石川クリニック
横浜市中区/山手町/元町・中華街駅
- 外科
- 内科
- 救急科
- 訪問診療
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石川 雅健 院長への独自インタビュー
外科から救命救急へ、父のクリニックの院長に
高校時代までは工学部で、将来は飛行機を作りたいと思っていました。しかし、工学部として大学へ進むのは現実的に難しく、自分の生きる道を考えた時に、外科医であり父が勤務医として仕事をしている姿が浮かび、医師になることを決意したんです。
東北大学に入学し、医学部で学び始めた当初は血を見るのも嫌いで解剖も苦手でしたが、病棟実習をしていく中で、患者さんが元気に治っていく、結果が目に見えて分かりやすい外科にやりがいを感じました。一生できる仕事として専門的な技術を身につけたいと思い、卒業後は東京女子医科大学第二外科に入局しました。1989年、全国で救命救急センターの立ち上げが始まり、東京女子医大が新宿区の指定病院となりました。恩師に「外科をやるからには、救急もできないと意味がない」と言われたことがきっかけとなり、外科の中でも救急外科を専門に、数多くの症例に触れ、副センター長としても現場を引っ張ってきました。その後、千葉に新しくできた同大学付属八千代医療センター内の救急センターの立ち上げに携わり、副院長兼准教授として、一から救命救急のシステムを導入しました。
長く大学病院で従事してきましたが、改めて自分の将来に考えた時に、 大学に残り教授を目指す道や救命救急医を育てる講師として教育面で貢献する道もありましたが、現場で仕事をし続けたいと思い、90歳近くで開業医として続けている父の跡を継ぎ、2012年、石川クリニックの院長に就任しました。当院は、1978年、父・石川徳久が立ち上げたクリニックで、中区山手の元町ショッピングストリートからも近い住宅地の中にあります。
外来だけでなく救急科と訪問診療も
当院には、父の代から長くお付き合いのあるご高齢の患者さんを始め、中区山手地域の方にお越し頂いています。近くに神奈川中央交通バスが通っており、最寄りのバス停「代官坂上」を利用する方や、駐車場がありますのでお車でお越しの方もいらっしゃいます。この地区にお住まいで、以前東京など都心部へ通勤していて、退職後に遠くまで通いにくくなった60~70代の方や、近所に住んでいるお子様が風邪やケガで来ることもあります。外来で混雑するというよりは、落ち着いて診察が受けられるクリニックとして、地域の方に長くご利用頂いています。
診療項目として、外科、内科、救急科を取り扱っています。院長を就任するタイミングで、自分がこれまで経験してきたことを活かす為、救急科を新たに開設しました。外科では、小外科、熱傷処置、内科では、風邪や鼻炎などよくある疾患から、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を中心に診ています。院内には、エコー、心電図、臨床検査機器、胃カメラ、呼吸機能検査機、レントゲン室を完備しています。簡単な生化学検査であれば30分で結果がでますし、レントゲンの画像診断もできます。専門医の診療を必要とする疾患に対しては、医療連携をとっている横浜市立みなと赤十字病院や横浜中央病院などにご紹介できます。