加藤 篤史 院長
ATSUSHI KATO
皆様が望まれる治療を提供し、元気になれる・元気がもらえるクリニックに
聖マリアンナ医科大学卒業。同大学整形外科学講座入局。2005年に父の後を受け、院長に就任。2015年に改修工事を施し、現在の姿に(東急田園都市線「溝の口駅」/JR南武線「武蔵溝ノ口駅」より徒歩4分)。
加藤 篤史 院長
安藤整形外科
川崎市高津区/溝口/溝の口駅
- ●整形外科
父の姿を見て育ち、医療の道へ
父は勤務医で、産婦人科医をしておりました。その父の姿を見て、やりがいのある仕事ではないかと思ったことがこの道に進むきっかけになったように思います。
父は忙しく、私が中学生の頃まで、ほとんど一緒に過ごした記憶がありません。たまに旅行に行っても、仕事で旅行先から1人だけ帰るといったこともありました。その様な事もあり、当時は医師になろうとはあまり思っていませんでした。しかし、やがて進路を考えるようになった頃には、それだけ一生懸命になれる仕事ではないか、と考え方が変わってきました。誰かに頼られる、求められるというのは、それだけやりがいのある仕事だと思ったのです。
『安藤整形外科』は、昭和33年に家内の父が『安藤外科』として開業し、その後整形外科専門の病院として約45年間診療を続けてきましたが、建物の老朽化もあることから2013年病棟を閉じ、2015年に改修工事を施し、現在の形となりました。
私は大学病院では、足の外科を専門としてきました。主に先天性内反足や外反母趾などの成人の足の疾患の診療をしてきました。2005年に当院で診療を始めてからは、足だけではなく、一般的な腰痛や膝痛を多く診るようになりました。診療の範囲が広がったことで、私の視野も広がったように思いますし、様々な人の考えに直に触れられるようになったことで、それまで以上にやりがいというものを感じられるようになりました。
患者さんの求めに応じた医療を提供していきたい
患者さんが治療に何を求めておられるのか、ということに心をめぐらすようにしています。様々な方がおられます。検査をやりたくない、という方もいらっしゃれば、しっかり話を聞きたい、という方もおられるでしょう。よくよく話を伺い、その方が求めておられることを提供してあげることが大切だと思うのです。
整形外科の疾患は、改善があまり見込めないものもございます。たとえば、年齢的に関節が変形してしまっているケースで、その痛みをすべて取り除くということは難しいものがあります。医療だけでそれをすべて解決していくのは困難でしょう。だからこそ、日々の生活が少しでも楽になるような生活指導に重点をおき、リハビリテーション等にも力を入れていきたいと考えています。
状態を改善するリハビリテーションにも力を
当院では、通常のリハビリテーションに加え、介護保険を適用した短期型通所リハビリテーションを実施しています。今は元気でも、ジム等に通うには敷居が高い、とお考えの方が少なからずおられます。そうした方々を対象に、寝たきりにならぬよう、日々の生活に適度な運動を取り入れてもらえるように導いていくのが通所リハビリの目的となります。こちらでは体操教室なども定期的に実施していますが、当初考えていた以上に熱心に皆さんにご利用いただいており、健康意識の高さを感じているところです。
手術を中心としていた病院勤務時代、リハビリにも関わっていましたが、正直なところ、リハビリテーションがこれほど大切という認識にいたっていませんでした。実際のところ、以前は手術が適応と考えられたケースでも、リハビリで治る、ということが多々あることを実感しています。痛みがなかなか引かない、不自由が続くという方は、一度足を運んでいただき、ご相談いただければと思います。
見えなかったものを可視化するエコーを用いた治療
超音波の技術が著しく発達したことで、以前は見ることができなかった神経や血管の様子をエコーで把握することが可能になりました。当院ではこのエコーを用いたハイドロリリース(Hydororelease)という治療をとり入れています。ハイドロリリースとは、エコー下で神経や血管網が豊富な筋膜間にピンポイントで生理食塩水を注入することにより、痛みを軽減させる治療法です。今現在、その機序は明らかにはなっていないのですが、局所に生じた末梢神経の滑走性の障害を改善させる作用があると考えられてます。実際、注射1本で肩が上がらなかった方が改善されるケースもここでずいぶん経験しています。
エコーが整形外科の治療に用いられるようになったことで、この分野は大きく変わっていくと実感しています。今まで見えなかったものが見えるようになったわけですから、その治療法も以前とは違うアプローチができると思います。医療機器も含めた医療の進歩のスピードはすさまじいものがあります。その流れに乗り遅れず、患者さんにメリットのある治療を提供できるよう、知識と技術のブラッシュアップに努めていきたいと考えています。
これから受診される患者さんへ
まずはお気軽にご相談ください。検査がどうしても必要というわけでもありませんし、お話をお聞きした上で、私たちができるものを提供してまいります。もちろん、私の分を越えたものにつきましては、責任を持って専門の病院等へご紹介もさせていただきます。気軽に足を運んでいただき、私たちが少しでもお役に立てていけたらと思っています。
※上記記事は2019年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
加藤 篤史 院長 MEMO
整形外科専門医
- 出身地:福島県
- 趣味・特技:釣り/ラグビーチームコーチ
- 好きな作家:今野敏
- 好きな映画:ゴッドファーザー
- 座右の銘:「七転び八起き」
- 好きなアーティスト:サザンオールスターズ/高中正義
- 好きな場所:海
グラフで見る『加藤 篤史 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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