山口 千晶 院長
CHIAKI YAMAGUCHI
痛みのない巻き爪治療で快適に過ごして欲しい
漢方を取り入れ身体の中から整える診療を
東京女子医科大学卒業。同大学で研修後、東京医科大学皮膚科学教室に在籍し、様々な臨床に触れる。総合病院や開業医のもと勤務経験を経て、2019年、柿生駅からバスで5分の立地にアトピちあき皮膚科を開院。
山口 千晶 院長
アトピちあき皮膚科
川崎市麻生区/下麻生/柿生駅
- ●皮膚科
健康になりたいという思いからこの道へ
私は子供の頃とても身体が弱く、このままでは長生きはできないと感じ、医学を勉強して健康になりたいと思ったのが医師を目指したきっかけです。もともと生物が好きで、医学部で勉強する内容がすごく自分に向いていたということもあり、東京女子医科大学へ進みました。卒業後、大学病院で様々な臨床を経験する中で、内科をやりたい気持ちと、外科をやりたい気持ちがあり迷った時期もありましたが、皮膚科であれば内科的な病気を診ることもできる上に、手術もできることに気が付き、皮膚科を専門として多くの診療に携わってきました。約10年間在籍した東京医科大学皮膚科の医局では珍しい症例に触れる機会も多く、大変勉強になりました。その後は、主に総合病院にて従事し、複数のクリニックで院長を務め、2019年6月、麻生区下麻生にアトピちあき皮膚科を開院しました。
お隣の青葉区で長く診療に携わっていたので、この辺りは土地勘があり馴染みのある地域です。皮膚科がなくて困っているという患者さんの話を伺っていたので、こちらの地域での開院を決めました。小田急線柿生駅から桐蔭学園・市が尾方面行きのバスに乗り、「下麻生」バス停下車すぐの立地にあります。当院の名前にもなっている「アトピちゃん」は10年以上前から使っているキャラクターです。女性の医師のいるクリニックということが伝わるように、みなさんに親しみをもって頂ければと思い、ホームページや院内報にも起用しています。
即効性の高い光線療法と漢方を取り入れた診療
当院は、巻き爪外来、アトピー、漢方、日帰り手術、光線療法、皮膚科全般の疾患に対応しております。生まれたての赤ちゃんを含め、お子様のいる若いご夫婦からご高齢の方まで幅広い年齢層の方にご利用頂いています。近隣にお住いの方だけでなく、以前からお付き合いのある患者さんにもお越し頂いています。
年々増えているのがアトピーの症状で、日本皮膚科学会のガイドラインに則った治療を基本としておこなっています。ただ、患者さんの中にはステロイドに抵抗がある方もいらっしゃいますので、光線療法による定期的な治療などもおすすめしています。光線療法は痒みに即効性があり、施術した晩には痒みが楽になるといった患者さんからのお声も頂いています。
患部の治療だけでなく、体質や肌質を改善し身体のバランスを整えることを目的とした、漢方の処方もおこなっています。私が医師を目指した理由の一つに、「身体の中から健康になりたい」という強い思いがありましたので、どの科を専門としても漢方をしっかり勉強しようと学生時代から思っていたのです。今でも継続的に勉強を続けていて、一生かけて自分の診療に取り入れていきたいと思っています。診療では患者さんの体質である「証(しょう)」を見極めて、病名に限らず体質を改善させるための治療をおこなっています。例えば、身体の中の気の分配がおかしくなっていると診断した場合、気を下げるお薬を処方し、身体の中から温めるお薬を服用することで、内臓機能が改善され皮膚も良くなる、といった考え方に基づき治療をします。「ニキビの症状で治療を始めたらお通じがよくなった」「アトピーの症状で治療を始めたら冷え性が改善された」など、漢方は全身の様々な症状が改善される可能性を秘めています。
その他には、発症が低年齢化しているアレルギーの症状や、ご高齢の方からの相談の多いシミやイボのお悩みなど、皮膚の疾患全般に対応しております。光線療法で用いるナローバンド光治療器の他に、炭酸ガスレーザーやシミを電気分解する最新機器も導入。受付には自動精算機を取り入れて、なるべくお待たせしないスムーズな診療を心がけています。
痛くない巻き爪治療や、日帰りの皮膚腫瘍手術も
