安倍 隆 院長
TAKASHI ABE
小児疾患全般からアレルギーの免疫療法まで、豊富な経験と各医療機関とのネットワークで安心できる医療を提供
国立秋田大学医学部卒業後、慶応大学病院ならびに大学関連病院で経験を積む。川崎市立川崎病院勤務の傍ら、腫瘍細胞遺伝学、麻疹・インフルエンザの研究にも従事。川崎市立川崎病院小児科医長、日本鋼管病院小児科部長の経験を経て、2003年、あべこどもクリニックを開院(日吉駅より徒歩15分)。
安倍 隆 院長
あべこどもクリニック
横浜市港北区/箕輪町/日吉駅
- ●小児科
- ●アレルギー科
父の想いを知り、医学の道へ
医師を目指したのは、父が内科医をしていた影響が大きいですね。ただ、高校の頃までは弁護士になりたいと考えていたんです。父親は医師になれとは一言も言っていなかったのですが、高校3年生の時、父親の「将来は子どもが医師になり、一緒に診療をするのが夢です」という一文を目にして、その想いに応えたいと感じ、医師を目指すことにしたんです。小児科を専門に選んだのは、子ども好きということもありますが、将来のある子ども達の役に立ちたいと考えたからです。
国立秋田大学医学部卒業後は、慶応大学小児科に入局。慶応大学病院ならびに国立栃木病院、横須賀共済病院、国立小児病院、小山市民病院といった大学の関連病院で学びました。川崎市立川崎病院に勤務する傍ら、埼玉県立小児センター、国立がんセンター、国立感染症研究所などで腫瘍細胞遺伝学、麻疹・インフルエンザの研究にも携わりました。川崎市立川崎病院の小児科医長、日本鋼管病院小児科部長を経て、2003年、あべこどもクリニックを開院いたしました(東急東横線「日吉」駅より徒歩15分)。
小児診療全般から予防接種まで幅広く対応
この場所は当時住んでいた場所から近く、なじみがある場所です。開院するのであれば、土地柄や人柄が分かる地元に貢献したいと考え、開院場所に選びました。少子化にも関わらず、15年前の開院以降、この地域はお子さんが増えています。開院時は周囲に小児科がなかったため、1日350人位の患者さんを診たこともありますね。年齢層は乳幼児から中学生まで幅広く診療していますが、付き添いの親御さんの具合が悪い場合には一緒に診察をすることもありますよ。
当院の診療内容は小児科全般とアレルギー科。日曜午前や、第3週を除く土曜も午前中開院しています。土日は大学病院などからの先生が、平日は私が診療しています。診察や予防接種のほかに、世界中で使われている新薬の国内に関わる「治験」にも協力しています。
また、インフルエンザの流行など情報が早いことも当院の特徴の一つです。私も長年研究に携わっていましたし、現在大学病院からはインフルエンザの詳しい先生に来ていただいています。インフルエンザワクチンの接種は積極的におすすめしていますので、いつまでに摂取すればいいのか、何歳から受けてもいいのか、など不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。
力を入れていきたい舌下免責治療
アレルギーに関しては、昔から皮膚の下に注射をする免疫療法があり、私も勤務医時代には多くの方に治療をおこなっていました。新しい免疫療法として、昨年小児に国から認可されたのが「舌下免疫療法」です。これはダニとスギ花粉のアレルギー治療法で、舌の裏からアレルギーのエキスを吸収されるだけで、注射とは違って自宅で気軽におこなえるのが特徴です。当院では昨年、治療法が国に認可されてからすぐに始めたのですが、スギ花粉の治療を続けている方からも、「大変楽になりました」という感想を頂いています。現在100名ほどの方が治療を受けており、お子さんの症状が良くなったので、自分もという親御さんも増えていますよ。日本で最先端の治療をおこなっている大学の先生と最新治療の情報交換をしつつ、治療にあたっていますので、アレルギーでお困りの方は一度ご相談いただければと思います。
患者さんの生活の質を損なわない治療を目指す
当院では常に子ども達のために、という姿勢で診療しています。今は仕事などでお忙しい方も多く、なかなかお子さんを診療や予防接種に連れて来る時間がない方も少なくありません。そうした方のためにおこなっているのが土曜日や日曜日の診療です。お子さんが苦しい思いをしないように、医師やスタッフ一同、可能な限り対応をしたいと考えています。また、日常生活を制限するような、患者さんを苦しめる類の治療法は、よい治療法とは考えていません。当院では、最先端の診療をご提供しつつ、患者さんの生活の質(Quality of Life)を損なわない治療を目指しています。
これから受診される患者さんへ
私のモットーは「丁寧に診察し、ご説明をしっかりとおこなうこと」です。なぜこの薬を使うのかといったことも含め、できる限り分かりやすくご説明するようにしています。お一人お一人への診療時間が長くなるのが昔からの悩みですけれど(笑)。
そして、私たち開業医の重要な役割の一つが、お困りごとの相談先であることです。お子さんの具合が悪い場合や困ったことがあれば、どのようなことでも構いません。まずはご相談にいらしてください。当院は大学病院や総合病院、専門医とも連携を取っており、インフルエンザなど疾病の情報に関しても、可能な限り早い情報発信を心がけています。お子さんのかかりつけ医として気軽に足を運んでください。
※上記記事は2019年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
安倍 隆 院長 MEMO
小児科専門医
- 出身地:東京都
- 趣味:食べ歩き、美術館巡り
- 好きな本:エッセイ、冒険小説、歴史物、宇宙関連
- 好きな映画:ハッピーエンド物(ラ・ラ・ランドなど)
- 診察する上での座右の銘:お子さんのために
- 好きなアーティスト:小田和正、井上陽水
- 好きな場所:行きつけの喫茶店
グラフで見る『安倍 隆 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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