太田こどもクリニック
横浜市青葉区/あざみ野/あざみ野駅
- 小児科
- アレルギー科
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太田 恵蔵 院長への独自インタビュー
学生時代の体験をきっかけに、小児科医として研鑽を積む
私は子どもの頃から「生きもの」が好きで、学校の勉強でも生物や化学が好きでした。シュヴァイツァーや野口英世に憧れる、理系男子だったというところでしょうか(笑)。とはいえ、実家はごく普通のサラリーマン家庭でしたから、「本当に医学部に行かれるの?」と心配されましたが。高校卒業後は帝京大学医学部に進学し、こうして医師になることができました。
自分の専門として小児科を選んだのは、学生時代の病棟実習での体験がきっかけでした。ちょうど私が小児科病棟を担当していたとき、ゴールデンウィークの長いお休みの間も家族のもとに帰れない子どもたちのために、ちょっとしたパーティが開催されたんですね。思いがけず実習生である私もご招待いただいたのですが、パーティが終わるころになって子どもたちから「先生、もっと遊ぼう」と声をかけられ、何とも言えず嬉しかったことを覚えています。つらい・苦しい状態にある子どもたちのために少しでも力になることができたら。その想いが、小児科医としての原点だったように思います。
子どもたちの変化に目配りをし、ご両親の想いに寄り添う
『太田こどもクリニック』の開設は1992年の1月でしたから、この地域の医療に携わってもう30年近くになるでしょうか。子どもたちを取り巻く環境や病気の変化、街並みの変化を見守りながら診療を続けてくることができました。開業当初は今とは違う場所で診療していたのですが、あざみの駅近くのクリニックモールへと移転するとともに時代のニーズに合わせて電子カルテやWeb予約システムなどを導入し、現在に至るという感じです。
私がまだ勤務医だったころ、先輩ドクターに褒めていただいたことがありました。「君は診察中ずーっと話をしている。きっと開業に向いている」と。もしかすると、ほかに褒めるところが無かったのかもしれませんけれど(笑)。子どもたちの小さな変化を見逃さず、保護者の方々の訴えに丁寧に耳を傾けるという姿勢は、医師としてずっと変わらない私のスタイルです。病気のことに限らず子育てのお悩みなど、子どもたちに関することは何でもご相談いただきたいと思います。
院長の太田恵蔵先生とは、医師会の役員をしていた関係で親しくさせていただき、よく飲みに行ったりしていました。長年あざみ野で診療されており、穏やかで人当たりのいい先生ですよ。