元町宮地クリニック

宮地 系典 院長への独自インタビュー

泌尿器科を専門にキャリアを重ねる

父が開業医をしておりましたので、どこかで医療を意識する部分があったのだと思います。あまりにも厳しい父に反発して、10代の頃には医療とは別の世界を模索した時期もありましたけれど（笑）。心身ともに成長するなかで、あらためて医師の仕事に魅力を感じるようになったのです。
自分の専門を決める際には、内科医になるか、泌尿器科に進むかで迷いました。内科医だった父が透析クリニックを開いていたものですから、それを継ぐためには相応のスキルが必要だと考えたんですね。ちょうどその頃は、国内に腎移植が定着し始めた時期でしたので、もともと外科志望だったこともあって泌尿器科を専門にしようと決めました。

友人の別荘を訪れたような、落ち着いた雰囲気のクリニック

大学病院に在籍していた当時は、外来診療や手術を担当するほかに、男性不妊治療や人工透析などにも携わってきました。そうした経験をふまえて、『元町宮地クリニック』を開設したのが2009年でしたから、ここで診療をはじめて10年ほどになりますね。患者さんお1人お1人とゆっくり向き合いながら、その方の想いが実現するようにお手伝いをさせていただく、と言いますか。来院される患者さん、みなさんが笑顔になれるような診療をしたいと考えています。
多くの方にとって、医療機関を受診するのは緊張を伴うものですよね。それがもし、泌尿器科であるならば、不安なお気持ちがいっそう大きくなるはずです。そんな患者さんの緊張感をやわらげ、みなさまに安心して足を運んでいただけるように、クリニックづくりをお任せした業者さんには、「友人の別荘を訪れたようなイメージで」とお願いしたんですよ（笑）。心を落ち着かせるダークブラウンとベージュを基調にした院内には、鼻をつく薬液臭ではなく、心地よいアロマの香りが漂います。泌尿器科を受診するのは男性ばかりと言われるなか、女性の患者さんが少なくないことも当院の特長の1つです。

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