こどもの国整形外科
横浜市青葉区/奈良/こどもの国駅
- 整形外科
- リハビリテーション科
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今里 有紀彦院長への独自インタビュー
父と同じ医師になり、整形外科を専門に研鑽を積む
父も同じ整形外科医でしたので、医師という職業は子どもの頃から身近でした。しかしながら思春期の頃は、「やっぱり家業を継ぐんでしょう?」といった雰囲気が周囲にありましたので、多少反発心みたいなものが芽生えていました。漠然とですが、その頃は電子工学や機械工学に興味あり、そちらに進みたいとも考えていました。
代々医師の家系というわけではありませんでしたので、父から「医師になれ」と言われたことは1度もありません。しかし自分の進路について冷静に考えた時、やはり医師になる選択肢を自然と選ぶようになっていました。反発心があったころは、医師の仕事を客観的に見られなかったのだと思います。今はこの職業を選んで本当に良かったと思っています。
母校の昭和大学医学部を卒業した後は、昭和大学藤が丘病院の整形外科医局に入局し、先輩方からさまざまなご指導を受けることができました。ときには救命救急センターで生命の危険にさらされた患者さんを治療させていただくこともあり、最前線での臨床も経験しました。勤務して14年経ったころ、お世話になった教授が定年で退任されました。これからは地域医療に貢献していくべきだと考え、開業を決意しました。こどもの国の地を選んだ理由は、これから育っていく新しい街で心機一転して働きたかったからです。ちょうど新興住宅地として都市開発が進んできたのですが、当時は医療機関がほとんどありませんでした。
開業から20年あまり、地域に根差した診療を続ける
患者さんは比較的若い方が多くお見えになります。もともと住民には子育て世代の方が多いですし、この地域には日本体育大学のほか、小学校、中学校もありますから、スポーツでケガをされたお子さんが来院されることが多いですね。
住民の年齢層について言えば、開業当初は地元の方など高齢の方もいらっしゃいましが、転居されて来られる若い世帯の方々との年齢層のギャップが印象的でした。最近はこうしたギャップも埋まり、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。20年近くもこちらで開業しておりますと、当時は赤ちゃんだったお子さんが成人して来院されると時の流れを感じます。