さくまファミリークリニック

佐久間 紀子 院長への独自インタビュー

「人のためになる仕事」をと思い、目指した道

実家は祖父の代からの開業医でした。今と違い、住居兼診療所という感じでしたから、父や祖父が仕事をしているところはよく見ていました。夜も呼ばれれば往診に行ったり、大変そうでしたけど、それだけ人のためになる仕事かなと思い、同じ道を志したのです。
大学卒業後は消化器内科を選択しました。消化器は食道から胃、腸、肝胆膵（かんたんすい）と、幅広い臓器を扱い、様々な患者さんがいらして、様々なことができることに可能性を感じたのです。

2014年に『さくまファミリークリニック』は開院いたしました。この辺りは東神奈川、もしくは新子安まで行かないと小児科がなく、かつ、消化器内科も不足しているということで、少しでも貢献できればとこの地を選んだのです。

あらゆる世代に対応できるクリニック

もともと内科医でしたし、開業前に小児科の勉強を積み、ファミリークリニックとして開院いたしました。私自身が母親になってから始めたことですので、子供から親まで、あらゆる世代に対応したクリニックが地域として必要と考えたのです。一般に小児科さんでは、昼間の何時から何時まで予防接種の時間としてあてておられます。私も保育園に預けていたからわかるのですが、平日休めないお母さんもいらっしゃいますから、時間ではなく、部屋を分けることで、保育園帰りのお母さんが通いやすいような形としました。

お子さんについていらした親御さんがご自分のことを聞かれることも多いですね。健康診断で肝臓や脂質が引っかかっているけども、そのままになっていたような方が気軽に相談できる環境でありたいと思っています。

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