西川 真人 院長
MASATO NISHIKAWA
継続性と一貫性を大切に。 内科全般にわたって幅広く地域の人を診ていく
聖マリアンナ医科大学卒業。同大学病院第三内科に在籍。1997年に父より病院を継承。2020年12月に現在地へと移転(東急田園都市線「あざみ野駅」より徒歩10分)。『西川内科医院』として新たなスタートを切る。
西川 真人 院長
西川内科医院
横浜市青葉区/あざみ野/あざみ野駅
- ●内科
祖父、父、そして次の世代へ
祖父と父のいずれもが外科医で、開業医でした。有床の診療所で手術もし、入院患者さんもいるという中で育ってきたものですから、いつしか自分も同じ道を進みたいと考えるようになっていたのです。
大学卒業後は母校の第三内科に籍を置きました。いわゆるナンバー内科の時代です。私自身、臨床研究として糖尿病を専攻していましたけども、臓器別に診るのではなく、内科のすべてを診るという教育を受けてきました。
当院は昭和55年(1980年)に父によって興された『西川胃腸科外科』が前身となります。1997年に父から私が医院を継承し、昨年末に移転したことを機に『西川内科医院』と名称を改めました。以前の病院は急な坂の途中にありました。出来たばかりの頃は、救急車が上がるのも難渋したそうです。車はまだしも、歩いてこられる患者さんが大変で、それを解消すべく移転を決断したということなんですね。「近くなったし、楽になりました」と喜んでくださる患者さんが多く、移転して本当に良かったと思っています。
すべての内科疾患を診ていく
父が開業したのは、あざみ野駅がまだ出来たばかりの頃で、患者さんも若い世代が中心でした。それから30年が経ち、街が成熟してくるに従い、お年を召した方の割合が増えています。高齢化が進んできますと、1つだけではなく、色々な病気を抱えてしまう方がおられます。高血圧や糖尿病などの生活習慣病に加え、整形的な膝や腰の痛みを抱えたり、目や耳も悪くなってしまう。私ども開業医は、それらすべてを見守っていく必要があるのです。先にも申しましたが、私は大学ですべてを診ることを教育されてきました。昨今は専門性が重宝されてきましたが、ここにきて総合診療内科が注目されてきています。私がやってきたのは、まさにそれだったのです。こちらで開業医となってからは、在宅診療にも力を注いできました。在宅診療ではあらゆるお悩みに対応することが要求されますし、それに加えて介護の分野との連携も重要になります。それを考えても、これからの地域医療はジェネラリストとしての総合力がより一層問われる時代になってくるのでしょう。
医療と介護。両方の観点から皆さまの助けになれるように
私は横浜市の介護保険認定審査員を長らく務めています。また医師会の中で在宅医療を司る分野を長年にわたって担ってまいりました。身内が介護が必要になった時にどうすればいいか。これまでの経験を生かして様々なアドバイスをおこなえると思っていますし、地域包括支援センター(ケアプラザ)と連絡をとり合い、訪問看護ステーションやケアマネージャーと密に連携した診療をおこなっています。
認知症が社会的な問題になって久しいですよね。残念ながら認知症は今の医学を持ってしても治らない病気ですが、そもそも私たち内科医は、“治らない病気”を診てきてるわけです。糖尿病にしても高血圧にしても、「これを飲めば治る」というものではありません。そこでは病気をいかにコントロールしていくかが問われるわけで、認知症に対してもそのスタンスは有効です。認知症は医療的なケアも大事ですが、それ以上に介護を含め、周りとうまく連携し、ご家族を助けてあげることが大切です。実際、周囲がうまく対応することで、ご本人の状態はずいぶん変わっていくものなんですね。少しでもご本人が、そして周囲の人が楽に生活出来るよう手助けが出来ればと思っています。
継続性と一貫性を大切に
昭和大学藤が丘病院で内科医をしております私の長男が、近い将来、ともに診療にあたり、医院を継いでいくことになります。1ヶ月ほどですが、国家試験合格後の研修で当院で診療をしたことがありました。患者さんから尋ねられ、「息子なんですよ」と申しますと、「そうですか。後を継がれるんですね」とすごく嬉しそうにされていたのが印象に残っています。
開業医の場合、継承ということが非常に大切になります。病歴や既往歴、さらにお薬のアレルギーなどの各種データが受け継がれていくことで、スムーズな診療が可能になるのです。医院の承継問題がクローズアップされる今、私は恵まれているのでしょう。そしてそれは、地域にお住いの患者さんにとっても同様の価値を持つと思っています。
これから受診される患者さんへ
新型コロナウイルス感染症の流行が続いていますが、医師である以上、感染症を避けては通れないと認識しています。当院では発熱患者さんは時間を分けて診療するとともに、導線を工夫し、待合室も別に設けてあります。患者さんとスタッフ、医院に関わるすべての人を守る万全の対策を敷いておりますので、どうぞ安心してご来院ください。
繰り返しになりますが、私は内科疾患はすべて診るという教育を受けてまいりました。あらゆる疾患をを深く診ることは難しいのですが、より専門的な医療が必要と判断した場合には長年の経験をもとにしかるべき先生の元へご紹介させていただきます。お身体のことで何か不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
西川 真人 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県
- 趣味:読書
- 好きな本・作家:歴史小説/浅田次郎
- 好きな映画:『2001年宇宙の旅』
- 座右の銘:「継続は力なり」
- 好きな音楽:クラシック、ジャズ
- 好きな場所:温泉
グラフで見る『西川 真人 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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西川内科医院
西川 真人 院長
横浜市青葉区/あざみ野/あざみ野駅
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