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島野 桂周 院長

KEISHUU SHIMANO

横浜駅きた西口から徒歩4分。精神科医療と肥満治療を柱にした「こころ」と「からだ」のクリニック

北海道大学医学部卒業。精神科の医師として経験を積み、『よこはま北星こころとからだのクリニック』院長に就任。

島野 桂周 院長

島野 桂周 院長

よこはま北星こころとからだのクリニック

横浜市神奈川区/鶴屋町/横浜駅

  • ●精神科
  • ●心療内科
  • ●内科

父と同じ医師になり、精神科を専門に研鑽を積む

島野 桂周 院長

『よこはま北星こころとからだのクリニック』のルーツは私の父が開設した肥満治療専門クリニックにあります。2011年に『よこはま北星クリニック』として診療をスタートして13年あまり、精神科を専門にする私が新たに加わったことで、「こころ」と「からだ」の両方を診るクリニックに生まれ変わりました。
私は父と同じ北海道大学医学部を卒業して医師になり、横浜にある医療機関で初期研修を行いました。研修医として2年にわたりいろいろな診療科を経験するなか、もっとも心惹かれたのが精神科でした。こころの病気は身体の病気と違って、検査の数値などで診断をつけることができず、治療の「正解」は患者さんによって異なります。明確な答えが存在しないところに医師としての面白さややりがいがあり、精神科の奥深さに魅力を感じました。もともと人と話をするのは好きでしたし、自分の存在が一人でも多くの患者さんの力になればと思い、精神科医としてキャリアを重ねることになりました。

精神科医療と肥満治療を柱にした「こころ」と「からだ」のクリニック

島野 桂周 院長

大学病院や精神科の専門病院で経験を積み、こちらで診療するようになったのは2024年からです。従来の保険診療による肥満治療をベースにしつつ、新たに心療内科・精神科にも対応するようになったことで、これまで以上に患者さんに寄り添った診療をご提供できるものと思います。
というのも肥満と精神疾患は強い関連あるとされ、かつては当院の患者さんの中にも肥満治療に取り組みながら精神科クリニックにも通院されていた患者さんがいらっしゃいました。精神科で処方される薬の副作用で体重が増えてしまったり、心理的なストレスによって食べ過ぎて体重増加につながったりするケースもありますから、「こころ」と「からだ」の両方を診ることは非常に意義のあることだと考えています。

一人一人に寄り添いながら問題解決を目指す「心療内科・精神科」

島野 桂周 院長

心療内科・精神科においては近年患者数が増加傾向にある「適応障害」や「発達障害」に力を入れたいと考えています。単にお薬を出すだけでなく、患者さんのお話を丁寧に伺って、どのようにして問題を解決していくのかを一緒に考えたいと思っています。患者さんの中には心療内科や精神科を受診するのは初めてという方もおられますが、不安なお顔をされていた方もお帰りになるときには少しだけ明るい気持ちになっていただけるような診察をしたいですね。
たとえば適応障害の原因が職場環境にあるなら、「こころ」と「からだ」を休めるために一定期間、会社をお休みすることが第一選択となります。当院では受診されたその日に休職に必要な診断書を発行しているほか、体調が回復した際の社会復帰もサポートしています。もしも同じ職場に復帰するのならば、症状を繰り返さないための具体的なアドバイスなども差し上げておりますのでご安心ください。

「発達障害」ではこれまで診断されてこなかった、いわゆる「大人の発達障害」の診療に力を入れたいと考えています。当院では保険適用のなかで心理検査を行い、丁寧にお話を伺うことで診断します。診断をつけるだけで終わってしまわないよう、現在の生活でお困りの内容をお伺いし、現実的な解決策を話し合うように心がけています。

食事と生活を見直してBMI25未満を目指す「肥満治療」

当院の肥満治療は、毎日の生活習慣を見直すことによって健康的に痩せることを目的にしています。これまで20年以上にわたる実績を踏まえて、確かなエビデンス(医学的根拠)に基づいた肥満治療を行っていることが特徴です。お薬や注射によって急激に体重を落とすのではなく、1か月に1kgくらいのペースでゆっくりと体重を落としながら患者さんと二人三脚で理想のゴールを目指します。
肥満治療は患者さんに「食事メモ」をお渡しすることからスタートします。こちらに毎日の食事のことを記録していただき、次の受診の際にその内容を振り返りながら、改善点をアドバイスします。たとえば野菜を食べる量を増やしたり、間食を週に一日だけにしたり、カフェオレをブラックコーヒーにしてくださいとお願いすることもあるでしょう。食生活を含めた生活習慣を見直して最終的にBMIが25未満になるように、看護師や管理栄養士などがチーム一丸となって患者さんを支えますので、一緒にがんばりましょう。

これから受診される患者さんへ

当院は横浜駅きた西口から徒歩4分という便利な場所で、「こころ」と「からだ」の問題に幅広く対応しています。通院にまつわるご負担を軽減するため、24時間オンライン予約を受け付けているほか、アプリでの決済やキャッシュレス決済にも対応しています。また、院内の所々にグリーンを配置したり、リラックスできるBGMを選んだり、診察室と待合室に十分な距離をもうけるなど、居心地のよい空間づくりにもこだわりました。お一人お一人の訴えに丁寧に耳を傾け、現実的なアドバイスや改善策をご提示いたしますので、心身の不調は放置せずに当院にご相談ください

※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

島野 桂周 院長 MEMO

  • 出身地:北海道
  • 出身大学:北海道大学
  • 趣味・特技:ギターの演奏
  • 好きな音楽:ブルース
  • 好きな場所・観光地:熱川バナナワニ園
  • 好きな言葉・座右の銘:「明日は明日の風が吹く」

島野 桂周 院長から聞いた
『適応障害』

ストレスに起因してさまざまな症状が現れる「適応障害」とは?

適応障害は、職場での人間関係、家族トラブル、金銭的な問題などがストレスとなり、心身にさまざまな不調が現れる状態を言います。意欲低下、集中困難、倦怠感などは「うつ病」の症状とよく似ていますが、原因となるストレスを取り除くと症状が改善する場合には「適応障害」の診断がつきます。また適応障害では過呼吸、パニック、動悸、発汗、めまい、喉の違和感などの身体的な症状を伴うことも特徴です。

適応障害は原因となるストレスを取り除くことが治療になるため、原因が職場での人間関係なのであれば休職することによって心の安定を図ります。適応障害は真面目な性格な人がなりやすいとされますので、自分の特性を知った上で、安心して過ごせる環境を整えることが予防につながります。

島野 桂周 院長から聞いた
『発達障害』

ケアレスミスや忘れ物、強いこだわりが困り事につながる「発達障害」とは?

発達障害にはADHD(注意欠陥/多動性障害)とASD(自閉スペクトラム症)が含まれます。生まれながらの特性として、不注意傾向や衝動・多動性、強いこだわりやコミュニケーションの苦手さがあり、忘れ物やケアレスミス、失言、頻繁な遅刻などの困り事につながります。注意力を高めるお薬を使うことも選択肢の一つですが、トラブルになりにくい環境や工夫について相談するほか、特性を活かした生活スタイルや仕事選びについて話し合うことが大切です。

グラフで見る『島野 桂周 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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