浜崎眼科
横浜市都筑区/勝田町/仲町台駅
- 眼科
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浜崎 健太 院長への独自インタビュー
眼科医として研鑽を積み、愛着のある地元に開業
高校時代には、魚の養殖をやりたいと本気で考えていたことがあります。海洋牧場というのですが、ある図鑑にイラストが載っていて、「こんなのがやれたら…」とずいぶん憧れたものです。今、近畿大学のマグロ養殖が知られるようになりましが、それに近いものですね。私の家は開業医をしており、本当に最後の最後までどちらの道に進もうかと悩んだものでした。
今、こうして実際に医師になってみて思うのは、この仕事が非常にありがたいものだということです。やはり、直接に喜んでいただける仕事というのは、そうそうないのではないでしょうか。マグロ養殖も喜んではいただけるかと思いますけども、答えが出てくるのは結構な時間が掛かりますからね(笑)。
眼科を選んだのは、白内障のレンズ交換の手術を手掛けたいという純粋な興味からでした。私の入局当時はまだ一般的ではありませんでしたが、「勝ちにいく医療」の象徴として、非常に魅力を覚えたのです。
『浜崎眼科医院』の開院は2001年のこと。実は、先代である父が開業をしたのが、この勝田町だったのです。当時私は小学校に入ったばかりの頃でしたが、この地で開業することは、私にとって故郷へ帰ることと、同義だったのでしょうね。
患者さんの一生に寄り添い、目の健康をサポートする
白内障の治療を「勝ちにいく医療」と申しましたが、あえて分けるとするならば、現在、主に診ている緑内障や糖尿病網膜症は、「守りに徹する医療」と言えるかもしれません。糖尿病が、「付き合っていく病気」であることはよく知られています。それに付随して起こる網膜症についても同様で、完全に治ることは叶いません。眼科で出来るのは、進行を少しでも遅らせてあげることのみ。言ってみれば、守るだけで、勝ちにいってないことは確かです。しかし、人の一生を考えた場合、「負けない」ということに非常に意味があるとも言えます。
見方を変えてみますと、「勝ちにいく医療」は、治った時点で役割を終えるとも考えられます。その点、「守る医療」は、終生闘い続けることが求められる。もちろんそれは苦しいことです。ですが、患者さんの常に傍にいる町医者にとって、そこにこそ本質があり、本領を発揮出来る分野だと私は思っています。