山崎クリニック
川崎市多摩区/西生田/読売ランド前駅
- 内科
- 小児科
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山崎 晴義 院長への独自インタビュー
海外各地で診療経験を積み、地域医療に貢献するため開院
私はもともと人形町の呉服屋で生まれました。将来は医師になり人の役に立ちたいと考え、医学の道を志しました。今は内科から小児科まで診療していますが、慶應義塾大学医学部卒業後、最初に専門として学んだのは産婦人科です。在籍していた大学でアメリカの医師ライセンスを取った後渡米。その後、パリ大学やロンドンを経てアフリカのザンビア共和国に産婦人科医として渡りました。 海外で診療をするためにはその国の医師免許が必要です。アフリカで診療を行いたいと考えた私はザンビアを統治していたイギリスに渡り診療ライセンスを取得しました。
ザンビアは銅が取れて経済的にも恵まれていたので大きな病院も多く、そうした政府の病院に4年間勤めた後開業したんですね。産婦人科医として開業したのですが私がお産でお世話した患者さん達が 退院後もちょっとした体の不調から伝染病まで診てくれとやってくるんです。 必要に迫られてお子様から大人の方まで診療を行っていましたが、帰国後もその経験を活かして地域に医療を提供しようと考え、内科と小児科で診療することにしました。しばらくは勉強し直すのは大変でしたけどね(笑)。クリニックの壁には診療した患者さんからプレゼントしていただいた動物の毛皮を飾っています。今でも当時を思い出しますね。
地域で40年以上愛されるクリニック
当院の開業は1977年です。家内の父がこの土地を用意しておいてくれたこともあり、この場所で開院することにしました。この場所は遠くまで見渡せて眺めがいい場所で、まるでアフリカのようなその眺めの良さも魅力に感じた一つですね。(笑)当時は周りに医師も少なくて、内科から外科までどんな症状でも診ましたね。今は周囲に医療機関も増えましたので小児科と内科を診察しています。患者さんはお子さんからご高齢の方まで近隣にお住まいの方がほとんどです。心電図やレントゲンも完備していますので、健康診断なども行っていますよ。地域のホームドクターとして診療しています。
大学病院や総合病院、専門医など地域の医療機関との連携も密にとっていて、こちらから患者さんをご紹介することもありますし、逆に患者さんをご紹介いただくこともあります。最近食欲がないという患者さんを大学病院にご紹介したら、胃がんが見つかったこともあります。必要な検査の数値や画像データをすぐに送ってもらえますし、緊密な連携ができていますね。診療所と病院の連携がスムーズな海外のオープンシステムにかなり近づいていると思います。開院して40年以上になりますが、地域の方の健康維持に少しでもお役に立てればと思いますね。