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松葉 育郎 院長 

IKURO MATSUBA

スマホアプリも活用し、リアルタイムな健康管理を提供
患者さん一人一人に合わせたオーダーメイド診療を行う

東京慈恵会医科大学卒業後、同大学院医学博士課程を経て医学博士取得。 Hagedorn研究所(デンマーク)研究員を経て、帰国後、同大学第3内科講師を務める。1991年、川崎市幸区に開院。(JR南武線矢向駅・鹿島田駅から徒歩15分)。 

松葉 育郎 院長 

松葉 育郎 院長 

松葉医院

川崎市幸区/塚越/矢向駅

  • ●内科
  • ●胃腸内科
  • ●循環器内科
  • ●糖尿病内科

患者さんと向き合う内科診療を選択し、全身を診る糖尿病の専門医へ

松葉 育郎 院長 

私はもともと物理や数学など理系に興味がありました。学者になる道も考えたのですが、周りに医療関係者が多かったこともあり、理系の興味が活かせる医学系の道を選び、慈恵医科大学に進みました。入学後は友人も多く、勉強も楽しかったこともあり大学院でも3年間学びました。
学会での研究発表の時にちょうどいらしていたデンマークの教授の方と私の研究内容が同じような分野だったんです。卒業後お誘いをいただき、留学して研究を深めました。帰国後は東京慈恵会医科大学第三内科に所属。講師を務めつつ、更に臨床経験を積みました。1991年、川崎市幸区にある実家に松葉医院を開院。現在に至ります。(JR南武線矢向駅・鹿島田駅から徒歩15分)。大学の卒業時は研究ではなく、臨床も行う内分泌代謝学を選びました。研究室に入ってしまうと、患者さんを診ないまま医師になってしまうと感じたためです。やはり患者さんの診察をして臨床経験を積むのは医師として大切ですからね。研修をしていく中でホルモン疾患の診断などいろいろな経験を積むことができました。そこから全身の診断に興味を覚え、糖尿病を学ぶことにしたんです。

糖尿病を中心として生活習慣病から、内科一般まで幅広く診療

松葉 育郎 院長 

当院の診療科目は内科一般、糖尿病、循環器、胃腸の診察を行っています。ほかには禁煙外来やAGA,、ED、甲状腺疾患にも対応しています。川崎市の特定検診も行っていますよ。CTやMRIといった高度医療機器はありませんが、バリウム検査や超音波検査、ABIやホルター心電図など一般検診に必要な機器は一通り揃えています。早期に診断をつけて必要な医療機関にご紹介することも開業医の重要な役割ですからね。小児科以外は風邪の症状からがんの患者さんまで幅広く診察しています。患者さんは口コミやネットで来院される方がほとんどですね。私の著書をご覧になって受診される方もいらっしゃいます。
診療の中で力を入れているのが、糖尿病疾患を中心とした生活習慣病の診断・治療です。特に糖尿病はさまざまな合併症があり、全身に影響が出る疾患です。目の症状や血圧、腎臓のほか心臓疾患にもなりやすくなります。内科や循環器、眼科など幅広い医療知識が必要なんです。今で言う総合診療医のようなものですね。治療には必要に応じて薬も使用しますが、運動や食事などの指導も行っています。糖尿病の患者さんは近隣の方以外にも他県など遠方から来る方もいらっしゃいます。国が取り組みを始めた遠隔診療にも対応しています。対応疾患の種類や定期的な来院が必要など一定の条件はありますが、今後上手に診療に取り入れて患者さんの負担を減らしていければと思います。

食事・運動の指導に力を入れた糖尿病治療

松葉 育郎 院長 

糖尿病の薬も増えていますが、まずは生活習慣を整えることが大切です。食事と運動はその基本です。管理栄養士が3名、健康運動士が2名在籍しており、それぞれの専門性を活かして患者さんの生活を改善するアドバイスを行っています。症状が初期の段階であれば薬を投与せずに生活習慣の指導から始めることも多いですね。医院の2階にあるスペースで患者さんの運動や食生活に合わせて個別に指導を行います。必要に応じて食事のモデルを用意してご説明することやキッチンで糖尿病食を作ることもありますよ。治療に際しては、医師・看護師・臨床検査技師が管理栄養士や健康運動士と一緒に患者さんの指導を行っていく…というチーム診療も当院の特徴の一つです。薬はあくまで補助的なものと考え日々の生活を正しくしていくというのが治療の基本ですね。糖尿病は血糖値の管理が大切ですので、測定機械をお貸ししています。
また、治療の取り組みの一環として年に1~2回「糖尿病食を楽しむ会」を開催しています。
食事と運動を楽しむ体験をするほか、専門医による感染症や歯周病など健康に関連した講義、患者さん同士のふれあいを目的としています。治療に関する悩みや疑問を解決する場として患者さんから好評をいただいています。川崎市では市民公開講座の一つとして糖尿病市民講座を開催しています。予防のためにもそうした講座にも足を運んで欲しいと思いますね。

国内初、スマホアプリ「Welbyマイカルテ」を活用した検査データの把握

当院では電子カルテを導入。2017年から「Welbyマイカルテ」というソフトと連携した治療を行っています。これは日本で初めて導入されたソフトで、通信機能を搭載した血圧計や血糖値計のデータを
糖尿病や高血圧など生活習慣病の方がそれまで自己管理していたデータを医師とつながることで正確でリアルタイムに共有できるのが大きなメリットです。患者さんの希望があれば、食事の写真を送ることもできるんですよ。日常の数値を継続して知ることができて、カルテに反映できるので診断にとても役立っています。また、手書きで行っていたデータ管理が楽に行えることやグラフで分かりやすくみることができるのも利点の一つですね。患者さんの病状の、より正確な把握のために今後も活用していきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

糖尿病と診断されてしまうと薬を飲まなくてはいけない…そう思っていませんか。手足がなくなる、目が見えなくなる…など必要以上に怖い病気と考えている方も多いと思います。当院では患者さんの状態を拝見し、まずは食事や運動といった日常生活へのアドバイスから治療を行います。糖尿病専門医として適切な助言をさせていただきますのでご安心ください。
また、糖尿病はもちろん高血圧、甲状腺疾患など生活習慣病でお困りの方、健康診断で指導された方、検査数値が気になる方も遠慮なくご相談ください。最新機器も活用し日頃の健康管理からしっかりとサポートいたします。また、当院は川崎市の特定検診にも対応しており、各種健康診断を実施しています。日頃健康診断を受ける機会がない方は、こうした機会も利用して日頃の健康維持をしていただければと思います。当院では医師・スタッフがチームとなり患者さん1人1人に合わせた指導を行います。体調がすぐれない、健康のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。

※上記記事は2018年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

松葉 育郎 院長  MEMO

  • 出身地:アメリカ(シカゴ)
  • 座右の銘・好きな言葉:命を守るため、命懸けで

グラフで見る『松葉 育郎 院長 』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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