ありがクリニック
横浜市青葉区/荏田西/市が尾駅
- 消化器内科
- 外科
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有我 隆光院長への独自インタビュー
消化器外科を中心に幅広い症例に携わり、スキルを磨く
人の命を救う仕事に就きたい、と思ったのが大きな理由です。当時話題になった外科医を主人公にした医療ドラマの影響も、多少あったかもしれません(笑)。わたしの家族・親戚に医師はいませんでしたので、どのような職業か具体的な想像はつかなかったのですが、生涯をかけて取り組みたい仕事だと思いました。
その中でも外科を選びました。現在のように医療分野のセグメント化が進んでおらず、大きな枠組みでは内科か外科という選択肢でした。外科を選んだのは、がん治療を担当したかったからです。当時はがん治療の主流が手術で、方法論も現在のように進んではいませんでしたので、亡くなる方が多かったのです。そこで手術の技術を磨いて一人でも多くの方の命を救えたらと思いました。
大学を卒業した1980年4月から1991年3月までは、母校である千葉大学の医局ならびにその関連病院に勤務し、さまざまな経験を積ませていただきました。そして縁あってお声がかかり、同年4月から横浜労災病院の立ち上げに携わらせていただきました。開院前でしたので、仕組みづくりに始まりさまざまな設備や薬剤をそろえなければなりません。気が付くと「ないもの」がたくさんあり、慌てて準備しました。いちから立ち上げにかかわりましたので大変でしたが、あのような経験をさせていただいたことは自分にとって大きな「糧」になっています。病院に勤務していた間は消化器外科と一般外科を担当し、さまざまな手術を行いました。特に消化器(胃、大腸など)と乳がんの手術、ならびに術後の合併症管理、再発治療、緩和治療、終末期治療などの経験が豊富です。
今年(2014年)の4月に、自宅に近い市が尾で独立開業しました。そろそろ地元に根を下ろし、地域医療に貢献したかったためです。
豊富な経験と高いスキルをいかして、地域医療に貢献する
勤務医時代に培った高度な知識と技術を地域医療に活かしたいと考えています。診療項目を「外科・消化器内科」としましたのは、手術後の患者さんのケアができることを「強み」にしようと考えたためです。当院では放射線を使った抗ガン治療などはできませんが、手術ならびに術後治療の経験が豊富であることから、がんの再発や臓器癒着、合併症の有無をチェックできます。また機能が落ちた器官のケアや緩和治療にも取り組むことができますので、安心してお任せいただけたらと思います。予防の観点から健康診断のための設備も各種揃えましたので、当院である程度のスクリーニングができます。これも長年がん治療を担当してきたメリットです。がんは「早期発見」が肝要ですので、異変を感じられたらすぐに当院で検査を受けてください。今後は診療所同士の交流を図り、各種専門領域の先生方との連携も進めていきたいと思います。