栗木台かわぐちクリニック
川崎市麻生区/栗木台/栗平駅
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川口 文夫 院長への独自インタビュー
縁がつながり、地域のクリニックを開設
内科医であった父の後ろ姿を見て育ち、この道を志すようになっていました。昔は「家業を継ぐ」というのが当たり前の時代だったものですから、私もいつの間にか、そう考えるようになっていたのだと思います。
大学卒業後は、聖マリアンナ医科大学で小児外科医の道を選びました。父は内科医でしたが、私は性格からいっても外科医が向いてると思っていましたし、小児外科という始まったばかりの分野で、子ども達の希望に添い遂げたいと考えたんですね。
『栗木台かわぐちクリニック』は、2005年に開院いたしました。私はそれ以前からこのあたりに居を構えており、地元の方からご紹介を受けてこの地にクリニックを設けることになったのです。「いずれ、地域に帰る」。そう考えていた私にとって、本当に良い縁だったと思っています。
子供からご高齢の方まで、あらゆる病気を診ていく
当クリニックは、内科・小児科・小児外科・外科を標榜し、大人から子供まで診れる診療所を目指しています。この方針は、私がもともと小児外科医であったことと、大学を辞してから一般病院に勤め、そこで高齢者医療を始めとして様々な分野に携わった経験がもとになっています。開業当初は専門性を活かしたクリニックが主流になっていたため、「時代に逆行しているかもしれない……」との懸念もありましたが、地域のクリニックの方向性として、これも1つの形ではないかと思うようになりました。
開業から14年が経ち、当初は小学生だった子が、結婚して子供を生み、次の世代の子達を連れて来院するということも徐々に増えてきました。振り返ってみますと、今私がやっていることは、郷里で父がやっていたことと同じようなものなんですよね。場所も時代も異なりますが、多少なりとも父の意思を受け継げたのではないかと思っています。