矢川 裕介 院長
YUSUKE YAGAWA
地域のかかりつけ医として。
高い専門性と身近な医療の両立を目指して
昭和大学医学部卒業。昭和大学横浜市北部病院消化器センターに在籍。各地の関連病院を廻り、2018年9月25日に『やがわ内科・消化器内科』を開院(東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩9分)
矢川 裕介 院長
やがわ内科・消化器内科
川崎市宮前区/土橋/宮前平駅
- ●内科
- ●消化器内科
大学病院で培ってきた経験を地域の皆様に還元していきたい
父が外科医だったということが、この道に進む端緒になったのかもしれません。もっとも、小さい頃はお医者さんだということはわかっても、実感は伴ってなかったと思いますけどね(笑)。年齢を重ねるに連れて、父の仕事がどういうものかということが徐々に理解出来るようになってきました。病気を治して、人の役に立てる仕事。それがわかった頃、はっきりと自分もそれを目指すようになったのです。
消化器内科を選んだのは、父が消化器の外科医だったということが1つ。それから、内科は手術はおこないませんけども、内視鏡という手技があることが特徴です。臨床研修で内視鏡について色々学ぶうちにその奥深さに興味を持つようになったことが、この分野に進む大きな動機となりました。
『やがわ内科・消化器内科』は2018年9月に開院いたしました。大学に残り、研究や後進の指導に関わるのも1つの道ですが、私としては、ずっと臨床に携わっていきたいと考えていました。そうと考えた時、これまでの経験を地域の患者さんに還元したいと思い、この度の開業に至ったということなのです。
地域の医師として、幅広く診ていくことも大切
地域で診れるものは地域で、大学病院や総合病院で診てもらう必要があれば、すみやかにご紹介するということが大事だと考えています。その判断を、私たち地域医療を担う医師がしっかりおこなっていくことが大切です。
私の専門は消化器内科になりますが、大学病院勤務時代は入院の患者さんが抱える糖尿病や高血圧といった疾患を並行して診てきました。また地方に行きますと、それほどたくさんの医師がいるわけではありませんので、外来でも生活習慣病をはじめとする様々な病気を診る機会がありました。
また、それぞれの地域も専門性に長けた先生方がいらっしゃいます。病気の種類によっては、時に地域の様々な先生のお力をお借りすることが、真の意味で患者さんのためになるということもあるでしょう。地域の先生方との連携を密にしながら、専門性を活かして皆さんの日常の健康を支えていけたらと考えています。
豊富な経験をもとに、安全、安心にこだわった内視鏡検査を実施
国際的にも高い評価を得ている消化器病センターにおいて、消化器内視鏡診断・治療における世界的権威である工藤進英センター長のもとで多くの治療、研究活動に勤しんできました。内視鏡の治療は1時間、2時間経つものもあれば、検査のみで10数分で終わるものもありますので、それらを1括りにするわけにはいきませんが、延べ1万人以上の方々を拝見してきたことになります。
内視鏡検査は、安全におこなうことが全てに優先されます。もちろん、苦痛が少ないことも大切です。当院においても、患者さんのご希望に応じて麻酔等を用い、なるべく苦痛のない検査がおこなえるよう配慮していますが、それ以上に、安全性を確立した責任ある検査・治療が重要だと考えています。
さらに言えば、検査においては質も大切です。せっかく検査を受けていただいたのに、見逃しがあっては意味がありません。病気の兆候を見逃さず、しっかりとした診断をつけ、その後に生かしていくことを心掛けて検査に臨んでいます。
正確な診断があって、全ての治療が始まっていく
胃腸の病気では、まず癌を早期の段階で発見し、次の治療につなげていくことが大切になることは言うまでもありません。ただ、胃腸には癌以外にも注意しなければいけない病気が多々あるんですね。
例えば胃の場合、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に発展するピロリ菌にも留意しなければなりません。逆に、最近の若い方はピロリ菌を持っている人が少ないこともあり、逆流性食道炎といった疾患も目立って増えてきています。さらに腸についてですが、これも癌以外に、潰瘍性大腸炎やクローン病といった難治性の疾患が見つかることが多くなり、それらを見極めることが大切になります。
正確な診断があって治療が始まります。しっかりとした診断がなければ次のステップにつなげることはできず、また病気も良くなりませんから、そこのところは非常に重要です。もちろん、あらゆる病気をここですぐさま判断できるとは言い切れないのですが、可能な限り診断をつけ、患者さんがこれからどう進んでいくべきかについて的確なアドバイスができればと考えています。
これから受診される患者さんへ
『やがわ内科・消化器内科』では、健康診断やがん検診も承っております。病気になってしまってからの治療も大切ですが、始まりの段階で病気を見つけ、日々の健康をできるだけ損なわぬように持っていってあげることが大切です。最新の医学的知識の取得を常に心がけるとともに、地域に根ざした医療を誠実におこなってまいります。お身体のことで何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2018年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
矢川 裕介 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:テニス
- 好きな本:スポーツ関連雑誌
- 好きな映画:『ALWAYS 三丁目の夕日』
- 座右の銘:「初心忘れべからず」
- 好きなアーティスト:Mr.Children、サザンオールスターズ
- 好きな場所:東北地方、北海道
グラフで見る『矢川 裕介 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
やがわ内科・消化器内科
矢川 裕介 院長
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