丸田 和夫 院長
KAZUO MARUTA
地域で40年愛されるクリニックを継承する
内視鏡検査のスペシャリスト
東京医科大学卒業後、同大学内科学、新潟大学で研究医に。都立大塚病院内科、東京医科大学八王子医療センター 消化器内科、横浜総合病院消化器内科副部長を経て、丸田クリニックを継承(東急田園都市線「鷺沼駅」より徒歩2分)。
丸田 和夫 院長
丸田クリニック
川崎市宮前区/鷺沼/鷺沼駅
- ●内科
- ●消化器内科
父の診療風景を見ていたことが医師を目指すきっかけ
医師の道を志したのは、やはり父が開業医をしていた影響が大きいですね。自宅の隣にクリニックがあっとこともあり、父の診療風景を見ていましたので医師は一番身近な職業でした。自分にもいつの間にか将来はお医者さんになるんだろうな…という意識は芽生えていたと思いますね。
東京医科大学卒業後は、母校の消化器内科、新潟の関連病院で研修を受けました。体の組織の色あいや堅さなどから病気の状態を知る「病態生理学」という分野を学んだのですが、こうした研修を受けたことはその後の診療に大きく役立っていると思います。その後は都立大塚病院や八王子医療センターで勤務し、横浜総合病院消化器内科では消化器内科の立ち上げに携わり、副部長をさせていただくなど、多くの経験を積みました。2016年、地元の方にこれまでの経験を生かした診療を提供するため、父の後を継ぎ、丸田クリニックをリニューアルして開院しました(東急田園都市線「鷺沼駅」より徒歩2分)。
地域で親しまれるクリニックを継承してリニューアル
当クリニックは父の代から40年、地域の方にお世話になっており、2016年、全面的に建て替える形でリニューアルオープンしました。以前は入院施設もある有床施設として診療をおこなっていました。今よりも大きく、建物もかなりしっかりした造りだったのですが、より患者さんの居心地の良いクリニックにしたいと考え、全く新しいクリニックを目指しました。
院内はバリアフリー仕様に対応したほか、トイレにはベビーチェアも設置するなどお子さん連れやご高齢の方にも利用しやすいことを大切にしています。病床だったスペースを減らし、医院全体がコンパクトになった分、待合室には吹き抜けを設け解放感を出しました。以前のようにスリッパに履き替えることもないので利用しやすくなっていると思います。
また、使わない診療室を減らし、その分検査エリア、処置室、患者さんの休息室(リカバリールーム)など院内の施設をしっかりと分けました。こうすることで同時に別の患者さんの検査や処置がおこなえるようになり、お待たせする時間を減らすことができています。
駅からは徒歩2分の距離で、駐車場や駐輪場も完備しておりますので、ご都合のよい方法でご来院いただければと思います。
消化器の病気から風邪の症状まで幅広く対応
当院は40年前の開院以来、消化器を中心とした一般内科の症状を幅広く診療しています。風邪や高血圧といった症状の診察のほか、胃カメラ、大腸カメラという内視鏡検査をおこなえることが大きな特徴です。開院当初は近隣で内視鏡検査を受けられる所は、大きな病院以外では当院位しかありませんでした。地域のクリニックとして検査の待ち時間が少ないことが特色の一つですので、昔から来ていただいている方は内視鏡検査で、新しくお引っ越しされてきた方は内科の症状でみえることが多いですね。院内の設備は幅広い症状に対応できるようにレントゲンや心電図、超音波診断装置など内科診療に必要な設備のほか、胃カメラと大腸カメラの検査設備、検査の後患者さんにお休みいただくリカバリールームを完備しています。今は近隣にも専門のお医者さんを集めたメディカルモールができるなど、この地域のドクターも専門化・細分化が進んでいますが、当院は内視鏡の豊富な経験を生かしつつ、地域の方のかかりつけ医としてお役に立てればと考えています。
治療の際にはお薬もお出ししますが、患者さんとお話をして病気や治療に納得していただくことも治療の一環です。これを食べないようにして様子を見てくださいね、など生活のアドバイスなどもおこないます。薬は必要最小限にして必要な検査や治療を的確におこなうことを大切にするのが当クリニックの診療です。
また、最近はインターネットでさまざまな情報を見ることができるようになっています。最新の情報を得ることもできますが、反面、検索の仕方次第によっては偏った情報が見つかる事も少なくありません。情報に振り回されて必要以上に不安になる方もいらっしゃいます。そうした方に的確なアドバイスができるように、常に新しい医療情報を学ぶことも心がけていきたいと思います。
検査時の痛みや苦しみの少ない内視鏡検査
