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沢田 貴志 所長

TAKASHI SAWADA

横浜に暮らす人々の健康を支える診療所。内科・整形外科の診療を柱に、病気の早期発見に力を注ぐ

千葉大学医学部卒業。東京厚生年金病院(現:東京新宿メディカルセンター)にて総合内科専門医取得後、1991年より『港町診療所』の診療に加わり、現在は所長として日々の診療にあたっている。

沢田 貴志 所長

沢田 貴志 所長

港町診療所

横浜市神奈川区/金港町/横浜駅

  • ●内科
  • ●整形外科
  • ●産婦人科
  • ●心療内科
  • ●健診・検診

開院から半世紀近く。横浜に暮らす人々の健康を支える診療所

沢田 貴志 所長

『港町診療所』は1979年に開設され、今日まで半世紀近くにわたって、横浜で働く方・お住まいの方の病気やけがの治療を担ってきました。私がこちらで診療するようになったのは1991年でしたから、この地域の医療に携わって30年以上になるでしょうか。
こちらに来る以前は東京大学の関連施設でもある総合病院で医長を務めていた経験があり、日本内科学会総合内科専門医という資格を有しています。「総合内科」とは文字どおり内科的な病気を幅広く診療して、必要に応じてその分野を専門にする医療機関へと橋渡しをする役割を担います。何らかの不調を感じてはいるものの、はっきりとした原因が分からない……。そうした患者さんのお悩みに寄り添い、全身を診ることで一つ一つ推理を積み重ね、診断に結びつけることが仕事と言ってもよいでしょう。体の不調を感じているものの何科に行ったらよいかわからないといった場合も、ぜひ一度ご相談いただきたいと思います。

内科・整形外科の診療を柱に、健康維持・増進のお手伝いを

沢田 貴志 所長

当院は横浜駅から徒歩6分の立地にあり、商業施設が集まるエリアと住宅地のちょうど境目に位置します。湾岸エリアのマンション群から東急・京急沿線まで幅広い地域の患者様に通院して頂いています。病気やけがをしたときに受診していただくのはもちろんですが、がん検診や各種健診によって病気の早期発見に努め、地域のみなさまの健康維持・増進をお手伝いさせていただきます。
診療面の特徴としては、院内での内科と整形外科の密接な連携を柱に、必要に応じて近隣の病院を活用しながら専門分野の連携を大切にして治療にあたっていることが挙げられます。中高年からご高齢の患者さんは、1人で内科領域と整形領域の病気を併せてお持ちのことも少なくありません。糖尿病・高血圧・脂質異常症(高コレステロールなど)といった生活習慣病を管理しつつ、膝や腰の痛みに対する治療も当院で併せて行うことができれば、患者さんのご負担も軽減されることでしょう。内科的な不調のみならず、通勤通学途中の軽いけが、膝痛・腰痛などの慢性的な痛みにも対応できることが当院の一番の強みです。

豊富な経験と知識を踏まえて、病気の早期発見に力を注ぐ

沢田 貴志 所長

当院の大きな役割は医療の最初の窓口となり、患者さんが元気に働き続けられるようサポートすることです。このため近年は病気の早期発見に力を入れ、がん検診の積極的な利用を推奨しています。医学の進歩により「がんは治る時代」になってきました。胃がんや大腸がんは初期の段階で見つけることができれば、お腹を切らず内視鏡での腫瘍切除も可能です。同様に前立腺がんや甲状腺がんなどについても、早期発見をすれば、より短い入院期間で健康を維持することが可能です。
私自身は総合病院勤務時代に腹部超音波検査の責任者をしていたことがあり、これまで胆嚢がん・肝臓がん・胆管がん・甲状腺がん、腎がんなどについて早期発見の実績があります。また、胆石症、尿管結石、虫垂炎やリンパ節結核といった良性疾患の早期診断にも活用できています。超音波検査は体の負担もなく様々な診断に活用できるので積極的な利用をお勧めします。これまで会社の健診で肝機能にチェックが入った場合、「いつものことだから」と放置されている方もいらっしゃるでしょう。しかし肝機能に異常がみられる背景には胆石や腫瘍、肝炎などが隠れている場合もあり、早期治療の機会を逃してしまう事態にもなりかねません。肝臓にかぎらず、健診結果で「要再検査」などの項目があった場合には、積極的に医療機関を受診なさることをおすすめします。
当院では内科系の病気を幅広く診療することができます。また、現在4つの自治体の結核検診を受託しており、石綿(アスベスト)の診療も経験豊富である他、横浜市の肺がん検診についてはスタートした当初より参加しています。胸部X線の読影は経験豊富ですのでぜひご利用ください。

地域の基幹病院と連携し、「医療の最初の窓口」の役割を担う

さまざまな病気の早期発見に力を入れる中で、地域の基幹病院との緊密な連携体制を築いていることも当院の特徴です。済生会神奈川県病院、横浜市民病院、けいゆう病院、横浜市大市民総合医療センター、済生会横浜市東部病院、横浜労災病院、みなと赤十字病院、済生会南部病院など多数の病院と日常的に連携しているため、「循環器の〇〇治療はこの病院」「消化器の△△検査ならあの病院」といった臨機応変な橋渡しを行うことができます。
当院が窓口となって患者さんを基幹病院へご紹介し、CT、MRI、心臓超音波などの精密検査を実施したり、手術や入院治療をなさったりした後は、病状が許せば引き続き当院にて診療を担当させていただきます。患者さんの生活背景や治療に対するお考えなどをしっかりと把握したうえで、継続可能な治療方法をご提案させていただきたいと思います。

沢田 貴志 所長 MEMO

総合内科専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:千葉大学医学部
  • 趣味・特技:言語習得(英語、スペイン語、タガログ語)「できればネパール語、インドネシア語なども挑戦したい」
  • 好きな場所:山や海

沢田 貴志 所長から聞いた
『肝機能障害』

肝機能の異常を指摘されたら再検査や超音波検査を

検診で肝機能に異常を指摘されている方は少なくありません。多くが肥満などを原因とした脂肪肝やアルコールによる軽度の肝機能障害ですが、中には胆石・肝炎・肝臓がんなどの病気が紛れている可能性があります。会社の検診などで行う肝機能検査は、GOT、GPT,γ-GTPなどに検査の項目が限られていますが、もう少し細かな検査を追加することで原因についておおよその目星を付けることができます。ALP,LAP,γ-GTPの3つの数値が高ければ胆石などの胆道系の病気を疑い腹部超音波などの検査が必要です。γ-GTPが少し⾼値でもALPとLAPが正常であればアルコールの影響や脂肪肝などを疑い、⾷事療法の後で再検査をします。GOT,GPTの高値が目立つ場合はウイルス性肝炎など肝臓の炎症を疑います。とはいえ軽度の変化であっても肝硬変や肝臓がんなどの深刻な病気が隠れている可能性は否定できませんので、異常値があれば再検査や超音波での検査をお勧めします。

グラフで見る『沢田 貴志 所長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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