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野村 武 院長

TAKESHI NOMURA

地域と共に歩んで50年。
これからも野村医院は皆さまの身近に。

東海大学医学部卒業。東海大学医学部付属病院整形外科病棟医長。2007年より現職。
■日本医師会認定産業医 ■日本整形外科学会認定専門医 ■脊椎脊髄病医・スポーツ医・リウマチ医 ■日本骨粗鬆症学会認定医

野村 武 院長

野村 武 院長

野村医院

横浜市栄区/笠間/本郷台駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●耳鼻咽喉科
  • ●皮膚科
  • ●美容皮膚科
  • ●内科
  • ●リウマチ科

地域と共に歩むことをこれからも

野村 武 院長

当院は1963年に父が開設したものです。その父の影響を受けて、というよりも、むしろ小さな頃は周囲の声に反発する形で「お医者さんには絶対にならない」と言っていました(笑)。しかし、やはり間近で父の背中を見て育ち、多くの人を助け、社会の役に立っているということはわかっていたので、やがて父が築いたものを受け継いでいくのが私の役割と考えるようになりました。
父は消化器外科医でした。もっとも、父の頃は消化器外科も整形外科も脳外科も「外科」と一括りにされていた時代でしたから、必然的に「なんでも診る」という姿勢で診療に臨んでいたのです。当初は胃がんの手術等も手がけていましたが、やがてそれが、外傷等の整形外科に類する疾患を診る機会が多くなっていました。それならば父の後を継ぐものとして、整形外科医を目指すのが一番と考えたんです。
大学病院には都合22年ほど在籍していました。その間、一般外来、救急外来で変性疾患や外傷もたくさん拝見してきましたが、サブスペシャリティとして脊椎(背骨)をメインに担当していました。脊椎に関しては一日の長があると思いますので、お困りのことがあればどうぞいつでもご相談ください。

街のかかりつけ医として

野村 武 院長

『野村医院』は、整形外科・リハビリテーション科・耳鼻咽喉科・皮膚科・内科・リウマチ科を標榜しています。もともと、母が耳鼻咽喉科の医師でした。母が引退したのちは、いとこが担当してくれるようになり、皮膚科や消化器内科の先生も非常勤医としてこちらで診療を担当してくれています。またリウマチの患者さんも少なからずいらしていて、内服から生物学的製剤を用いた治療まで提供しています。
特に昔からご家族でかかられている患者さんに関しては、「こんな具合なんだけど、どうしたらいいかしら?」といった相談を受けることが多いのです。厳密には、できることできないことがあるわけですが、地域に密着した街のクリニックとして、科をまたがった相談を受け、それに応えていくというスタイルを維持していきたいと考えています。

患者さんのお話をしっかり聞くことが第一

野村 武 院長

患者さんの話にしっかり耳を傾けることがすべての前提になります。患者さんの訴えを聞き、その上で症状を類推し、検査や治療について丁寧にご説明をさせていただくのです。
確かに怪我などであれば、レントゲンを撮り、その結果に応じて治療をすれば事足りる、という面はあるかもしれません。しかし、腰痛や背部痛などは、整形外科以外の病気であることも少なくないわけです。それらを鑑別していくためにも、患者さんのお話に耳を傾けるということが大切になってきます。
コミュニケーションが患者さんに安心を提供する部分も少なからずありますから、その意味でも今のスタイルを維持していきたいと思っています。

整形外科医として、オールラウンドな治療を提供

以前の整形外科では、低周波やウォーターベッド等、いわゆる物理療法と言われるリハビリテーションが主流でした。これは気持ちは楽になるのですが、状態の回復・維持という面では心もとないものがあります。やはり、しっかり筋力をつけ、曲がらないものを曲げれるようにするには、運動器のリハビリテーションが必須となります。当院では医師の指示のもと、理学療法士やセラピストが身体機能や痛みの原因を評価し、個々の状態に合わせたリハビリテーションを提供しています。

私が日本骨粗鬆症学会認定医でもあることから、全身型の骨密度測定装置を導入し、骨粗鬆症の治療にも力を入れています。骨粗鬆症の治療は2通りに分けられます。1つは、すでに骨折を経験したことがあり、次に折れないよう予防していくもの。もう1つが、骨折にはいたっていないものの、骨密度が低い方が将来骨折を起こさないようにするものです。両者とも、お薬や運動療法、食事療法など、治療の内容に変わりはありません。しかし、まったく症状のない方々に対し、治療をお勧めするのはなかなかに難しいものがあります。こちらでは定期的に骨密度を測定し、数値をお示しすることで治療に対するモチベーションを維持していただけるよう働きかけています。

これから受診される患者さんへ

2019年6月より栄区医師会長に就任しました。栄区は横浜18区の中でも医師の数が少なく、基幹病院も横浜栄共済病院1つのみという環境にあります。我々としては逆にこの環境を生かし、顔の見える関係で病診連携、診診連携の充実に取り組んでいます。今後の課題としては、災害医療の充実があげられるでしょう。これは医師だけではなく、行政の方々、そして地域の町内会さんとの連携が必要になります。いつ起こるかわからない災害に備え、喫緊の課題として取り組んでまいりたいと考えております。

怪我や病気の治療に対応することはもちろんですが、これからは様々な意味での予防が大切になってくるでしょう。食事や運動を含めた日常生活に気をつけることが大切で、医療者の立場から、そのサポートにも取り組んでまいります。お身体のことで何か不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2019年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

野村 武 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:釣り/「いつでもどこでもすぐに寝れること(笑)」
  • 好きな作家:浅田次郎
  • 好きな映画:『ビッグ・ウェンズデー』
  • 座右の銘:「将来を嘱望し 現在を怠ることなかれ」
  • 好きな音楽:オールジャンル
  • 好きな場所・好きな観光地:海の上/下田(伊豆半島)

グラフで見る『野村 武 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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