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原口 春毅 院長

HARUKI HARAGUCHI

ピロリ菌の3次除去から内視鏡検査、歯科治療まで。町のかかりつけ医を目指し、患者さん1人1人と向き合う

滋賀医科大学医学部卒業後、横浜市立大学医学部大学院医学研究科で学ぶ。東戸塚記念病院にて勤務、2014年からはピロリ菌専門外来を設立。2016年、木原歯科・内科医院を開院(JR東戸塚駅より徒歩3分)。

原口 春毅 院長

原口 春毅 院長

木原歯科・内科医院

横浜市戸塚区/川上町/東戸塚駅

  • ●内科
  • ●消化器内科

祖父の意思を継ぎ、町のかかりつけ医を目指す

原口 春毅 院長

母方の祖父が兵庫県で町の開業医をしていました。自宅兼診療所でしたので、夏休みに帰省すると自然と診療室に行ったり、看護師さん、患者さんと接することも多くて、次第に医師という仕事に憧れを抱くようになりました。祖父から「良かったら、お前も将来医師になりなさい」と言われていたこともあり、祖父の死をきっかけに意思を継ぎ、将来医師になると決意したんです。
滋賀医科大学医学部卒業後は都内で研修を受け、横浜市立大学医学部大学院医学研究科に入学し学びました。専門として学んだのは内科全般です。ピロリ菌感染症の認定医や総合内科専門医、内視鏡専門医の資格を取得し、東戸塚記念病院では内科、消化器内科と共にピロリ菌専門外来を設立し、診療にあたりました。2016年、木原歯科・内科医院を開院し、地域のかかりつけ医として診療をおこなっています(JR東戸塚駅より徒歩3分)。

内科診察から各種検査、治療までおこなう総合診療医

原口 春毅 院長

東戸塚駅前を開院の場所に選んだのは、以前勤務していた東戸塚記念病院が地域密着型の診療をしていたこと、連携がとりやすいことが理由です。ですから周辺地域からご来院いただく方が多いですね。患者さんの年代は若い方からご高齢の方まで幅広く、ご高齢の方は血糖値や高血圧など生活習慣病で定期的に通院される方が、若い方は急性疾患や健診で再検査を勧められ受診されることが多いですね。
当院では医院名にもあるように内科と歯科の診療を合わせておこなっています。2つの科があるだけでなく、それぞれの科が綿密に連携して診療をおこなっているのが特徴です。
当院が目指しているのはどんなときでも気軽に相談でき、信頼性も兼ね備えた「かかりつけ医」です。今まで培った消化器内科医としての経験を活かし、「総合内科医」としてお体の状態をさまざまな角度から診療しています。風邪や花粉症、高血圧症などの内科一般から、胃などの消化器疾患まで幅広く診療し、がんの原因となる可能性がある「ピロリ菌の除去」や、胃カメラと呼ばれる上部内視鏡検査や大腸カメラと呼ばれる下部内視鏡検査でも数多くの実績があります。内視鏡検査では、ご希望に応じて痛み止めや鎮静剤の併用で、痛みや苦痛の少ない検査をおこなっています。

3次除菌まで対応するピロリ菌外来

原口 春毅 院長

東戸塚記念病院での勤務医時代、ピロリ菌をご心配される患者さんが多くいらっしゃいました。ピロリ菌の感染では症状がでる人はほとんどなく、健診や人間ドックで分かることが大多数です。ただ、ピロリ菌の有無で発がん率が大きく違うことは調査で分かっていますので、感染が分かった時点で早めに除菌することが必要です。そこで当時私は、地域の患者さんのためになると考え、病院とかけ合い、ピロリ菌の専門外来を開設したのです。しかし、病院には診療時間に限りがあり、診られる患者さんの数にも限界があります。地域の方への診療を提供したいというのが当院を開院する大きなきっかけになりました。ですから当院ではピロリ菌の専門外来を設けています。
当院のピロリ菌外来は、保険診療でおこなう2度の除菌でも不成功になってしまった方の、3次除菌までおこなっているのが特徴です。近隣では大学病院を除き、3次除菌まで対応している医療機関はほとんどありません。ですから小田原など遠方の医療機関から3次除菌が必要な患者さんをご紹介されることもあります。ピロリ菌の検査自体は血液検査ですし、治療も一定期間、指定のお薬を服用するだけですので苦痛もありません。10代、20代でもピロリ菌を保菌している方は数多くいらっしゃいます。気になる方やがんのリスクを減らしたい方はぜひ一度ご相談ください。

患者さん1人1人と向き合う。診療の基本で最も大切なこと

クリニックがある東戸塚駅周辺は医療機関が比較的多くあるエリアです。当院に足を運んでくださる患者さんは、その中であえて当院や私の診療を選んでご来院いただいているわけです。ですから、1人1人の患者さんを大切に、真剣に向き合いたいと考えています。内科診療は最初の問診が診断の大きな要素です。まずはじっくりとお話をお聞きするという基本的なことを大切にしています。大きな病院では1人の患者さんにかけられる時間も限られますが、クリニックであれば時間をかけて1人1人ゆっくり向き合えます。ご相談内容を良くくみ取り、適切な検査や治療を提供していきたいと考えています。
町のかかりつけ医として開業医をしていた私の祖父は、もともとは外科医だったと聞いています。私自身、学生時代は何科に行きたいのか分からず迷った時期もありましたが、専門領域が広く、子どもから大人まで幅広く診療できる内科を専門として選びました。もしかしたら町医者をしていた祖父の影響もあるのかもしれませんね。
患者さんの立場で見ると、目の前にいる医師の専門領域は関係ないことです。困っている症状や悩みに適切な治療やアドバイスを与えてくれることを望んでいると思います。祖父のように、かかりつけ医として患者さんのさまざまなご相談に乗れる医師を日々目指しています。

これから受診される患者さんへ

当院を受診される方には「再検査の指示をされた」「気になる数値がある」と健康診断の結果をご相談される方も多くいらっしゃいます。年代はさまざまですが、「皆さんご自分の健康は気になるのだ」ということを日々痛感しています。ただ、体調がすぐれなくても、どの診療科にかかったらいいのか分からない、こんなことで相談してもいいのだろうか、と悩む方もいらっしゃるのも現状です。
私は町のかかりつけ医として、自分の持っている知識や技術、経験でお役にたてることがあれば提供していきたいと思います。それが私がこの地域で診療をしている使命と思っています。ちょっとした体調不良でもかまいません。お困りのことがあれば、気軽に足を運んでください。
また、横浜市は胃がんの「内視鏡検診」制度を低額負担で実施しています。早期発見・早期治療には内視鏡検査が有効です。お勤め以外の方でも、横浜市が実施している健康診断や検診制度をご利用して日頃の健康管理をしていただければと思います。

※上記記事は2019年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

原口 春毅 院長 MEMO

総合内科専門医 /消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:兵庫県
  • 趣味:仕事、子育て
  • 好きな本:専門誌(学会、医師会など)
  • 好きな映画:シリーズ物(スター・ウォーズ、インディ・ジョーンズ、バック・トゥ・ザ・フューチャーなど)
  • 好きな言葉・座右の銘:医は仁術なり
  • 好きな音楽:静かな音楽(ヒーリングミュージックなど)
  • 好きな場所:海辺

グラフで見る『原口 春毅 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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