海野 寿美 院長
SUMI UNNO
家族のように成長を見守る。子供も、お母さんも元気になるクリニック
東京女子医大卒業。同大学第二病院(現:東医療センター)小児科医局に入局。新座病院小児科、人見クリニック副院長を経て、2009年10月に『海のこどもクリニック』を開院(JR横須賀線「東戸塚駅」西口を出てすぐ)。
海野 寿美 院長
海のこどもクリニック
横浜市戸塚区/川上町/東戸塚駅
- ●小児科
みなさんに親しまれるクリニックに
両親が共に医師でした。子供ながらに、2人が地域の人に慕われているのを感じていましたので、自分にとって馴染みの深い職業を目指すようになったのです。
大学卒業後は母校の小児科に入局しました。お子さんは、大病でも治って元気になることが多いものなんですよね。私の感覚ですが、“未来を作っていける科”と感じられたことが、この科を選んだ大きな動機となりました。また、小児科は身体全体を診られるというのも特徴です。実際、医局のカリキュラムに従うという形で、小児科に必要な放射線科や皮膚科のローテーションも経験し、そのほか、内視鏡や超音波検査のテクニックを学ぶことができました。そうした総合診療的な側面に惹かれて、ということも選択の理由となった気がいたします。
『海のこどもクリニック』は2009年10月に開院いたしました。お気づきかもしれませんが、私は「うんの」と申します。でも、初めての方からはほぼ、「うみの」と呼んでいただくことが多いんですね。発想の転換ではないですけれど、であれば、「海の」と名付けたほうが、親しみを持っていただけるのではないかと考えたのです。その名称に倣う形で、海をコンセプトとして青を基調とした配色とし、水槽なども設置しました。私の自己満足に近いのですけれど(笑)、それがきっかけで皆さんに親しんでいただけたら嬉しく思います。
「お母さんも元気になるクリニック」を目指して
お子さん達がすくすく元気に育つようサポートをしていくということが根本にあり、それを前提とした上で、「お母さんも元気になるクリニック」でありたいと考えています。こう書きますと、「大人も診てくれるの?」と思われがちなのですけれど(苦笑)、そうではないんですね。お子さんのいるお母さんは、様々な不安をお持ちです。当然、病気のことで不安を覚える方もいらっしゃいますし、心配なさらずとも時間が解決してくれるようなものもあります。その不安を解消するために、的確な診断をし、正確なところをしっかりお伝えしていくのが私たちの役割です。時間も限られていますし、すべてにおいてそれが成せているとは限りませんが、できる限りのことをさせていただきたいと思っています。
家族のように子供の成長を見守り続ける
1回の時間は限られていても、何度かお会いするごとに少しずつお互いの距離が縮まっていくものですし、その中で、お子さんの変調を見逃さないようにしたいと考えています。
また、小児科医にとってのやりがいとは、その子の変化や成長を長いスパンで見守っていけることでしょう。その過程において、診療に関する自信も養われていくことになります。お子さんは1人ひとりで異なるものですけれど、その子を診たことが、次の機会に活かせるということになってきます。医者にとって、経験は宝です。もちろん経験だけでやっていくのは危険ということも重々承知していますが、経験が宝となることは確かで、多くの患者さんを診させていただけるのは、その意味でも大変ありがたいことだと思っています。
地域のニーズにできる限り応えていきたい
任意接種を含め、ワクチン接種には力を入れています。ワクチン接種の枠は別に設けてありますが、すべての方がその時間に来られるとは限りません。ですから、その時間だけお受けするのではなく、1日中受付をさせていただき、あらゆる方が機会を逃すことがないよう気をつけています。
昨今、目立ってニーズが高まっているものとして、アレルギー治療の1つである舌下免疫療法があげられます。少し前まで、この療法は12歳以上が対象とされていましたが、最近になって5歳以上がその対象となり、多くの方にご案内ができるようになりました。現時点においてダニとスギのみが保険の対象となっていますけれど、クリニックレベルで安全におこなえる根本的治療として、選択の幅を広げる意味も大きいと考えています。
そのほか、当院ではスポットビジョンスクリーナーと言って、赤ちゃんの先天的な目の異常を検知できる機器も最近になって導入いたしました。私どもにできることは限られていますけれど、患者さんに負担のかからない新しい機器や知識を柔軟に取り入れ、地域のニーズに応えていけたらと思っています。
これから受診される患者さんへ
地域にお住いのお子さん達の健康をサポートしていくのが私たちの大切な役割になります。目立ったことも、ここでしかできない特別なことをしているわけでもありませんが、病院への橋渡しの役割を担いつつ、精一杯のサポートをさせていただきます。開院から10年という月日が流れました。これまでもそうあろうと努めてきたつもりでおりますし、これからの10年も、地域の皆さんのかかりつけ医として、愛され、求められるクリニックを目指してまいります。
※上記記事は2019年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
海野 寿美 院長 MEMO
小児科専門医
- 出身地:愛知県
- 趣味・特技:早寝早起
- 好きな本・作家:アガサクリスティー
- 好きな映画:ミクロの決死圏
- 好きな言葉・座右の銘:こどもは未来
- 好きな音楽・アーティスト:ベートーヴェン
- 好きな場所・観光地:軽井沢
グラフで見る『海野 寿美 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
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海野 寿美 院長
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