林 裕次郎 院長
YUJIROU HAYASHI
耳鼻咽喉科専門医ならではのスキルをもって
「めまい外来」を中心に質の高い診療を
大学卒業後、耳鼻咽喉科を専門に研鑽を積む。大学病院で「めまい外来」などを担当し、「市が尾駅」そばに開業。
林 裕次郎 院長
市が尾耳鼻咽喉科
横浜市青葉区/市ケ尾町/市が尾駅
- ●耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科を専門に研鑽を積み、安心の医療を提供する
幼少期に股関節の病気を患い入院をしたことがありました。その時に、先生や看護師さんにとてもよくしていただき、注射の時などは恐怖心や苦痛を軽減するために歌を歌ってくださったことを覚えています。そのほか、運動会に出たい私が、ギブスをつけたまま出場できるように先生が工夫をしてくださいました。幼心に「人に寄り添う」お医者さんの存在を大きく感じたのだと思います。また、マンガ「BLACK JACK」を連載時から読む世代でもあり、こちらにも大きく心を動かされていました。
耳鼻咽喉科を選んだ理由の一つは、まず眼を除く首から上の感覚器を幅広く扱う科であるということです。また、外科内科両方の切り口で治療ができます。薬物治療では効果が期待できないような明らかな病巣に対しては手術を執り行い、一方でめまいなどの病気は、細かい問診を経て患者さんとじっくり向き合います。こうしたオール・ラウンドな診療ができることに耳鼻咽喉科の魅力を感じました。
大学卒業後は母校の大学病院やその関連病院に勤務してまいりました。また長年「めまい外来」を担当し、多くの患者さんの診療にあたりました。これからは、気軽に相談できる「安心できるクリニック」として患者さんのお役に立てられればと考え、2015年11月に開業いたしました。
患者さんの訴えに丁寧に耳を傾け、正確な診断につなげる
一般的な問診票の他に、めまい専用の問診票に記入していただきます。この問診票には細かい項目があり、どんなときにめまいが起きたか、めまいが続いている時間、耳鳴りや難聴の有無、といったことなどを記入していただきます。記入内容を拝見してあらかじめご様子を把握してから、診察にあたります。そして診察ではさらに細かくお聞きし、様々な検査を行います。
見落としのない診察、わかりやすい説明を心がける
めまいには、様々な要因が考えられますから、取りこぼしのないよう念入りに診察します。こちらでは眼の揺れ動きの様子を見る「眼振検査」、耳の聞こえ具合を調べる「聴力検査」、身体のバランスを診る「重心動揺検査」などを行いますが、脳の異常が考えられる場合は、近隣の病院でMRI検査をお願いすることもあります。
めまいの多くは耳の中の内耳の異常で生じますが、稀に命に関わる大きな病気が原因で生じることもあります。実際に、めまいで受診された患者様で脳の重大な病気が発見されたことがありました。その患者さんは、すぐに手術することができ、一命をとりとめることができました。後日、お礼のために診察にお越しいただいたときは、本当に嬉しく思いました。医師冥利に尽きる一瞬でした。
めまいの原因で圧倒的に多いのは、「良性発作性頭位めまい症」です。この病気は三半規管の機能異常であり、メカニズムを理解すれば怖い病気ではありません。しかし、かかった本人は「一大事が起きた」と感じたり、「脳の異常が起きたかもしれない」と大きな不安に駆られます。そこで、画像や動画をお見せしながら、病気のメカニズムについてわかりやすく説明することを心がけています。病気を治すだけではなく、患者さんの不安を取り除くこともとても大切なことだと考えています。私がクリニックを開業したかった理由もここにあります。
めまいの中には、耳なのか脳なのか紛らわしいものもあります。重大な病気を「見逃す」ことが何より怖いので「念のため」というスタンスを崩さずに診療にあたっています。
また、めまいの原因や生活上の様々な注意点について説明をしたり、めまいを緩和する体操を行うこともあり、診療時間は必然的に長くなってしまいます。幸い患者さんにはご理解いただくことができ、とても助かっております。
先ほどもお話ししました通り、めまいには様々な原因があるため、わたしの守備範囲を超える病気の場合は、近隣の医療機関に紹介を行いご協力をいただいています。わたしを窓口として、少しでも困っている患者さんの助けになれば、と考えています。
豊富な知識と経験をもって、病気の早期発見・早期治療に努める
第一に「丁寧な診察」を行なうこと。病気が大事に至らぬよう「早期発見・早期治療」に努めること。患者さんの不安を取り除くため「丁寧な説明」を心がけています。
これから受診される患者さんへ
当院では症状を感じたときすぐにいらしていただけるよう、当日の順番予約をしています。予約はインターネット・スマートフォンの両方を使ってできますが、もちろん電子機器に不慣れな患者さんは電話でも大丈夫です。
一般的な耳鼻科の症状とめまいとでは時間のかかり方が異なりますから、待ち状況はスマートフォン・電話で常に把握できるようにし、順番が近くなったころにご来院いただけるようにしています。幸い、スーパーやショッピングセンター、カフェなど時間をつぶす場所が数多くできて助かっています。
地域の皆さまの健康維持に努めてまいります。ささいなことでも結構ですので、どうか気軽にお越しいただければと思います。
※上記記事は2016年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
林 裕次郎 院長 MEMO
- 出身地:愛知県
- 趣味・特技:音楽鑑賞、オーディオ、子供のサッカー試合観戦
- 好きな映画:「スター・ウォーズ」シリーズをはじめとするSF作品など。
- 好きな言葉・座右の銘:丁寧に診ること
- 好きな音楽・アーティスト:ポップス、ジャズ、ロック。特にアコースティックなもの。
グラフで見る『林 裕次郎 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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