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上田 啓太 院長

KEITA UEDA

MRI完備の脳神経外科・内科クリニック。医療の最初の窓口として“断らない医療”を目指す

東邦大学医学部医学科卒業。研修を経て東邦大学医療センター大森病院 脳神経外科に籍を置き、大学病院や関連病院で経験を積む。2022年より『上田クリニック』の一員となり、現在に至る。

上田 啓太 院長

上田 啓太 院長

上田クリニック

横浜市神奈川区/泉町/反町駅

  • ●脳神経外科
  • ●内科

父と同じ脳神経外科医になり、母校の大学で経験を積む

上田 啓太 院長

『上田クリニック』は私の父が2005年に開設し、この地域の医療に携わって20年ほどになります。父のほかに祖母も医師だったり祖父は歯科医師だったりと、親類に医療者が多い環境に育ちましたので、子どもの頃から「いつか自分も」という気持ちがあったように思います。父がクリニックを開業するのに合わせるように東邦大学医学部に入学し、父と同じ脳神経外科に進みました。
大学病院で10年あまり経験を積み、こちらで診療するようになったのは2022年頃からです。医師になった当初から父の後を継ぐつもりではあったものの、当初の予定より少々早く戻って来ることになりました。高度な専門医療を行う大学病院と地域に根ざした町のクリニック、それぞれに担う役割は異なりますが、医師としてすべきことに変わりはありません。当院に信頼を寄せて足を運んでくださる患者さんのためにも、これまでの知識や経験を踏まえて質の高い医療をご提供したいと考えています。

脳神経の専門家であり、地域に根ざした町医者として

上田 啓太 院長

私の父は脳神経外科医として専門的な知識を持ちながら、地域に根ざした“町医者”になることを目指した人でした。患者さんに威圧感を与えないようにあえて白衣を着用せず、体のことを何でも相談できる“優しいお医者さん”として地域の方々に親しまれてきました。私はそんな父の姿勢を見習いつつ、自分が学んできた医療を実践することによって、地域の方々の健康維持・増進のお手伝いをさせていただきます。
父から私へ代替わりをしても『上田クリニック』としての診療体制は大きな変更はありません。当院では脳神経外科の専門的な医療をご提供する一方で、日々の体調不良を気軽にご相談いただける“町医者”としての役割も担います。あえて父と違う点を挙げるなら、私は脳神経外科の中でも脳血管障害(脳卒中)を専門にしており、日本脳神経外科学会専門医に加えて、日本脳卒中学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医の資格を持っています。残念ながら当院で手術を行うことはできませんけれど、適切な検査と診断によって病気の早期発見・早期介入につなげたいと思っています。

充実した設備をいかして病気の早期発見に努める

上田 啓太 院長

脳神経外科はその名のとおり、脳・脊髄・神経を専門的に診る診療科です。脳卒中など命に関わる病気の治療を担当することもありますし、お子さんが転んで頭をぶつけた時などにかかっていただくのも脳神経外科です。当院では頭痛外来や認知症外来を開設していることもあり、患者さんは小さなお子さんからご高齢の方まで幅広い年齢層がお越しになります。
当院はMRI、エコー(超音波)、レントゲンなどを導入して適切な診断に役立てており、中でもMRIは2024年秋に新しいモデルへのアップデートが完了し、より精密な検査を実施できるようになりました。何か症状があって受診していただくのはもちろんですが、いつまでも元気で過ごすため、積極的に脳ドックや健康診断などを受けていただきたいですね。当院は横浜市の特定健診やがん検診にも対応しておりますのでぜひご利用ください。

医療の最初の窓口として“断らない医療”を目指す

脳神経外科の専門的な診療を行う一方で、よくある風邪症状や糖尿病をはじめとした生活習慣病など、体のことを何でもご相談いただける点が当院の一番の特徴と言ったらいいでしょうか。医療の最初の窓口として“断らない医療”を目指しており、来院された患者さんをお断りすることなく「まずは診させていただく」という姿勢で診療しています。
私自身も経験がありますけれど、体調が悪くて医療機関を訪れるときは不安や緊張を伴うものですよね。そうした患者さんの気持ちが少しでも和らぐように、初診の方であればこちらから名前を名乗り、きちんと目を合わせてお話をするようにしています。医療の専門家として病気の治療や生活習慣の改善をご指導するのはもちろんですが、あくまでも「人」と「人」として患者さんと向き合っていきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

大学病院は臓器ごとに細かく診療科が分かれていて、高度な専門的医療が行われています。私も大学病院で診療していた頃は頭の病気だけを担当し、お腹の病気や生活習慣病を診ることはありませんでした。当院で診療するようになってからは、自分の専門分野に加えて風邪や腹痛など内科全般を診療するようになり、1人の患者さんを総合的に診られることにやりがいを感じています。脳神経外科の専門的医療を行いつつ日々の体調不良にも対応することにより、「ここに来れば大丈夫」と思っていただけるような存在になることが今の目標です。何かお困りのこと、ご心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

上田 啓太 院長 MEMO

脳神経外科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:東邦大学医学部医学科
  • 趣味:ゴルフ
  • 好きな作家:東野圭吾
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな場所:「祖母のいる福岡県」
  • 好きな言葉・座右の銘:「一生懸命」

上田 啓太 院長から聞いた
『くも膜下出血』

突然かつ強烈な頭痛を伴う「くも膜下出血」

人の脳は硬膜・くも膜・軟膜という3つの膜で覆われています。このうち脳にもっとも近い軟膜とくも膜の間にある“くも膜下腔”に出血が起こった状態をくも膜下出血といいます。脳の血管に生じた瘤(脳動脈瘤)が破裂することにより、血管の外に血液が漏れ出すことが主な原因と考えられています。

特徴的な症状として突然かつ強烈な頭痛があり、「バットやハンマーで殴られたようだ」などと言われることがあります。意識障害、嘔吐、痙攣などの症状を伴うこともあり、対応が遅れると命に関わる恐れがあります。治療法は患者さんの状態に合わせて選択され、開頭したうえで行われるクリッピング術、カテーテル治療によるコイル塞栓術などが行われます。また脳動脈瘤を破裂する前(未破裂脳動脈瘤)に発見できれば、外科的治療によって高い確率で治すことが可能です。

グラフで見る『上田 啓太 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION