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羽生 健 院長 & 友起子 副院長 & 仁 医師

HANYU KEN & YUKIKO & JIN

各分野のスペシャリストが集結し、地域の中で質の高い医療を提供する

東京慈恵会医科大学を卒業後、消化器を専門に経験を重ねた後、「梶が谷駅」そばに開業。

羽生 健 院長 &  友起子 副院長 & 仁 医師

羽生 健 院長 & 友起子 副院長 & 仁 医師

梶ヶ谷クリニック

川崎市高津区/末長/梶が谷駅

  • ●内科
  • ●小児科
  • ●外科
  • ●消化器内科
  • ●循環器内科
  • ●肛門科
  • ●健診・検診

母の願いを叶えて医師になり、地域に根差して診療を続ける

羽生 健 院長 &  友起子 副院長 & 仁 医師

【仁 先生】
わたしは生まれてから20歳になるまでタイで過ごしました。父はタイで起業して商店を営んでおり、一家で暮らしていました。母はこの国の気候になじまなかったせいか身体が弱かったのですが、当時のタイには医師も病院も少なく適切な治療を受けることができませんでした。子供心にも母が弱っていく姿は痛々しく、できることなら自分が変わってあげたいくらいでした。大変残念なことに、母はわたしが19歳のとき亡くなりました。58歳の若さでした。「自分には何もできなかった」という悔恨の思いから医師を志したのですが、医師になることは母の願いでもありました。
しかし20歳までタイで暮らしてきたわたしにとって、勉強は想像を絶する大変さでした。まず受験勉強をしなくてはならないのですが、その前に日本語の壁が立ちはだかりました。中国語の心得はあり漢字は理解していましたが、日本語となれば文法も発音も異なります。時間はかかりましたが寝食を忘れて勉強に励み、東京慈恵会医科大学に入学しました。6年のカリキュラムを終えて卒業した後は、母校の内科医局に入局して5年間臨床と研究に没頭しました。日本で勉強を始めてから開業までの十数年間は目まぐるしいほど多忙でしたが、母を亡くしたときの悔恨の念が、常にわたしの背中を押しました。

開業は1980年です。最初は小さなクリニックから始めましたが、近隣の土地を少しずつ譲っていただきながら増改築し、2015年にリニューアルしました。これまで35年にわたり地域のみなさまと共に歩んでまいりましたが、さらに利便性を高めるように工夫しました。現在2階には整形外科、3階には皮膚科が入っておりますので、体の不調でお困りの患者さんにとって、治療が一か所で済めばこれに越したことはありません。

また私は平成22年6月にタイ国よりジャトーカタ勲章を受け賜りました。自分自身が留学生のとき大変苦労した数々の問題を後輩たちにはさせたくないという思いから、何十人もの外国人留学生の世話をしてきたことが評価されたのです。帰国した留学生はいまやタイで政治、経済、起業の中心になって活躍し、日本との友好親善に尽力してくれています。この受賞は自分自身の喜びとともに、帰国した留学生、現在日本にいる留学生にいただいたものです。 今後も日本とタイの末長い友好親善を心から願います。

最高の医療は、患者さんとの信頼関係の上に築かれる

羽生 健 院長 &  友起子 副院長 & 仁 医師

ホームページにも記載していますが、「最高の診療は医師と患者の限りない信頼と、深い愛情の上に築かれる」をモットーに、35年間患者さんと向き合ってきました。やはり診療の基本は問診にあると思うのです。例えば「痛み」にはさまざまな表情があります。鈍痛か激痛か、痛む箇所はどこか、ほかにどのような症状が伴うか….などその正体を明らかにするために、より掘り下げてお聞きしなくてはなりません。また病によっては、家族構成、生活習慣、お仕事の内容についてお伺いしたり、ご家族からお聞きすることもあります。ご本人が言い忘れていることもあるからです。より的確な診断のために、できるだけ多くの情報を収集しています。

患者さんの通いさすさに配慮した、総合クリニックとして

羽生 健 院長 &  友起子 副院長 & 仁 医師

診療項目は、内科、消化器外科(内視鏡・大腸カメラ)、外科、小児科です。在宅診療、健康診断、予防接種も承っています。予防接種は、特殊なもの(はしかなど)を除いて予約なしで受けられます。詳しくは電話でお問合せ下さい。毎年秋口からインフルエンザの予防接種をご用意していますので、いつでもお越しください。土日も開いていますし、広い駐車場を完備していますので、お勤めの方も準備なしにご来院いただけます。

内視鏡検査についてですが、当院では鎮痛剤を使用いたしませんので、患者さんには検査の様子をライブ画像でご確認いただけます。胃カメラはもちろん、大腸カメラも鎮痛剤のみの使用で行っております。勿論、鎮静薬ご希望の方はお申しつけ下さい。なお、経鼻内視鏡(胃カメラ)と、大腸内視鏡はフジノン社製の最新モデル(2015.1月現在)を使用しております。

3名の医師を中心に、各分野のスペシャリストが連携して診療にあたる

医師3名がそれぞれ別の専門を持ち分業が進んでいるところ、そして3名が常に連絡を取り合い情報伝達が行き届いているところが当院の「強み」です。仁先生は内科・小児科を専門としており、穏和な人柄でお年寄りからお子さんまで丁寧な診察をします。健院長は消化器系疾患のスペシャリストで、一般外科の他に、胃カメラ、大腸内視鏡、腹部エコーを当院で担当しており、痔の治療も積極的に行なっています。東京慈恵会医科大学・総合高津中央病院で現在も外来を行っております。友起子副院長は内科医であり、小学生2人の母でもあります。自らも子育てでさまざまな苦労をしてきたため、お母さま方のお悩みをお聞きできます。一方では在宅医療や老人医療にも力を入れています。3人3様の個性があり、必ずご自分に合うキャラクターの先生が見つかるはずです。

3人の情報伝達が進んでいますと、高血圧が心配でいらした方に虫垂炎が見つかる、など思わぬ病気を早期発見できることがあります。クリニックでありながら総合病院としての側面を持ち、複数の医師を擁する当院の真の「強み」はここにあるかもしれません。また3名という人数もちょうどよいのだと思います。現在の体制では、主に、2名が院内で診察を行っています。

もうひとつ、リニューアルにより、診察室が3つとなりましたが、さまざまな科の先生を非常勤でお呼びして、診ていただけるようにしていこうと考えています。 現在、毎週日曜奇数週は慈恵医大病院の小児科医、日曜偶数週は循環器内科医による専門外来を行っています。そして、毎週火曜午前中は慈恵医大第三病院外科部長兼副院長の岡本友好先生による診察を行っております。

これから受診される患者さんへ

診療方針と重複しますが、まずは問診を重視して患者さんに寄り添えるよう心がけています。例えば痛みで苦しんでいらっしゃるのであれば、ほかの病気があってもまずは痛みを軽減することから始めなければなりません。

地域のみなさまには、とにかく定期的に健診を受けていただきたいですね。当院は特に消化器疾患の治療に力を入れているため、最新鋭の各種内視鏡を取り揃えています。現在ではかなり高い確率でがんにかかることが知られているため、もはやがんは驚くような病ではなくなりました。研究が進み、治療技術が目覚ましい進歩を遂げたことから、治る病気になりつつあります。特に早期に発見すれば、開腹手術を行わずに患部を取り除き、入院すら必要ない場合もあります。がんで命を落とすことほどもったいないことはありません。

各種健診、予防接種ともに万全の準備を整えていますので、どうぞお気軽にお越しください。

※上記記事は2015年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

羽生 健 院長 & 友起子 副院長 & 仁 医師 MEMO

外科専門医 /消化器病専門医 /大腸肛門病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:【健 院長】川崎市 【友起子 副院長】東京都世田谷区 【仁 医師】タイ
  • 趣味・特技:【健 院長】ゴルフ 【友起子 副院長】テニス 【仁 医師】旅行、料理
  • 好きな本・愛読書:【健 院長】浅田次郎の著書 【友起子 副院長】湊かなえ、江国香織の著書 【仁 医師】旅行の写真集
  • 好きな映画:【健 院長】「ショーシャンクの空に」 【友起子 副院長】「ローマの休日」 【仁 医師】「タイタニック」
  • 好きな言葉・座右の銘:【健 院長】Just Do It 【仁 医師】頑張れば成功する
  • 好きな場所・観光地:【健 院長】ゴルフ場 【友起子 副院長】自宅 【仁 医師】サンフランシスコ

グラフで見る『羽生 健 院長 & 友起子 副院長 & 仁 医師』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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