして大学病院でスムーズに治療を受けて頂き、がんの治療が落ち着いた方へは当院でフォローをおこなっています。

性別年齢関係なく幅広い症状に対応、最新の医療機器も完備

泉 浩司 院長

当院では、男性、女性、子どもの泌尿器科の疾患に対応しています。前立腺肥大症や前立腺炎などの前立腺の病気、過活動膀胱、膀胱炎、尿失禁などの症状をはじめ、特に多い男性の尿勢低下や女性の頻尿などの症状、前立腺がんや膀胱がんの検査及び治療をおこなっています。患者さんはご近所にお住いの方を中心に、市民総合医療センターで治療を受けた方やご紹介でお越しになる方が多く、幅広い年齢層の中でもご年配の方に多くご利用頂ています。子どもの泌尿器科の症状としては、陰茎や精巣の痛みや腫れ、赤くなるなどの比較的軽度な症状だけでなく、中には精巣捻転などの緊急に手術を要する疾患もありますので、症状がある場合には早めの受診をお願いしています。また、当院では、大学病院と同じレベルの検査機器を揃えています。例えば、膀胱鏡という内視鏡システムを使った検査では、外尿道口から内視鏡を挿入することで、膀胱内の腫瘍や結石の有無、尿道の異常について調べることができます。PSA(前立腺腫瘍マーカー)測定器では、血中に含まれるたんぱく質を測定し、検査当日に結果をお伝えすることが可能です。その他には、超音波検査機器、尿流量測定装置、尿沈査測定装置など各種検査機器を導入しています。女性専用の待合室とトイレを設けることで、女性の患者さんが安心して受診できるように設備面にも配慮をしています。

男性に多い泌尿器がんは定期的な検査で早期発見を

泉 浩司 院長

大学病院では一般的は泌尿器科の疾患だけでなく、主に泌尿器癌を専門に研究や診療をおこなってきました。特に前立腺癌、膀胱癌の治療を得意としています。研究マインドが高い医師と切磋琢磨してきましたので、ただ診療するだけではなく、よりよい診療を求めて常に考え続けることが私の診療の基本になっています。泌尿器癌の中でも、前立腺癌は高齢化に伴い発症数は急増しており、現在、男性のがんの中で胃癌、肺癌、大腸癌とともに最も多いがんとなっています。しかし、死亡率は高くなく、必ずしも大きな病院でないと治療ができないという病気ではありません。手術や放射線治療が必要な方は大学病院と医療連携をとって治療を進めますが、ホルモン療法で病状が落ち着いている方や経過観察の方はクリニックで十分に対応できます。採血をすれば前立腺癌の可能性があるかどうかすぐに結果が分かりますので、いきなり大きな病院へ行くことなく、まずは当院でスムーズに検査をして頂くことをおすすめしています。膀胱癌も発症率の高い疾患の1つですが、突然腫瘍が見つかるといったケースは少なく、症状がないのに血尿が出た場合は膀胱鏡を使った検査をおこないます。膀胱癌も腎臓癌も男性に多く、いずれも遺伝的要素もありますので、リスクが高い方は注意をして頂きたい病気です。

分かりやすい説明で納得のいく治療を受けて欲しい

患者さんへはなるべく的確で分かりやすい説明をするように普段から心がけています。大学病院でも、結局自分が何の病気なのか最後までよく分からないと訴える患者さんが多く、納得して治療を受けてもらうためにも、模型やパンフレットを使って説明をおこなっています。特に女性にとってはデリケートなお悩みを抱えている方が多く、受診するまでのハードルが高いと思いますが、一度診察をしてお話をすると、来て良かったと安心してお帰り頂く方がほとんどです。市民総合医療センターではがんの終末期の方への診療もおこなってきましたので、いずれは精神面でのケアも含めた地域医療でもお役に立ちたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

気になる症状として、血尿が出たら、例えすぐに止まったとしても必ず受診をして頂きたいです。尿失禁や尿勢低下(尿の勢いが弱い)は歳のせいではなく、多くの場合、 原因があり、治療により改善しますので遠慮なく相談に来て下さい。前立腺癌は採血で早期診断できる数少ないがんですので、50歳以上の方は年に1度の定期的な検査を行いましょう。また、近年では40歳台でのPSA測定がガイドラインでも推奨されています。特に父親、兄弟が前立腺癌を発症している場合は、まず40歳台で一度検査をするのがベストです。当院ではPSA自費健診も行っています。お気軽にご相談ください。膀胱炎はお薬の服用で症状が楽になりますので、我慢せずに早めに受診して下さい。

※上記記事は2019年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

泉 浩司 院長 MEMO

泌尿器科専門医 /内分泌代謝科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:テニス、スキー、キャンプ
  • 好きな本:サイエンス書
  • 好きな映画:サイエンス系のドキュメンタリー映画
  • 座右の銘:継続は力なり
  • 好きな音楽:クラシック
  • 好きな場所:アメリカの国立公園

グラフで見る『泉 浩司 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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