平元 周院長
MAKOTO HIRAMOTO
地域の中核病院としての役割を担い
みなさまの健康を見守っていく
大学卒業後、勤務医として幅広い症例に携わり、スキルを磨く。一般診療や救急医療に携わるほか、脳神経外科医として知識を深め、「横浜総合病院」の院長に就任。
平元 周院長
横浜総合病院
横浜市青葉区/鉄町/あざみ野駅
- ●内科
- ●心療内科
- ●小児科
- ●整形外科
- ●乳腺外科
- ●リウマチ科
- ●形成外科
- ●産婦人科
- ●泌尿器科
- ●眼科
- ●耳鼻咽喉科
- ●皮膚科
少年時代の体験をきっかけに、医師を志すように
私が生まれたのは、北海道の利尻島になります。両親は関西の出身であり、父は“開拓僧”としてお寺の住職を務め、母は父と二人で始めた道北で初めての保育園(ルンビニー保育園)主任保母をしておりました。当時の利尻というところは、いわゆる無医村の状態が長く続いていました。その現実を見て育ち、「なれるものなら医者になりたい」と考え、この道を志すようになったのです。そしていつか、利尻に戻りたい、と考えたのですね。
弘前大学を卒業した私は、聖路加国際病院で初期研修の後、北品川病院に勤務しました。救急も大変数が多く、のべつまくなし野戦病院という状態でした。利尻に戻ることを前提に物事を考えていた私としては、様々な経験を積むことがのちにつながると考えたのです。
そんな折り、あろうことか利尻にあった道立病院が廃院したというニュースが飛び込んできました。交通網が発達を遂げ、利尻に住む人も札幌や旭川に出てくることが容易となった状況では、起こるべくして起こったことなのかもしれません。ただ、私としてはこの時点で、帰るべき場所を失ってしまったということになりました。
脳神経外科医として、専心にその道を究めようとしたのはその後のことになります。今振り返りますと、はからずも大きな転機になったということなのでしょうね。1989年にこちらにまいり、2004年に院長に任命され、現在に至ります。
地域の中で連携をはかり、地域の患者さんをしっかりサポート
『医療法人社団緑成会横浜総合病院』は、青葉区の地域医療を支える存在となるべく、1988年に開院致しました。以来、この地域に住まわれる方々が、わざわざ遠くに足を運ばれずとも、地域内で最善の治療を受けられるべく努力を続けております。
その役割をさらに進めるべく立ち上がったのが、地域医療総合支援センターの存在です。いわば、地域医療の窓口を担うセンターには様々な役割が期待されていますが、その1つとしてあるのが、在宅医療をご希望される皆様へのバックアップということになります。病院からお家へとお帰りになられる場合、地域のケアマネジャーやケアプラザと当センターが連絡をとり、その後の訪問医療や訪問看護とのスムーズな連携をはかっていきます。地域の人々が安心して老後を迎えることの出来る体制づくりは、これからの時代には必要不可欠なものとなるでしょう。
またさらに、クリニックの先生方とのよりスムーズな関係づくりも、センターが担う大きな役割となります。やはり、お互いの顔が見えないことには、せっかくご紹介いただいたとしても、即時の対応がスムーズさを欠いたものとなりがちです。常に連絡を取り合い、クリニックの先生方はもとより、救急隊の皆さんに信頼される病院でありたいというのが、私たちの考えるところなのです。
「心」と「技術」を1つにして、日々の診療にあたる
『横浜総合病院』の理念である「心技一如」。心だけではなく、技術だけではなく、その2つが一緒になったものこそが医療であるという想いを表しています。
医療の原点は、「救急の精神」だと思っています。つまり、患者さんが困った時に、苦しんでる時に傍にあり診ていくということ。私は、医者が傍にいないことによる大変な状況を、幼い頃より感じて育ちました。「救急の精神」は、その時の体験から得た切実な気持ちなのです。困っている時だからこそ、苦しんでいるからこそ、医療が必要である。その精神を職員全員が共有し、日々の診療に向き合っていきたいと考えているのです。
診療の枠を超えて、地域のみなさまの健康を見守る
糖尿病等を題材とした生活習慣病教室を、月に1回を目処に開催しています。また、これとは別に、市民の皆さんにお集まりいただき、年に1回の地域講演会を催してもいます。生活習慣病教室については、どうしても病院の患者さんが中心となりますが、私はこれからの時代、院内に限定した活動だけでは物足りないと考えています。今後はより多く外に出る機会を設け、地域の皆様の健康に少しでもお役に立てるよう、活動の場を広げていければと思っているところです。
これから受診される患者さんへ
機械化が進み、医療がどんなに進歩しようとも、最終的に医療が、人と人であるという根本は変わりません。医療の質はもとよりのことですが、接遇の巧拙によっても、その人が病院に対して抱く想いは変わってくるでしょう。「ここに来て良かった」と皆さんに思っていただけるよう、信頼を第一に考え、今後も歩んでいきたいと考えております。
総合病院とはいえ、私どもは決して敷居の高い病院とは考えておりません。何か困ったことがあれば、いつでも何なりとご相談ください。地域に根付いた病院として、誠実に皆様のお悩みに応えていきたいと考えております。
※上記記事は2015.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
平元 周院長 MEMO
- 出身地:北海道
- 趣味:昆虫観察
- 好きな本・愛読書:推理小説
- 好きな映画:子ども達と一緒に観た映画が良い思い出ですね
- 好きな言葉・座右の銘:不屈の精神
- 好きな音楽:フォークソング
- 好きな場所・観光地:史跡・戦跡 / 北海道
グラフで見る『平元 周院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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