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野村 征敬 院長

MASATAKA NOMURA

大学病院での豊富な経験を活かし、患者さんに合った治療の選択肢を

東海大学医学部卒業後、同大学附属病院にてスーパーローテーション。地元の広島大学及び関連病院で臨床経験を積む。2007年、新百合ヶ丘駅近くのエルミロード内に野村眼科を開院。

野村 征敬 院長

野村 征敬 院長

野村眼科

川崎市麻生区/上麻生/新百合ヶ丘駅

  • ●眼科
  • ●小児眼科

歯科医師の母の背中を見て育ち、眼科の専門医として開院

野村 征敬 院長

私の母は歯科医師で、幼少期より医療関係者に囲まれて育ちました。当時母は一人で歯科医院を切り盛りしており、夜遅くまで忙しく働いている姿を見て、自分にはとても務まらない大変な仕事だと感じていました。しかし年齢を重ねていくうちに自然と医師としての道に惹かれ、東海大学医学部へ進みました。卒業後の2年間の研修では、脳外科、麻酔科、救命救急科などの臨床にも触れ、最終的に眼科を専門として経験を積んできました。眼科には外科的と内科的な要素があり、白内障などの手術にも対応できることから、自分の性格に合っていると感じたのです。また眼科は病気によって、術後の結果が比較的早く出ることで、患者さんに喜んでもらえることも眼科を選んだ理由でした。地元の広島大学眼科に入局し、約10年間関連病院で経験を積み、2007年、新百合ヶ丘駅近くに野村眼科を開院しました。広島での開院も考えましたが、母校の東海大学がある小田急沿線でご縁があり、駅近くのエルミロード6Fでの開院に至りました。エルミロードはイトーヨーカドーを併設した商業施設で、ビルの休館日と年末年始以外は土日祝日も含めて診療をしていますので、近隣にお住いの方を中心に、お子様からご高齢の方までご利用頂いています。お盆などの長期休暇中に帰省したタイミングで受診される方もいらっしゃいます。

的確な一次診療をおこない、大学病院との医療連携も

野村 征敬 院長

当院では、眼科一般、小児眼科一般、白内障・緑内障全般、ドライアイ検査、眼精疲労、結膜炎、ものもらい、コンタクトレンズ及び眼鏡の処方と、幅広く対応しています。多く見られる症状としては、結膜炎やものもらいなどの眼の炎症、ご高齢の方は白内障や緑内障が挙げられます。ビル内の別のフロアにコンタクトレンズや眼鏡を取り扱う店舗が併設していますので、それらの処方を求めて来られる方も増えています。
こちらでは手術には対応しておりませんが、聖マリアンナ医科大学病院を中心に医療連携をおこなっています。硝子体や網膜などの眼底疾患を含めた様々な症例の治療経験を活かして、一次診療として正確に診断し、重篤な患者さんをより専門性の高い大学病院や総合病院へ送り出すことも診療所としての大事な役割だと思っています。術後ある程度状態が安定してから、診療所でその後の経過を診させて頂くことで、スムーズな診療が可能です。的確な検査をおこなうため、光干渉断層計(OCT)も導入。これまで平面的に見て分からなかった病気も、網膜の断層写真を見ることでより精密な検査ができるようになりました。

白内障の早期手術と、サプリメントによる予防

野村 征敬 院長

老眼は40歳前後から始まる方が多く、遠視・乱視・老眼が進むことによって、これまでの眼鏡の度数が合わなくなります。疲れ目の症状で受診される方の中には、眼鏡の度数が合っておらず目に負担がかかっていたというケースも多くみられますので、見え方に違和感があれば是非受診して頂きたいと思います。
また、40代で3割、50代で5割、60代で6~7割以上の方が白内障になると言われており、視力の低下、かすむ、まぶしい、二重に見えるなどの症状が出てきます。一昔前までは悪くなってから手術をするというのが一般的でしたが、近年は手術の技術も進歩し、点眼麻酔で痛みもなく、日帰り手術も可能になりましたので、早めに手術をして術後の見える生活を楽しんで欲しいと思います。近視を和らげる眼内レンズもありますので、術後に裸眼で生活できるようになる方もいらっしゃいます。白内障は基本的には手術以外では治すことができず、紫外線対策が白内障の防止に有効的とされてきましたが、これまで患者さんご自身ができる予防策があまりありませんでした。しかし最近では、酸化や糖化が白内障を進行させるという研究データから、サプリメントを服用して白内障を予防するという治療方法もでてきました。そこで当院では、白内障の発症リスクや進行を抑える対策の一つとして保険診療外でサプリメントの処方もおこなっています。また、黄斑変性症の方にはルテインという成分が有効的なので、サプリメントを服用している方も増えています。自費診療でできる治療の選択肢が広がってきていますので、患者さんの意識を高めるためにも、様々な治療方法についてお話をしております。まずは従来の治療方法以外にもできることがあるということを知って頂きたいと思います。

お子様の近視進行を抑制させる眼鏡の使い分けを

学校の検診で視力低下を指摘され、眼鏡の処方で受診されるお子様が多くいらっしゃいます。近視は、遺伝、年齢、生活習慣が原因となると言われており、その中でも生活習慣が一番の原因になっています。遠くを見えるようにするために眼鏡をつくって安心してしまう親御さんがほとんどですが、実は、遠くを見るための眼鏡で近くを見続けると近視が進んでしまうことがあります。近視が軽い場合は、遠くを見る時は眼鏡をかけて、近くを見る時は眼鏡を外すように習慣づけること望ましく、逆に、近くを見る際に近づき過ぎても近視が進みやすくなりますので、40~50cm程離して見ることが大事です。また、近視が強くて近くが裸眼で見えない場合は、近くを見る用の眼鏡と遠くを見る用の眼鏡を使い分ける、もしくは、遠近両用レンズの使用をおすすめしています。近視は進んでしまうと治すことは難しい上に、眼の疾患にかかりやすく、強度の近視の方は軽度の近視の方に比べて、網膜剥離、眼底出血、緑内障のリスクが3倍以上高いと言われています。ですから、子供のうちからいかに近視が進まないようにするかを考慮し、病気にかかるリスクを抑えることが大切です。来月より視能訓練士(ORT)を増員しますので、小児眼科に特化した検査も充実させていきたいと思っています。お子様に多い眼の病気に斜視や弱視がありますが、特に弱視は遅くても小学校低学年までに治療をしないと視力が発達しない恐れがありますので、早期発見・早期治療に力をいれております。

これから受診される患者さんへ

数多い眼科の中からご縁あって受診して頂くわけですから、患者さんが来院されるきっかけになった悩みをお伺いし、検査の写真やデータをもとに時間をかけてしっかり説明をして、納得・理解して頂くことを日々心がけております。糖尿病など慢性的な疾患を抱えている患者さんも多くいらっしゃるので、今後も、内科医や脳外科医、大学病院や総合病院と連携を取り合って診療をおこないたいと思っています。例えば視野が狭くなった場合、緑内障の症状なのか、脳など他の病気が影響しているのか、他科の医師とやりとりをしながら判断をしていくケースもありますので、患者さんに安心して受診して頂けるよう体制づくりを強化したいと思います。

※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

野村 征敬 院長 MEMO

  • 出身地:広島県
  • 趣味:カラオケ、工作、旅行
  • 好きな本:SF系
  • 好きな映画:SF系、アドベンチャー系
  • 好きな音楽:JPOP
  • 行ってみたい場所:ニュージーランド

グラフで見る『野村 征敬 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

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