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山田 恭子 院長

KYOKO YAMADA

患者さんの抱える思いに寄り添い、おなか・お尻、そして耳鼻喉のトラブルを解決

横浜市立大学医学部卒業。横浜市立市民病院(外科、炎症性腸疾患科)に勤務。栃木県立がんセンター、宇都宮肛門・胃腸クリニック(レディース外来担当)での勤務を経て、『山田医院』院長に就任(JR京浜東北線「鶴見駅」西口から徒歩5分)。

山田 恭子 院長

山田 恭子 院長

山田医院

横浜市鶴見区/寺谷/鶴見駅

  • ●消化器内科
  • ●肛門外科
  • ●耳鼻咽喉科

この地域で長く続いてきた『山田医院』が装いも新たにリニューアル

山田 恭子 院長

幼い頃から、人の身体というものに興味を持っていました。「なんで“見える”んだろう?」「なんで指示もしてないのに汗が出るんだろう?」 そんな素朴な疑問が医療への興味を育て、なおかつ、「手に職を持ちたい」という希望から、医師を志したということなんですね。
大学卒業後、一般外科を選択したのは、手術の前後で大きな変化があるということに興味を引かれたからでした。治療の結果が目に見えてわかるという部分にやりがいを見出したということなんですね。それからもう1つ、外科に惹かれたのは、チーム医療という部分でした。他科と比べ、外科は特にチーム一丸となって患者さんを助ける、という面が大きい科です。今、こうしてクリニックで診療をするようになり、医師同士で連携を取るという面はなくなりましたが、コメディカルの方々との密な連携を取れなければ十分な患者さんのケアはおこなえず、そうした意味では、ここでもチーム医療というものを大切にして診療をおこなっています。
『山田医院』は、1941年に主人(山田浩之 院長)の父によって耳鼻咽喉科のクリニックとして開設され、長くこの地域で親しまれてきました。そこに私の胃腸科が新たに加わったという形になります。

消化器疾患の治療に長く携わってきた経験を生かして

山田 恭子 院長

大腸がんは日本人に非常に多い疾患であり、胃がんについても同様のことが言えます。両者に共通することは、深刻な病気であると同時に、早くに見つけることができれば、治るものだということです。そのためにも、胃カメラや大腸カメラが重要になるわけですけれど、良いイメージをお持ちでない方も多くいらっしゃいますから、できる限り苦痛のない検査を心がけています。
胃については、経鼻内視鏡を採用しています。鼻からですと、やはり経口に比べてずいぶん楽だと思いますね。また経鼻内視鏡の場合、鎮静剤をお使いにならない先生も多いのですが、ここでは特にご希望のない限り、鎮静剤を使用しています。1度辛い思いをしてしまうと、どうしても次に受ける気にはならないもの。最初の検査を楽に終えていただくことで、定期的に受ける習慣を身につけていただけたらと思っています。

私は病院勤務時代、炎症性腸疾患の治療にも深く関わってきました。潰瘍性大腸炎に代表されるこの疾患は、この10年に限ってみても、爆発的に患者数が増えています。症状が軽い方もいれば、重い方もいらっしゃるのですが、できるだけ早期に診断がつき、治療を開始することができるようにと思っています。お薬による治療で症状が落ち着くケースも多々ありますので、辛い時期が少なくなるようにしていきたいということですね。大半のケースでは、大腸カメラにより、その判断がつくことになります。症状のある方はどうぞ早めにご相談ください。

肛門科として、お尻のあらゆるお悩みに対応

山田 恭子 院長

肛門疾患としては、いぼ痔や切れ痔、痔瘻(じろう)が主たるものになりますが、肛門周囲炎も珍しくはありません。肛門周囲炎はお尻の皮膚の炎症ですが、いぼ痔と区別がつかず、迷われる方も少なくないようです。市販のお薬にも良いものがありますから、それで事足りればいいのですけれど、使い方を間違えてしまうとこじらせてしまうケースも散見されますので、ご不安ならば専門の医療機関でいち早くご相談いただければと思います。
当院では肛門の診察に関して、デジタルアノスコープ(肛門鏡)を使用しています。これは、お尻の中が見えるもので、ご希望の方は画面を一緒に見ていただくことも可能です。どこに出血があり、どのような状態にあるかを確認していただくことで、治療の選択等に役立てていただけるものと思っています。

お尻が健康になった時の快適な生活を多くの人に

大腸カメラ、そして肛門科に共通することとして、「恥ずかしさ」というものがあります。特に肛門科はお尻を見ることから始まります。その点をご理解いただきたいのですけれど、そうは言っても難しいというのが現状です。そのため、こちらでは実際に診察をおこなう前に十分な時間を取り、お話しするようにしています。なぜこの検査が必要なのか。見ることによって何がわかるのか。そうしたことを事細かくお伝えすることが大切だと認識しています。
院内は検査着姿をできるだけ他の人に見られないよう、導線も工夫しています。また、着替えや検査後の回復時間を過ごしていただくスペースも、仕切りとなるカーテンがついた半個室をご用意しました。
お尻のトラブルは、恥ずかしいことでも、また特別なことでもありません。お尻が健康になった時の快適な生活を少しでも多くの方に実感していただけるよう、男女問わず、気軽に相談できる場所にしていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『山田医院』では、腸内フローラの検査も実施しています。この検査は、便を解析して菌の割合を調べるものです。例えば便秘でお困りの方は、便秘の人に多い菌がいるかどうかをチェックすることができますし、検査結果から、どういう食事をとっていくべきかをアドバイスすることも可能です。長く続く便秘等でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院は、垣根なく、なんでも話していただけるクリニックを目指しています。おなかやお尻でお困りの時、そして耳鼻喉の症状でお困りの方は、ぜひ気軽に足を運び、なんでもご相談いただければと思います。

※上記記事は2019年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

山田 恭子 院長 MEMO

外科専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:神奈川県

グラフで見る『山田 恭子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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