みどりレディースクリニック横浜

小野瀬 みどり 院長への独自インタビュー

自身の経験の集大成としてのクリニックを

2019年2月3日に『みどりレディースクリニック横浜』は開院いたしました。開業は、産婦人科医を志した頃からの夢でした。私は13年前に「胃がん」という大病を経験しています。幸いなことに早期発見され事無きを得たのですが、そのとき、思ったんです。自分は生かされていると。開業はとても勇気のいることだったのですけれど、せっかくいただいた命ですから、沢山の女性のお役に立ちたいと思いました。

あらゆる女性のお悩みに応えていけるクリニックに

PMSで悩んでいる学生さんや更年期に悩まれているご婦人方。あるいは、子宮筋腫で外来での経過観察を要する方から不妊治療を望まれる方まで、幅広いご相談を承っていきたいと考えています。そのかわり癌治療や分娩、高度な不妊治療などはクリニックではできませんが、女性のかかりつけ医として、大人からお子さんまですべてを診ていきたいですね。
患者さんは、「こんなこと話していいのかな…」と躊躇されがちなのですけれど、些細に思えるようなことでもどうぞお気軽にご相談ください。「何でも屋さん」というとイメージがぼやけてしまうかもしれませんが、人生のステージ毎にトータルケアできるのが当クリニックの特色だと思っています。
私はこれまで、産婦人科一筋に21年間勤務してきました。同時に、患者さんの立場であらゆることを自身で体験してきています。生理に関わることはもちろん、大きな病も経験しましたし、最近では更年期の症状を自覚することも多くなってきました。以前は更年期障害といっても、本当のところまで理解することは出来ていなかったと思うのですが、その辺はずいぶんと変わってきたように思いますね。今となっては、婦人科を選んで本当によかったと思っています。医師としての経験はもちろんのこと、患者さんの側にたった経験があることが、今、本当に役立っていると思うのです。

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