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諏訪 敏之 院長

TOSHIYUKI SUWA

ライフワークである消化器疾患の診療を軸に、地域のかかりつけ医としての役割を果たす

聖マリアンナ医大卒業。島田総合病院、聖ヨゼフ病院、聖マリアンナ医科大学病院、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院、メディクスクリニック副院長を経て、2014年9月に『読売ランド前すわクリニック』を開設(小田急線「読売ランド前駅」より徒歩1分)。

諏訪 敏之 院長

諏訪 敏之 院長

読売ランド前すわクリニック

川崎市多摩区/西生田/読売ランド前駅

  • ●内科
  • ●外科
  • ●消化器内科

胃腸を専門とする医師として、より多くの人に貢献するために

諏訪 敏之 院長

父が外科医でしたので、幼少期から医師という仕事が身近で、常に目指したい存在としてありました。父とは職業観を含めさまざまな話をしました。その中で「人の命を救うことの尊さ」を感じることは多かったです。影響の大きさゆえ、必然的に「同じ道を志したい」という想いを抱くようになりました。
大学を卒業した2000年に聖マリアンナ医科大学病院消化器・一般外科に入り、消化器外科の医局員として勤務。その後、訪問診療を軸とするメディクスクリニック溝の口副院長を経て、2014年10月に『読売ランド前すわクリニック』を開設いたしました。
大学時代は病状が進んだ患者さんを拝見していましたが、そこに至る前の段階で私にできることがあるのではないか、という思いが自らのクリニックを開くきっかけの一つになりました。癌になりうるリスクを啓蒙する、あるいは不幸にして癌が見つかったとしても、より早い段階で発見に至ることにより、患者さんに負担のない治療を提案していけたらと考えています。

高次医療機関とも連携をとり、地域のかかりつけ医としての責任を果たす

諏訪 敏之 院長

私の専門である胃腸系のお悩みが多いことは確かですが、全体からすれば、それ以外の様々なお悩みの方が多いかもしれません。専門性を活かしつつ、プライマリケア医として地域に根付きたいと考えていた私にとって、この傾向は喜ばしいものでした。
消化器以外の病気でも、早期に発見することで大事に至らずに済んだという例も少なからず出てきています。開院から4年が経つわけですけども、この間に脳卒中や大動脈解離の患者さんを発見して高次医療機関にすみやかに送ることにより、不幸な転機を辿らずに済んだ、というケースがありました。
ここは私がずっと診療をしていた聖マリアンナ医科大学病院に近く、病診連携がスムーズにおこなえるという利点があります。大事があった時だけではなく、例えば、お薬を1日がかりでもらいに行くなど、患者さんにとって負担の大きいことも、こちらで対応可能なことはさせていただきたいと思っています。

負担の少ない経鼻内視鏡を用い、胃がんの早期発見に尽力していきたい

諏訪 敏之 院長

クリニックでは嘔吐反射(吐き気)を起こしにくい極細のスコープを用いた経鼻内視鏡検査をおこなっています。機器の恩恵と合わせ、できる限り皆さんに苦痛なく検査を受けてもらえるよう配慮しています。
胃がんはもちろんですけども、最近では、ピロリ菌の存在も広く知れ渡ってきております。その一方で、ピロリ菌が実際にどういうものなのかということまでは、あまり知られてないように思われます。
ピロリ菌を除菌することにより、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防ができるとともに、胃がんのリスクを大幅に軽減することが可能になります。ピロリ菌が原因で胃がんになるという1つのプロセスはほぼ解明されており、リスクを完全にゼロにすることはできませんが、除菌をすることによって確実に数字を減らすことはできます。他方で、リスクがゼロにはならないため、除菌後も定期的に検査をする必要が生じますが、その辺りのことについても皆さんにご理解いただけるよう説明をおこなっています。

多様になってきているおなかの病気

胃腸の病気ということでは、逆流性食道炎の患者さんも少なくありません。そのメカニズムは単純なものではありませんが、種々の要因によって胃酸の逆流が起こり、「胸やけ」や「呑酸(どんさん)」に代表される諸症状が起こる病気です。
他方で時に逆流性食道炎と症状が非常に類似するものに、機能性ディスペプシアという疾患があります。機能性消化管疾患の1亜型であるこの病気は比較的若い方に多い傾向があり、特徴として検査をしても何ら異常が認められないという点があります。このため以前は「なんの異常もありませんから様子を見ていいですよ」と言われていたものが、昨今、疾患として認識されるようになってきました。
機能性ディスペプシアの発生の要因にはさまざまな因子が関与しているといわれており、決して単純な病気ではありませんが、症状を抑える有効なお薬も発売されています。患者さんの症状やご希望により、その人に合ったものを適切に処方し、日常生活を楽に送っていただけるようにしていきたいですね。

これから受診される患者さんへ

ライフワークとしてきた消化器分野では、本当に一刻を争うような具合の悪い方を多々診てまいりました。その経験を生かし、的確に状況を判断することは可能だと思っていますので、何か困ったことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。地域と共にあるクリニックとして、少しでも皆様のお役に立てていけたらと思っております。

※上記記事は2018年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

諏訪 敏之 院長 MEMO

外科専門医 /消化器外科専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味:子供と遊ぶこと
  • 好きな作家:浅田次郎
  • 座右の銘:「人事を尽くして天命を待つ」
  • 好きな音楽:ポップス、ロック
  • 好きな場所:ハワイ、動物園

グラフで見る『諏訪 敏之 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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