当クリニックの診療の大きな特徴は、胃カメラと大腸カメラの内視鏡検査です。胃の検査は昔はバリウムを用いることが多かったのですが、状況により病気の判別が難しいのが難点でした。今では内視鏡を用いた検査が主流になりつつります。当クリニックでも内視鏡を用いて胃がんやがんの原因の一つと言われているピロリ菌、大腸がんなどの病気を早期発見することを目指して診療をおこなっています。
しかし、どちらの検査も痛みや苦しみがあるからと敬遠される方も多いのではないでしょうか。胃カメラの場合は検査時に喉の部分に検査機器が触れることによる嘔吐感、大腸カメラの場合には、検査のために腸内に入れる酸素による張りや痛みがその原因です。当院ではそうした不快感を持つことなく検査を受けることが可能です。理由の一つとしては検査の経験が豊富なこと、もう一つは痛みの少ない最新の検査機器を使用していることです。
私は勤務医時代に胃カメラを年間300件、大腸カメラを年間600件、当クリニックでの診療でも胃カメラは年間300件、大腸カメラは年間100件以上の検査を実施しております。25年間そうした経験を積む中で、痛みの少ない検査をする技術を磨いて参りました。加えて当院では最新の検査機器を採用。胃カメラでは喉ではなく鼻から入れるタイプの機器を使用できます。また、大腸カメラでは検査時酸素の代わりに炭酸ガスを使用します。炭酸ガスはすぐに腸から吸収されて、肺から呼吸時に排出される無害な気体ですから、お腹の張りで苦しむことなく検査することが可能です。また、希望する患者さんには、鎮静剤を用いて眠っている間に検査をすることもできます。内視鏡検査の際には、一緒に体の中の映像を見ながらお体の状態についてご説明します。鎮静剤を使用した方には後日受診の際に改めてご説明しています。もちろん画像をご覧いただく事も可能です。こうした分かりやすいご説明をすることで、不安な気持ちを払拭できるかと思います。
もし、何か異常がみられる場合には、速やかに組織を採取して提携先の病院と協力して検査を致します。また、検査の結果、入院治療や手術が必要になった場合には、横浜総合病院や虎ノ門病院など適切な医療機関をご紹介致します。消化器内科の専門医として連携をとらせていただいている医療機関が数多くあることも当院クリニックの強みの一つですので、ご安心ください。これからも、診療や検査の質を更に高めつつ、地域医療に貢献していきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
当院でおこなっている胃や大腸の内視鏡検査では、不安な気持ちを抱えて検査に来る方も少なくありません。また、胃カメラや大腸カメラの検査は痛くて苦しいというイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいます。ですから診療の際には「わかりやすい言葉で丁寧にご説明をすること」「患者さんが質問をしやすい雰囲気を作ること」という2つのことを特に大切にしています。
当院は消化器の診療に特化した内科ですが、内視鏡を使用した診療で多くの経験を積んでいます。最新の設備も活用して痛くない・苦しくない検査が可能です。今まで胃カメラと大腸カメラをしたことがなくて不安な方、お腹関係の病気の方、健康診断で異常が指摘された方など胃やお腹の病気で不安や気がかりなことをお持ちの方に来ていただきたいと考えております。
また、風邪(感冒)や糖尿病、高血圧、脂質代謝異常症(コレステロール高値)、痛風など慢性疾患など内科全般の症状も広く診察しています。 シーズン時にはインフルエンザの治療・予防接種も
受け付けておりますので、かかりつけ医として気軽に足を運んでいただければと思います。鷺沼駅から徒歩2分。ネットでの予約も可能です。土曜日・日曜日の午前中も診療をしていますので、お体の不調を感じた時には遠慮なくご相談ください。
※上記記事は2018年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
丸田 和夫 院長 MEMO
消化器内視鏡専門医
- 出身地:川崎市宮前
- 趣味・特技:内視鏡
- 好きな本・作家:はやりもの一般、何でも読みます
- 好きな映画:何でも観ます
- 好きな言葉・座右の銘:倫理的思考
- 好きな音楽・アーティスト:洋楽一般
- 好きな場所・観光地:Hawaii
グラフで見る『丸田 和夫 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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