あざみ野おさかべクリニック
横浜市青葉区/あざみ野/あざみ野駅
- 呼吸器内科
- アレルギー科
- 内科
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電話 | 045-902-3033 |
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所在地 | 神奈川県横浜市青葉区あざみ野2-9-11 サンサーラビル3F |
最寄駅 | あざみ野駅 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
WEB | http://www.osakabe.com/ |
休診日 | 木曜・土曜午後・日曜・祝日 |
診療時間 | [平日]08:50~12:00 15:00~18:30 [土曜]08:50~12:30 |
特徴 |
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YOSHIMI OSAKABE 刑部 義美 院長
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昭和大学藤が丘病院勤続25年以上(内科呼吸器・救命センター)の臨床経験と知識を地域医療に生かしていこうと思い、2002年に開院しました。
最先端の医療と技術を提供していくために、電子カルテ、デジタルレントゲンなどを導入しております。
昭和大学藤が丘病院客員教授の院長は、気管支喘息などのアレルギー疾患の研究治療に特に力をいれ、喘息という病気をしっかりと理解してもらうための本も出版しております。現在、昭和大学藤が丘病院内科呼吸器、昭和大学横浜北部病院呼吸器センター、たちばな台病院、横浜旭中央病院の医師8名で平日午後と土曜日は2診体制で診療しております。全員が呼吸器専門医なので、大学病院レベルの診療を提供しております。
特に、喘息では、いまだに旧態依然の治療により、発作で苦しんでいる患者さんが非常に多いことに驚いています。喘息の治療は急速に進歩しており、定期的に専門医のもとで治療していれば、症状は良好にコントロールできます。
一人でも多くの患者さんが、喘息の苦しみから解放され、満足されてお帰りになれるように、日々スタッフ一同努力している姿勢が評価され、"患者が決めた!いい病院"2007年度版(関東版)喘息部門の第6位にランクインされました。
患者さんが納得して治療に入れるように病気の説明には特に時間をかけて温かい診療を心がけております。
刑部 義美 院長への独自インタビュー
呼吸器疾患の専門家として、地域医療に貢献する
私は山梨の富士吉田という街で生まれ育ちました。当時はあの辺りは何にもないところで、大きな会社に入ろうと思ったら富士急行、あとは公務員、もうどっちかしかないんですね。此処で一生を終わるのは嫌だと心底思っていました。
叔父が医師だったのですが、田舎のことですから、いわゆる“お医者様”です。お医者様となると、周囲の人達は色々気を使ってくれたり、一方通行をお巡りさんが見逃してくれるなど、私が叔父のところへ遊びに行く度に「ハッ」と思うことばかりだったんです(笑)。
当時、叔父のところへ遊びに行ってたことも、私自身のハングリー精神と言うんでしょうか。結局、叔父を見習うことにし、この道を志そうと思ったんです(笑)。
その後、「お前が頑張るんなら、とことん面倒を見てやる」と父の全面的なバックアップを受け、この世界に入ったという訳です。この年になって考えるに、頑張ることのキッカケは何でも良いんですよね。意義や責任は後から否応なく付いてくるものだと思います。
昭和大学を卒業し、昭和大学藤が丘病院の呼吸器科を選択しました。あの頃の内科の花形と言えば循環器内科と消化器内科です。私自身も最初は循環器に進みたいとも思っていました。ただ、人気があって所帯が大きいと何かと不都合も多いかとも考えたんです。逆に人気のないところであれば、思う存分勉強をさせてもらえて、大事にしてもらえるんではないかという魂胆で呼吸器科に入局しました(苦笑)。
実際、入局してからはからはとても良くしていただけました。強引に無理を押し通して札幌医大、横浜市大、アメリカのユタ大学病院で呼吸器にまつわることは一通り勉強させていただけたんです。当時の教授からしたら内心、はらわたが煮えくり返ってたんじゃないかと思います。仮に今、私がその立場だったら、ただでは許さないでしょうね(笑)。
アメリカから帰国してすぐに当時開設したばかりの昭和大学藤が丘病院の救急救命センターに配属になりました。喘息の患者さんは無論のこと、感染症や肺炎などの呼吸系疾患のスペシャリストとして、大変であっても中身の濃い充実した日々を17年間に渡って過ごしました。
2002年に『おさかべクリニック』を開院致しました。救命センターに来られる喘息の患者さんは、もう手の施しようのない状態であることが多いのです。そうした患者さんを多く診て来て、その度に無念な思いを抱いていました。結論として、彼らを助けるには外に出るしかない。開業するしかない。待っていてもダメなら、外に出て、患者さんを喘息死に至らないように治療する必要があると考えたんです。いかにして未然に防ぐか。この観点に則り、呼吸器専門医として為すべき責任を果たしてまいりたいと思っております。
日々の診療を通して、正しい情報を発信していきたい
喘息はなかなか治らない病気というイメージがありますが、適切な治療を受けていれば必ず治る病気です。大人になって再発するケースもございますが、これは主に薬を急にやめてしまわれる方が多いからなんです。症状の改善にあわせて薬剤を3剤を2剤に、2剤を1剤にと序々にフェードアウトしていけば、喘息の再発も防ぐことが可能です。
一般に喘息は治らない病気と思われがちですが、決して怖い病気ではなく、コントロールが可能な病気だということを皆様にご理解いただければと思います。
喘息に対する処方としては吸入ステロイドを用いるのが一般的です。ところが、ちょうど私くらいの世代、50、60歳の方は、ステロイドにはとんでもない副作用があると思い込んでいる方が非常に多くいます。顔に塗ったらかえって酷くなってしまったですとか、糖尿病を引き起こしたですとか。この為に、ステロイド=危ない薬と思われている方が本当に多いんですね。
その世代の方が、「孫にステロイドを使う?とんでもない。すぐにやめろ!」となってしまうんです。現在用いられている吸入ステロイドは、一般に流通しているお薬と同様、副作用は限りなくゼロに近いものになっています。
安全性は確認されていますので、心配することなくステロイドによる治療を認めていただけるようになればと考えています。