私は足爪専門病院で長年巻き爪の治療に携わってきており、巻き爪の治療を得意としていますので、巻き爪外来では、患者さん個々の爪に合ったベストな治療をおこなえるかと思います。これまで皮膚科医として診療をおこなう中で、巻き爪でお困りの患者さんと接する機会が多かったのですが、ほとんどの方が何科で治療を受けるべきか躊躇されていました。「整形外科で施術をしたらとても痛かった」「治療をしたのに治らなかった」という話を耳にしていたので、巻き爪の治療ができる皮膚科として、ホームページでも分かりやすく記載をしています。
巻き爪は年齢に関係なく誰にでも起こり得ます。巻き爪は爪自体が悪いのではなく、足の土踏まずのアーチが扁平になることが原因で、足の指の方向が変わり、柔らかい爪が影響を受け、皮膚に巻き込み食い込んでしまいます。足の変形は皮膚科では治せませんが、爪の大きさを調整する手術や、巻いてしまった爪を治す治療など治療方法は様々で、医師によって対応が違うというのが現状です。当院では、「痛くない巻き爪治療」にこだわっています。手術の他にもドイツ式巻き爪矯正ワイヤーVHOや、テーピングによる治療をおこなっています。ご自身でもテーピングができるようにしっかり指導をしています。手術では注射をする前に麻酔シールを貼る、細い針を使用するなど細心の注意を払い治療を進めますので、基本的には痛みを感じるシーンはなく、安心して施術を受けて頂けます。足の変形が巻き爪の原因となっている方の場合、治療をしても長い年月をかけてゆっくり巻きが戻ってしまうので、しっかり説明をした上で治療をおこなっています。
巻き爪以外の日帰り手術では、ほくろや良性の腫瘍の切除もおこなっています。手術前にダーモスコープで悪い所見がないか確認をし、小さいものであれば手術自体は30分程度で終わりますので、そのままお帰り頂き、翌々日からシャワーに入ることもできます。
患者さんのお気持ちを第一に考え、女性ならではの診療を
患者さんの立場になって、気持ちに寄り添う診療を心がけています。患者さんは不安を抱えて来られるので、自分が患者さんの立場だったらどう思うかを常に考えてアドバイスするようにしています。今後も地域に根差した診療をおこない、あそこに行けばなんとかなる、と安心してもらえる「かかりつけ医」になりたいと思っています。病気に関すること以外でも、患者さんとお話をするのが好きなので、お時間の許す範囲で患者さんとのコミュニケーションの時間を大切にしています。お花の育て方など教えて頂くことも多く、気軽に何でも話せてリラックスできる雰囲気を大事にしています。子育ても経験しているので、子供の特性も理解しています。主婦の手荒れなど特有の症状も身を持って体験していますので、女性医師ならではの対応を診療に活かしていきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
「皮膚は内臓の鏡」と言われるように、身体の不調が最初に反映される部位ですので、身体からのSOSサインを逃さずに、早めに相談して頂きたいと思います。医療機器や検査器具は日進月歩で進化しており、10年前の治療とはだいぶ異なります。原因が分からずに長年放置していた症状であっても、今なら原因が分かり治療ができることもありますので、「新しく皮膚科のクリニックが開院したから診てもらおう」というような気軽な気持ちで、何か気になることがあればお越し頂きたいと思います。日帰り手術もおこなっていますので、是非ご相談ください。
※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
山口 千晶 院長 MEMO
- 出身地:宮城県
- 趣味:身体を動かすこと、家族旅行
- 好きな映画:コメディ系映画、『翔んで埼玉』
- 座右の銘:『若さは心の中から』
- 好きなアーティスト:鬼束ちひろ
- 好きな場所:寺家ふるさと村
グラフで見る『山口 千晶 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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山口 千晶 院長
川崎市麻生区/下麻生/柿生駅
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