神奈川ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

天野 辰哉 院長

TATSUYA AMANO

“地域の頼れるクリニック”を目指して――。循環器の病気を中心に、内科全般を幅広く診療

香川大学医学部卒業。循環器内科の医師として新東京病院、葉山ハートセンターにて経験を積み、2024年4月に『くすのきクリニック』を開設。

天野 辰哉 院長

天野 辰哉 院長

くすのきクリニック

横浜市港南区/港南台/港南台駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●訪問診療

心臓・血管の病気を専門にみる循環器内科医として経験を積む

天野 辰哉 院長

私は愛知県の出身で、香川大学医学部を卒業して医師になりました。大学では小児科の教授にお世話になっていたため、そのまま小児科医として香川に残ることを考えなかったわけではありません。一方で研修医が多く集まる都市部の医療を経験したい気持ちがあり、東京新宿にある国立国際医療研究センターで2年間の研修を行いました。結果としてこれがターニングポイントになり、循環器内科を専門にキャリアを積むことを決めました。
循環器内科は、狭心症や心筋梗塞といった心臓や血管の病気をみる診療科です。ひとたびトラブルが起こると患者さんの状態がみるみる悪化し、研修医時代は自分の無力さを感じることも少なくありませんでした。「命に関わる病気を治せる医師になりたい」。そんな思いから、血管内治療(カテーテル治療)において日本トップレベルの症例数を誇る新東京病院にて6年半にわたり経験を積みました。当時は本当に忙しくて、大変な思いをしたことも多かったのですが、いま振り返れば医療技術や患者さんに向き合う姿勢など、さまざまなスキルを身に付けることができて本当によかったと思っています。

患者さんの傍らに寄り添う“地域の頼れるクリニック”を目指して

天野 辰哉 院長

葉山にある循環器専門クリニックを経て、『くすのきクリニック』を開設したのは2024年4月でした。この場所には以前から内科クリニックがあり、25年にわたり地域医療に従事してきた前院長先生の勇退に伴い、私が後を引き継ぐことになりました。JR港南台駅から徒歩1分という恵まれた立地にご縁があったことを嬉しく思うと同時に、この地域の医療をしっかりと支えていかなければと身が引き締まる思いがします。
来院される患者さんは以前から引き続き通ってくだっている方、新しくお付き合いが始まった方などさまざまです。糖尿病や高血圧といった生活習慣病で通院される高齢患者さんがいらしたり、発熱や腹痛などでかかってくださる若い患者さんがいらしたり。少し離れたエリアから患者さんが足を運んでくださるのも、駅前にあるクリニックならではと言えるでしょう。当院のHPにも書いていますが、“地域の頼れるクリニック”となれるよう、患者さんに寄り添いながら診療していきたいと思っています。

循環器の病気を中心に、内科全般を幅広く診療

天野 辰哉 院長

当院では私が専門にする循環器内科の診療を柱に、かぜやインフルエンザなどの感染症、発熱、腹痛、生活習慣病など幅広い診療を行っています。私は循環器内科医として心臓カテーテルアブレーション治療などを数多く経験してきましたが、当院においては専門的な医療技術を提供するというよりも、体のことを何でも相談できるような話しやすい雰囲気づくりを大事にしています。
私たちのような開業医に求められるのは、担当した患者さんを最後まで責任をもって診ることではないでしょうか。最近は、通院が難しくなった患者さんに向けて訪問診療や訪問看護など複数の選択肢がありますけれど、自分の手の届く範囲で、できるかぎりの診療をしたいというのが私の思いです。患者さんの「こうしたい」「こうしてほしい」という気持ちをくみ取りながら、その方にとって一番いい医療をご提案したいと考えています。

オーダーメイドの治療によって問題解決のお手伝いを

近年は診療ガイドラインというものがあり、「この病気ならばこの薬を処方する」といったおおよそのことが決められています。とはいえ、患者さんはそれぞれ治療に対する考え方や生活環境などが異なりますので、誰にでも同じ治療をすればいいというわけではりません。たとえば高血圧の背景に介護疲れによる睡眠不足があるならば、その患者さんの介護負担を軽減できるような方法をご一緒に考える必要があるでしょう。
また、お薬をお出しする代わりに患者さんのお話を伺うだけで症状が改善するかもしれませんし、時には漢方薬など東洋医学を取り入れた治療をご提案することもあるでしょう。体の不調や病気があるために苦しくてつらい思いをされている患者さんが、一日も早く健康を取り戻されるように、さまざまな手法を組み合わせたオーダーメイドの治療をご提供したいと考えています。

これから受診される患者さんへ

当院では受診歴のある・なしにかかわらず発熱患者さんの受け入れを行っています。診療予約はLINEとWEB経由で受け付けているほか、お電話によるご予約も承っています。もちろん、ご予約のない患者さんにも対応させていただきますので、気になる症状やお困りのことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

天野 辰哉 院長 MEMO

総合内科専門医 /循環器専門医

  • 出身地:愛知県
  • 出身大学:香川大学医学部
  • 趣味・特技:野球、最近は観戦メイン
  • 好きな本:『毎日が冒険』(高橋 歩)
  • 好きな場所:ひまわり団地(香川県)
  • 好きな言葉・座右の銘:「俺はやるけど、お前はどうする」(株式会社せーの 代表取締役 石川涼 氏)

天野 辰哉 院長から聞いた
『不整脈』

睡眠不足・カフェインの過剰摂取には注意が必要

不整脈とは、脈が速くなる/遅くなるなど脈のトラブルの総称です。自覚症状としては「脈が乱れる」「脈がとぶ」などが挙げられます。不整脈の原因としては、年齢的なもの、ホルモンバランスの異常、ストレス、寝不足、カフェインやアルコールの過剰摂取などがあり、何らかの生活習慣病が原因になっている場合もあります。

治療には大きく3つの方法があり、症状に応じて(1)手術(2)薬物療法(3)経過観察のいずれかが選択されます。睡眠不足など生活習慣の乱れ、カフェインを多く含むエナジードリンクのとりすぎは不整脈の原因となり得ますのでご注意いただきたいと思います。

グラフで見る『天野 辰哉 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION